FeederとFeedbinはどちらもRSSリーダーです。大きな違いは料金体系で、Feederには200件のフィードを登録できる無料プランがある一方、Feedbinは30日間の無料トライアル後に有料プランを利用するサービスです。広告のないシンプルなリーダーを使いたい人や、好みのアプリを選びたい人にはFeedbinが向いています。まずは無料で始めたい人、公式Androidアプリを使いたい人、チームでフィードを共有したい人にはFeederが向いています。
Feedbinとは
Feedbinは、サンフランシスコを拠点とするBen UboisとTodd J. Collinsが開発した有料RSSリーダーです。「2013年からフィードを配信」とうたっています。ウェブのほか、FeedbinのiPhone・iPadアプリで利用でき、Feedbinアカウントと同期できるアプリも多数あります。ウェブサイトに加えて、メールニュースレター、ポッドキャスト、YouTubeチャンネルや再生リスト、Mastodonも取り込めます。料金ページでは「広告なし、トラッキングなし」と明記されており、コードはMITライセンスのオープンソースです。
Feederとは
Feederはウェブで使えるRSSリーダーで、Chrome、Firefox、Edgeの拡張機能とiOS・Androidアプリを提供しています。Safariではウェブアプリを利用できます。2010年にChrome拡張機能としてサービスを開始しました。サイトのアドレスをフィードを追加に貼り付けると、Feederがフィードを見つけます。ウェブサイトに加えて、無料プランでもメールニュースレター、YouTubeチャンネル、subreddit、Googleニュースをフォローできます。フィードがないサイトについては、カスタムRSSフィードやAIフィードを作成できます。
FeederとFeedbinの主な違い
以下は、2026年9月27日時点で各社の料金ページに掲載されていた情報です。
| Feeder | Feedbin | |
|---|---|---|
| 無料プラン | フィード200件、フォルダー数無制限、広告なし、利用期間の制限なし | なし。クレジットカード登録不要の30日間無料トライアルあり。 |
| 有料プラン | Plus:年間払いまたは月払い、フィード2,500件 Professional:年間払いまたは月払い、ユーザーごとにフィード10,000件 Enterprise:要問い合わせ | プランは1種類。「段階制のプランも追加オプションもありません。」 |
| 更新頻度 | 無料プランは標準で2時間ごと、最短30分ごと。PlusとProfessionalは標準で10分ごと、Plusは最短5分ごと、Professionalは最短1分ごと。 | Feedbinのサイトに記載なし |
| 対応プラットフォーム | ウェブ、iOS、Android。Chrome、Firefox、Edgeの拡張機能ではツールバーからフィードを確認できます。Safariではウェブアプリを利用できます。 | ウェブ、iPhone・iPad向けFeedbinアプリ。Safari、Chrome、Firefox向けのSubscribe & Save拡張機能では、フィードの追加や、あとで読むためのページ保存ができます。 |
| サードパーティ製アプリ | なし。Feeder専用アプリと拡張機能で記事を読みます。 | Feedbinと同期できるアプリが多数あります。AppleデバイスではReeder Classic、NetNewsWire、Unread、ReadKit、AndroidではCapy Reader、FeedMe、FocusReaderなど。 |
| 通知とメール | すべてのプランでプッシュ通知とデスクトップ通知を利用できます。Plusでは、記事ごとのメール通知、または日次・週次・月次のまとめを受け取れます。 | Actionsを通じたプッシュ通知 |
| フィルターとルール | Plusではルールとキーワードフィルターを利用できます。記事にスターを付ける、既読にする、除外する、コレクションに追加するなどの操作が可能です。Professionalでは重複フィルターを利用できます。 | Actionsで記事にスターを付ける、既読にする、プッシュ通知を送る操作ができます。検索構文と検索の保存にも対応しています。 |
| RSS以外の情報源 | すべてのプランでメールニュースレター、YouTube、Reddit、Mastodon、Bluesky、Googleニュース、Googleアラートに対応。PlusではTelegramも利用できます。RSSがないサイト向けのカスタムフィードとAIフィードも作成できます。 | 専用のFeedbinアドレスに届くメールニュースレター、ポッドキャスト、YouTubeチャンネルや再生リスト、Mastodon |
| チーム機能 | Professionalでは、フィード、フォルダー、コレクションの共有、ワークスペース、ユーザー権限を利用できます。Slack、Microsoft Teams、Discord、Webhookに記事を投稿できます。 | チーム向けプランなし |
| AI機能 | 記事のAI要約(無料プランは1日2件、Plusは10件、Professionalは60件)とAIフィード。Plus以上ではMCPサーバーを使って、FeederをClaudeやChatGPTなどのAIアシスタントに接続できます。 | Feedbinのサイトに記載なし |
| オープンソース | いいえ。Feederはホステッドサービスです。 | はい。MITライセンス。 |
| API | Enterpriseで利用可能 | パブリックAPIあり。GitHubでドキュメントを公開。 |
Feedbinは無料で使えますか?
