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Last updated almost 2 years ago

Ameba20周年にあたってAmebaのSEOを振り返ってみる

almost 2 years ago

Amebaが20周年を迎えることができました。これもひとえにブロガーさん読者のみなさんをはじめ、多くの関係者のみなさんのおかげです。本当にありがとうございます。さて、今回はそんなAmebaでどんなSEOを行なってきたのか書ける範囲で書き留めておきたいと思います。AmebaのSEOを担当することになった日広告事業でクライアント様向けにSEOを行なっていた私に突如としてAmeba(アメブロ)のSEOを見てくれないか?という話が舞い込んできました。メディア担当役員の部屋でアメブロの検索流入が著しく低下している事実が告げられなんとかしてほしいという依頼を受けました。適当に工数を見積もって引き受けたのですが、恐ろしいことにウェブマスターツール(現Search Console)も導入されていませんでした。まずはウェブマスターツールを導入したのですが、その後想像を絶する量のスパム通知がやってきて、そっとPCを閉じました・・。その後「本当にSEOやらないとダメですか?」と聞いたほどに惨憺たる状況の中でアメブロのSEOはスタートしました。その数ヶ月後には会社の方針もあって自社メディアのSEO担当、いわゆるインハウスSEO担当者になり本格的にAmeba、アメブロのSEOを進めていくことになります。組織に受け入れてもらうための日々とは言え、広告の事業から来たどこの馬の骨かもわからない元スパマーの人間の言うことなど簡単に聞いてもらえるはずもありません。課題をたくさん抽出してもなかなか動いてもらえない状態でした。今では全社的に部署の垣根を飛び越えてスムーズに開発も進むようになっているのである意味うらやましく思います笑当時は、なぜその施策が必要なのか?いかにその施策がクリーンなのか根気強く説得しました。キーマンとは頻繁に飲みに行き、ようやく一緒にやっていこうという空気を作ることができました。スパムファイティングさんざんリンクスパムをしてきた人間がスパムファイティングするようになるとは皮肉なものです。当時のアメブロにはさまざまなスパムがありました。被リンクサイトとして作られている発リンクスパムサイト、アフィリエイトだけを目的としたアフィリエイトスパム、他サイトへの誘導だけを目的としたドアウェイスパム etc.. これらに対して自動的に検出できる仕組みルールベースと機械学習によって構築しました。おもしろいようにスパムをつぶすことができて気持ちよかったのを覚えています。金魚すくいで金魚をがんがんすくえてい???ような感覚でした。このスパムファイティングによって明らかにアメブロのSEOの状況は良くなり検索流入が改善していきました。クロール&amp;インデックスの効率化アメブロのSEOで一番自信を持っている部分はここです。ブログにはGoogleにインデックスされやすいものとされにくいものがあります。「おはよう」という文章と朝日だけが掲載されたブログは残念ながらインデックスされません。一方で、長文でトピックもはっきりしたものはほとんどがインデックスされます。詳細は伏せますが、アメブロではインデックスされやすいものに特にクローラーが回りやすい仕組みを導入しています。最近ではややその効果が薄くなってきているので再度テコ入れが必要だと思っていますが・・・。この施策によって検索流入は最高潮を迎えました。おかげさまで全社で表彰していただきましたが、本当はこの複雑な仕組みを構築していただいたエンジニアがもらうべき賞だなと思っていました。にしても、この頃がアメブロのSEOに取り組んでいて一番良い時期ではなかったかと思います。ブログ以外のSEOAmebaにはブログ本体意外にもさまざまな付随サービスがあります。https://blogger.ameba.jp/https://blogtag.ameba.jp/などのブログをまとめたようなページもあれば、https://official.ameba.jp/オフィシャルブログのトップもあります。これらも結構ビッグワードで上がっているため、ジャンルの精査や追加などを地道に行なっていました。このあたりの地味な作業は自分自身は苦手なのでメンバーに全振りでしたが笑さまざまなGoogleのプロダクトの導入ウェブマスターツールここまでGoogleのさまざまなプロダクトを導入してきました。最初は、プロダクトの導入というほどではないですが、ウェブマスターツール(Search Consoe)を各ブログごとに設定できるようにしました。これによって各ブロガーさんに検索流入を意識してもらう狙いでしたが、導入後すぐにアメブロ全体の流入が落ちたときは針の筵でした。タイミング悪すぎました。App IndexingApp IndexingとはSERPでサイトへのブルーリンクをクリックするとアプリが立ち上がるものです。当初ブーストもあったためすぐに取り掛かりリリースしましたが、ほどなくしてブーストもなくなり、App Indexingを解除しました。 アプ???グロースのためにやっておきたいApp Indexing | CyberAgent...

2023年のSEOは、Google検索はどうなるのか?(予想)

over 3 years ago

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 2022年も検索エンジン、SEOまわりではさまざまなニュースがありました。個人的には、ホスト貸し(寄生サイト)にまわりについて多く取り上げてきましたが、それ以外でもコアアップデート、ヘルプフルコンテンツアップデート、スパムアップデートなどなど数多くのアップデートがありましたし検索UIにおいても多くの変化がありました。 さて、2022年になってすぐ1年を予想する記事を書きました。結果としてはとても微妙な感じになってしまいましたが今年も恒例行事として今年1年の検索エンジン、SEOを予想していきたいと思います。 ホスト貸しがいい加減終わる昨年、ホスト貸しに警鐘を鳴らす記事を書きました。すでにいくつかの寄生サイトの下落が見られますし、貸し手もランクダウンしているような傾向が見られています。GoogleもHost Lendingと呼んで警戒を強めています。昨年の終盤にGoogleのGary Illyes氏と話す機会が2回ほどありました。そこでこのHost Lendingについて状況を確認しました。そこでは 「Host Lendingはスパムである」 「Host Lendingにはマニュアルアクションを行っている」 「マニュアルアクションしたものを機械学習していく」...

サイト・サブディレクトリ貸すな! 危険!