いいえ。Feedbinに無料プランはありません。クレジットカード登録なしで30日間無料で試せますが、その後は有料です。プランは1種類で、誰もが同じFeedbinを利用できます。「段階制のプランも追加オプションもありません。」
Feedbinの無料代替サービスは?
次のリーダーは無料で利用できます。
- Feeder:広告なしで最大200件のフィードをフォローできます。ウェブ、Chrome、Firefox、Edge、iOS、Androidで利用でき、無料プランでもニュースレターやYouTubeチャンネルに対応しています。無料プランに含まれる機能をご覧ください。
- Inoreader:広告のない表示で最大150件のフィードをフォローできます。ルール、フィルター、ニュースレターフィードの利用にはProが必要です。FeederとInoreaderの比較をご覧ください。
- NewsBlur:最大64のサイトに対応し、作者、タグ、タイトルを基準に記事を学習・フィルタリングできます。FeederとNewsBlurの比較をご覧ください。
- NetNewsWire:無料のオープンソースアプリで、Mac、iPhone、iPadのみで利用できます。iCloud経由でフィードを同期できます。
FeederとFeedbin、どちらのほうが安い?
フォローするフィードの数によって異なります。200件まではFeederを無料で利用できます。それを超える場合は、Feedbinのほうが料金を抑えられます。
料金に含まれる機能はプランごとに異なります。Feeder Plusでは最大2,500件のフィードをフォローでき、最短5分ごとに更新され、メールのまとめとルール機能が追加されます。Feedbinの単一プランでは、ニュースレターやポッドキャスト、全文抽出など、Feedbinのすべての機能が利用でき、好みのアプリで記事を読めます。
FeedbinやFeederをほかのRSSアプリで使えますか?
これはFeedbinの最大の強みです。Feedbinアカウントと同期できるアプリは多数あります。AppleデバイスではReeder Classic、NetNewsWire、Unread、ReadKit、lire、Fiery Feeds、AndroidではCapy Reader、FeedMe、FocusReaderなどが使えます。FeedbinにはパブリックAPIもあります。
Feederはサードパーティ製アプリには対応していません。ウェブアプリ、ブラウザー拡張機能、iOS・Androidアプリなど、Feeder専用のアプリで記事を読みます。どのアプリでも同じアカウントにサインインして利用できます。NetNewsWireなど特定のアプリで読むことを重視するなら、Feedbinのほうが向いています。
Feedbinがおすすめの場合
- 自分で使うアプリを選びたい。多くのリーダーアプリで、同期サービスとしてFeedbinを利用できます。
- ウェブで広告のないシンプルなリーダーを使いたい。Feedbinは「広告なし、トラッキングなし」を掲げ、2013年から運営されています。
- 記事の概要だけを配信するフィードをフォローしている。全文抽出で記事全体を表示できます。また、記事が変更されると変更箇所を確認できます。
- ニュースレターやポッドキャスト、YouTubeをフィードと一緒に管理したい。ニュースレターは専用のFeedbinアドレスに届きます。また、FeedbinはiPhone・iPad向けのポッドキャストアプリAirshowも提供しています。
- シンプルな料金体系がよい。プランは1種類で、段階制のプランや追加オプションはありません。Feeder Plusより費用を抑えられます。コードはオープンソースです。
Feederがおすすめの場合
- 無料プランを使いたい。フィード200件まで、広告なし、利用期間の制限なしで使えます。より多くのフィードが必要な場合にのみ有料プランに切り替えます。