almost 4 years ago

昨年末に、2021年のSEOを振り返るとして記事を投稿しました。ここで、「ホスト貸し・サブディレクトリ貸しの横行」について触れました。辻さんも「寄生サイト」について警鐘を鳴らされています。 ここ数日Twitterを中心にこのホスト貸しビジネスについての議論が起こりました。(その中には私自身反省というか考えさせられることもありました。。)ただ今日はここで特定の事業者に対して何かを言おうとは思いません。その事業者がホスト貸しをしていたり仲介していたりする証拠を私自身は持っていませんし、仮に持っていたとしてもSEO業界の人間が特定事業者ばかりをたたくことは、叩かれない他の事業者を喜ばせてより一層地下に潜らせる恐れがあると考えているためです。(抑止力になるかもしれませんが)自分自身含めてリンクスパムをやっていたSEO事業者が「リンクやっています!」と表で一切言わないばかりか外部登壇など目立つことを嫌がっていたのを思い出します。ただ、今回この問題をSEO業界以外から提起していただいたのは非常にありがたく思いますし、SEO事業者以外の方なら特定の事業者の名前を出されるのもやむを得ないというか全然問題ないと思います。 ホスト貸しは借り手だけでなく貸し手にもリスクが?さて、前置きが長くなりましたがサイト・ホストの貸し借り、サブディレクトリの貸し借り、いわゆる寄生サイト(以下ホスト貸し)は本当におすすめできません。いままでは正直なところ最後の賭けでやってしまうところがあっても仕方ない部分があるかもしれないと若干許容する気持ちもあったのですが、先日のGoogleのSeptember 2022 Core Update によって、ホスト貸しは本当におすすめできなくなりました。( 正直借りる側は上がらないことも多々あるし、上がっていても落ちることもあるという以外たいしたリスクはないのかもしれません。貸してくれるところを求めて移転を繰り返せばよいのかもしれませんし・・・一方で貸し手側はこのコアアップデート実際はその前のアップデートから傾向は見られていると思いますが)によって局面が変わったと思います。比較的多くの借り手が下落するという現象が起きるとともに複数の貸し手側が下落する現象が確認できています。もちろんコアアップデート中に起こったことなので、100%サブディレクトリを貸していることが原因とは言えませんし統計学的にどうなのかと言われると、そんなに母数がないのでなんとも言えま???んが、辻さんもTwitterでおっしゃっていましたが私もサブディレクトリ貸しが下落の原因だと思われる事象を複数確認しています。参考までにこちらのデータとグラフをご覧ください。 ホスト貸しをしている56サイトについて9月のコアアップデートでの上昇、下落の前後比較をしています。上昇35.4%やや上昇47.1%変化なし2850.0%やや下落58.9%下落1628.6%全体56100.0% 変化なしが最も多かったものの上昇に比べて下落がかなり多いところは気になります。ただ、今回のアップデートはホスト貸しにおける"借りているサブディレクトリ"、要は寄生部分だけが落ちているケースはかなり目立ちましたので必然的なものだとは思います。 そこで、これらの中でいくつかのサイトにおいて寄生部分???除いた"純サイト"部分だけがどうなっているかを調べてみました。こちらは某メディアです。かなりトラフィックのあるサイトでサブディレクトリは落ちているもの、落ちていないものがありましたがそれ以外の部分も普通ではなかなか見ないレベルでの大幅下落となっていました。最近よく問題になる医院・クリニックのサイトのサブディレクトリを貸しているパターンです。5月の下落が壮絶すぎますので今回も単純なコアアップデートの影響かもしれませんが、下がっていることに変わりはありません。サブディレクトリにノイズコンテンツが入ることで専門性が下がってしまうことだってないとは言い切れないように思います。ややエンタメ寄りのメディアです。こちらも大幅に下落しています。今回のコアップデートで下落するような理由が特段見当たらないようなサイトです。某ニュースサイトです。ニュースも一部サイト上下動しているので単純な普通のコアアップデート影響である可能性はありますが大幅に下落しています。数は少ないですが、大幅下落しているところはどうやらサブディレクトリだけが落ちているわけではないように思われます。因果と相関の話と同じで、貸しているものが引っ張ったのか借りているものが引っ張ったのかはわかりませんが。ただ、繰り返しになりますが、サブディレクトリを貸しているサイト全体が下落している率が比較的高いことと、その他の下落サイトと比較して下落要因が見当たらないのに落ちているサブディレクトリ貸ししているサイトが複数あったことは事実です。個人的に今はサブディレクトリを貸しているサイト、すなわちホスト貸しをしているサイト、貸し手側が落ちる可能性が十分にあると考えています。これはペナルティ的なものかもしれませんし、ホスト全体のトピック性の問題かもしれません。サイト全体が特定のトピックを持っている場合に、サブディレクトリにそのトピックと関係のないトピックが入ってくることによって、トピック性がぶれてしまうのではなかとも思います。 いずれにしても、リンクスパムで被リンクを受けている側だけでなく発リンクしている側にもリスクがあるように、ホスト貸しにおいてはすでに貸し手にも、というか貸し手にこそ大きなランク下落のリスクが伴うと考えていたほうが良いと思います。サブディレクトリが検索されても本サイトのサイト名が表示さらに、先日よりモバイルの検索でサイト名が表示されるようになっ???います。ホスト貸しをしていると、貸しているサブディレクトリ部分が検索されても貸し手側のサイト名が表示されます。...

これからSEOをはじめる人に

over 4 years ago

今日はいつもと少し毛色の違う記事を書いてみたいと思います。社内からリクエストがあったのと、4月から新しくSEOを担当することになった方もいらっしゃると思うので、SEOを業務にするにあたりまずやっておいたほうが良いこと、心がけることなどを気の向くままに書いてみたいと思います。 なお、あくまで個人的な意見ですので別の考え方は当然あってしかるべきだと思います。SEOの教育というところは苦労しているところが多いと思いますので議論のきっかけになったら嬉しいです。 まずはSEO担当者になったらまずやる3つのことです。自分の担当するサイトやプロダクトのことをよく知る一緒に働く人を知るGoogleの考え方を知るをおすすめします。 自分の担当するサイトやプロダクトのことをよく知る SEO担当者になったら担当するウェブサイト・プロダクトのことをよく知る必要があります。実際にすみずみまで見て使ってみることで、そのサイトやプロダクトの強みや弱み(特に強み)を知る必要があります。そうしないと、コンテンツを作ることも難しいですしテクニカル的なSEO施策もやりにくくなります。ここで大事なのはいきなりSearch Consoleなどで検索エンジン目線に立たないことです。検索エンジン目線に一度立ってしまうとユーザー目線に戻ることが難しくなります。必ずまずはじめは1ユーザーとしてそのサイトやプロダクトを使ってみることをおすすめします。ユーザー目線でサイトを閲覧したときに気になったことはメモしておくと後から役に立つでしょう。そして、その強みを生かすようなSEOを検討していくことが後々できると思います。 一緒に働く人を知る 今のご時世昔と違うので、多くの会社が新たにチームに加わる人がスムーズに働ける仕組みを導入していると思います。それでも自分でチームの人のことを知ろうとすることは重要です。 そのサイトのプロダクトマネージャーは誰なのか?フロントサイドのエンジニアは誰でどんな人なのか?サーバーサイドは?デザイナーは?広報PR担当は?マーケティング担当は?営業のキーマンは?などなどそのサイトに関わる人を把握しておくと良いでしょう。今のSEOはSEO担当者とフロントエンジニアやデザイナーだけで完結するほど単純ではなくなりました。ページエクスペリエンスに???いてはさらにサーバサイドエンジニアの方の力が必要でしょうし、被リンクやサイテーションなどを考えるなら広報PRの方の力が必要です。SEOを完成させていくには多くの人の力が必要になります。いざというときに誰に頼ればよいかわかるようにチームの構成を知っておくことは今のSEOにおいて非常に重要だと思います。特にチームにはだいたい一人、誰にでも顔がきく人がいるものです。そういうキーマンをおさえるとその後SEOを推進していくうえで非常にプラスになるでしょう。(私は面倒くさがりなので、最初からキーマンをおさえにいって、そこから色々な人を紹介してもらいます) Googleの考え方を知る SEOの情報は世の中にあふれています。その多くが役に立つ情報ですが、一部には怪しい情報もあります。(中にはそのままそれを実施するとマイナスになるようなものも・・・・)そこでSEOで頼るべきは、まずはGoogleが発信している”公式な”情報です。 検索エンジン最適化(SEO)スターターガイドhttps://developers.google.com/search/docs/beginner/seo-starter-guide?hl=jaウェブマスター向けガイドラインhttps://developers.google.com/search/docs/advanced/guidelines/webmaster-guidelines?hl=ja品質評価ガイドライン(英語・PDF)https://static.googleusercontent.com/media/guidelines.raterhub.com/ja//searchqualityevaluatorguidelines.pdf...

データを見てSEOを行う際に???を付けたいこと

about 6 years ago

"データを見てSEOを行う"ということについて気を付けるべきことを書きたいと思います。 最近、 "そもそもSEOを行うのにアルゴリズム分析をすることが間違っている""無意味な分析が多くてミスリードさせる""SEOの本質を分かっていないのに数字を一人歩きさせている" といったご意見を良くいただくので、特に後ろ2つについて確かにそうかなと思う部分もありますので(私がSEOの本質をわかっていないかどうかは別に私が決めることではないので他の方の評価にお任せします)、ちょっと思うところを書きたいと思います。 表示されているものの傾向を分析するというのは、これは売れるものがどんなものか分析するとか、あることを行うのに適した物質がいくつかったらその組成を分析するということと基本的には同じようなことだと思っています。以前Discovderに出ているものの傾向を分析した結果を記事にしましたが、https://ameblo.jp/ca-seo/entry-12586320316.htmlhttps://ameblo.jp/ca-seo/entry-12586792697.htmlhttps://ameblo.jp/ca-seo/entry-12587532301.htmlhttps://ameblo.jp/ca-seo/entry-12588017885.html例えば、これをさらっと読んでしまうと、「そうか、文字数増やせばいいんだ!」となりがちです。「文字数を増やせばDiscoverに出るんだろうからとりあえずなんでもかんでもまわりくどく書いてトラフィック稼ごう!」と思う人が出てきても不思議はありません。私も反省すべき点として事実しか書いておらず、「まわりくどく長く書けば良いことではない」と記述すべきだったと思います。 Discoverと同じで、検索エンジンで上位に表示されているデータを見て、すぐにそれに飛びついて、そのデータの通りのことをやってしまうとSEOというかウェブサイトとして失敗してしまうことが多いと思います。 こちらはDiscoverと同様に文字数とランキングの関係性です。これだけを見てしまうと、「上位にするために最低4000文字は書こう」とか「上位にするために4000文字以上6000文字以下くらいにしよう」とかなりがちです。例えば「電気二重層に適した電極の素材と処理方法」(あ、私の大学時代の卒業研究のテーマなんでなんでも構いませんのでテーマは置き換えてください)とかを4000-6000文字で書くと言ったら無理でしょう。一方で、「おはようを英語で言うと」というテーマでは4000文字を書くのはなかなか大変ですし、例文をたくさん書く、語源を書くなどの多くの検索者が必要としない情報を含んだコンテンツにしないと4000文字はいかないかもし???ません。結局テーマ・トピックによって必要とされる文字数はまったく変わりますし、検索結果の上位が〇〇文字が多いからその文字数にしようというのは間違いです。仮にSEOであがっても、来訪者が満足しないコンテンツとなり"ウェブサイトとして失敗""ウェブマーケティングとして失敗"するでしょう。SEOは手段であって目的ではないということを忘れている典型パターンに陥ります。 じゃあ、これらデータは無意味なのか?ということになりますが、"見方と使い方による"と思います。ウェブページにはTwitterであったり、ブログであったり様々なものが存在します。それらは文字数が様々です。ブログでは数文字のものも存在しますし、情報コンテンツでは1万文字を超えるものも存在します。その中で例えば 情報コンテンツ全体だと文字数が多い方が上がっている傾向にあるね ↓なぜ文字数が多いほうが上がっている傾向にあるのか? ↓ 充実した情報をユーザーが欲しているから、情報量が多いほうが上がる傾向にあるのかな?...