- 公式Androidアプリを使いたい。FeederにはiOS・Androidアプリがあり、Chrome、Firefox、Edge向け拡張機能ではツールバーから新着記事を確認できます。Feedbinの公式アプリはiPhone・iPad向けなので、Androidではサードパーティ製アプリを使います。
- RSS以外の情報源も幅広くフォローしたい。Reddit、Googleニュース、Googleアラート、Blueskyはすべてのプランで利用でき、PlusではTelegramにも対応しています。フィードがないサイトからもフィードを作成できます。
- チームで使いたい。Professionalでは、ワークスペース間でフィード、フォルダー、コレクションを共有し、SlackやMicrosoft Teamsにニュースを投稿できます。
どちらも、料金を支払う前に試せます。Feedbinは30日間、Feederは無料プランを期間の制限なく利用できます。
FeedbinからFeederに移行する方法
- フィードのOPMLファイルを用意する。OPMLは、RSSリーダー間でフィードのリストを移行するためのファイルです。設定で「エクスポート」または「OPML」を探してください。FeedbinをNetNewsWireで読んでいる場合は、NetNewsWireからリストを書き出すこともできます。
- Feederにインポートする。ウェブでFeederにサインインし、ライブラリをクリックして、インポート&エクスポートを開き、ファイルからインポートを選びます。フォルダー構成はそのまま引き継がれます。手順の詳細はOPMLを使ってフィードをインポート・エクスポートするをご覧ください。
- ニュースレターを移行する。Feedbinのアドレス宛てに届くニュースレターはFeedbinに届きます。Feederではフィードを追加をクリックし、ニュースレターを選んで自分用のFeederアドレスを取得し、そのアドレスで購読してください。詳しくはFeederでメールニュースレターを読むをご覧ください。
無料プランでは最大200件のフィードが更新されます。インポートしたファイルに200件を超えるフィードが含まれる場合は、インポート後にFeederから通知されます。アップグレードするまでは、先頭の200件のみ更新されます。
よくある質問
Feedbinを使う価値はありますか?
多くの人にとって、価値はあります。広告のないシンプルなリーダーで、ニュースレター、ポッドキャスト、YouTubeを一元管理でき、Reeder ClassicやNetNewsWireなどのアプリで読めます。200件未満のフィードをフォローしていて、ひとつのアプリで問題ない場合は、Feederのような無料プランで十分かもしれません。
FeedbinにAndroidアプリはありますか?
Feedbinの公式アプリはiPhone・iPad向けです。Androidでは、Capy Reader、FeedMe、FocusReaderなどのサードパーティ製アプリでFeedbinを利用できます。FeederにはAndroid・iOS向けの公式アプリがあり、無料プランでも利用できます。
FeedbinとFeedlyの違いは何ですか?
Feedlyには最大100件のフィードを3つのフォルダーで管理できる無料プランがあり、スポンサー広告が表示されます。Feedly Proは有料です。Feedbinには無料プランがなく、有料プランは1種類で、広告はありません。詳しくはFeedlyとFeedbinの比較をご覧ください。
Feederを試す
Feederはウェブ、iOS、Androidで使えるRSSリーダーで、Chrome、Firefox、Edge向けの拡張機能もあります。無料プランでは最大200件のフィードを広告なしでフォローでき、最短30分ごとに更新されます。Plusでは、最大2,500件のフィードをフォローでき、最短5分ごとの更新やメールのまとめを利用できます。