アメブロのAMPをやめてどうなったか?

over 4 years ago

昨年の11月にアメブロのAMPを終了する旨のブログを書きました。「アメブロのAMPを終了します」11月15日から新規の記事についてAMPのURLへのアノテーションがつかなくなり、段階的に過去記事についてもAMPページへのアノテーションを削除していきました。(アノテーションとは&lt;link rel="amphtml" href="https://gamp.ameblo.jp/xxxx/xxxxx.html&gt;です)そして2月7日には過去記事すべてにAMPページへのアノテーションが削除されました。 当初想定していた問題AMPだからSEO上有利であるという「AMPブースト」は存在しないと思っていたので、当初からAMPをやめてもオーガニック検索流入が減少することはないと思っていました。 トップニュースカルーセルについてはAMPが必須要件から外れましたが、通常版のパフォーマンスが悪ければ出なくなるかも?という懸念は持っていました。 そして以前の記事でも触れましたが、アノテーションが削除されることでクローラーが予想をしない動きをして新規のしかも検索流入が得られる可能性のある記事がクロールされないという弊害が起こるかもしれないという不安はありました。 そしてGoogleがAMPとの関係性についてあまり触れていないDiscoverに何かしら影響が出るかもしれないとは思っていました。少なくとも2019年にGoogleはAMPで大きな画像を掲載するのにAMPを使うと良いとサジェストしています。参考;Google Discoverの最適化にはAMPがおすすめ⇒大きな画像を表示できるから-海外SEO情報ブログ この3点について不安があったためアノテーションの削除は段階的に行っていきました。今回は実装&確認を1フェーズとして、それぞれ概ね2週間ずつとっていきました。展開量としては、最初全体の10%、次に全体の20%、次に30%、最後に40%と徐々に増やしていきました。そうすることで万一数値に悪影響が出た場合は元に戻せるように準備しておきました。個人的には大規模サイトのSEOを行うにあたって、全体への影響が大きく出る可能性があるものについては徐々に展開していくほうが良いと思っています。特にUGCは運営サイドだけの持ち物ではなく、ブロガー様の持ち物でもあるのでそこに悪影響が出るようなことは最小限に止める必要があると考えており、今回のような施策を行う場合には段階的に展開していくことが多々あります。 AMP終了をした結果先に、途中で戻せるように段階的に廃止したと述べていて、最???まで到達している段階で悪影響がなかったことはお分かりいただけるかと思いますが一応まとめます。 オーガニック検索流入特段影響はありませんでした。季節要因と日々の努力によって(?)上昇傾向ではありますが、AMPを削除して下がったということはなくかと言ってクロール状況が劇的に改善したとかいう嬉しい誤算もとくにありません。 トップニュースカルーセルの流入正直わかりません。ただ全体のGoogleからの流入が低下していないことを考えると下がっていないと思います。...

2022年のSEOやGoogle検索を勝手に予想する

over 4 years ago

あけましておめでとうございます。良い新年をお迎えでしょうか?私は、毎年恒例のSearch Consoleを全サイトを見直して、今年の戦略をなんとなく考えるということをやることができた元旦でした。いきなり今年の方針を送りつけた社内の皆様は1/4まで無視しておいてください。 さて、何年か前までやっていた勝手な今年のSEO予想、Google検索予想をしてみたいと思います。確定しているものもありますが、ほとんどは勝手にほろ酔い気分で予想します。(まだ缶チューハイ5本目なのでほろ酔いです) Core Web Vitalsのデスクトップ評価導入が遅延するいきなりそんなのかよ!と思うでしょうが、2月にCore Web Vitalsのデスクトップ評価がランキング要因に入ることになっています。最近こういうリリースはおおむね遅れます。というか、はじめから2月と言っておいて実はもともと3月とか4月の予定ってこともあるんじゃないかと思っています。こういうサイトはどうしたもんかと思いますが、そもそもモバイルのトラフィックが大半であればそこまで気にすることもないのかなとは思います。モバイルのCWV導入でもランキングがそこまで大きく変わったサイトはないでしょうから。とはいえ、これはランキングどうこうではなくUXにかかわるものであり、もともと対応していなければいけないことなので、やはり2月のつもりで体制整えて突貫工事ってのが良いとは思います。ただ、CLSについては大半がアドネットワークから配信される広告サイズがわからないから・・・ってのが多いようには思います。平均値なり中央値とるなりしないといけないですが、アドネットワーク側もなんらかの対応をがんばってほしいなとは思いますね。 MUMの導入とAI的なアルゴリズムの拡大アルゴリズムには、Googleの考えるあるべき論のアルゴリズムとユーザー評価やユーザー行動がフィードバックされた結果を学習した機械学習型のアルゴリズムがあると言われています。実際に弊社で10段階のユーザー評価テストをやった結果とランキングの関係性を調査したところこんな感じで、順位と評価は相関することが分かりました。(Y軸はランキングなので下に行くほどランクが高く、X軸は評価点数なので左に行くほど高い)個人的にはGoogleの品質評価ガイドラインを用いたユーザー評価テストの結果はなんらかの形でアルゴリズムの調整に使われていると思っています。2021年のコアアップデートでは説明がつかない変動をしたサイトがいくつかありました。それらについてはSimilarwebなどを見ると特にECサイト等では平均PVが少なかったり滞在時間短いような傾向がありました。弊社で調査したTransactionalクエリの滞在時間とランキングの関係性です。良いTransaxtionalなコンテンツは数ページを閲覧してConversionに至るでしょう。一方で、Informationalは1ページ見て満足して帰るということもあると思います。某メーカーさんはQAコンテンツで直帰率の高さをむしろ高評価と置いていると聞いて納得したことがあります。実際にランキングとの関係性も明確な相関関係は見られません。ただ1ページあたりの滞在時間はある程度上位の方が長くなるのでしっかり読まれるコンテンツが上位にくる傾向はあるようです。まあ、ただこれもCWVと同様にSEOうんぬんの問題ではないとは思います。よく、SEOのコツは検索エンジンがなかったときにこそ行うべきことを行うといいます。ユーザー評価やユーザー行動をアルゴリズムにフィードバックするものの割合が増えれば増えるほど、よりこの部分が重要になってくるものと思われます。MUM導入の拡大まあ、これは既定路線でしょう。ただ、私自身MUMがよく分かりません。言語に依存しないのにUSだけに展開とか・・・。言語依存しないということは、ユーザー行動や評価に依存するのかなあと思う部分ではありますが、そのあたりはちゃんと今後論文を読んでみたいと思います。いずれにしても、検索のコンシェルジュ化、アシスタントと検索の融合という部分をGoogleは目指していると思うのですが、Google Homeを持っている人もそんなに多くはなさそうですし、日本ではどうなんでしょう。私はNest Audio をペア、Hub2台、Mini1台、元祖型を1台(IOでもらった)持っていますけども・・・。たしかに特にHubでいろいろできるようになると便利かなとは思いますね。。ホスト貸し・サブディレクトリ型が終焉を迎える希望を込めています。前記事にも書きましたが、YMYLをクリアするためであったり、EAT系のスコアを獲得するため(?)に大手メディアのホストを貸し借りするようなことが横行しています。先に記したユーザー評価と???ーザー行動をフィードバックする度合いが増えれば勝手に淘汰されそうですが、Googleが極東の島国の問題と思わず、過去のあの事件のような対応をしてくれれば確実につぶされると思います。そして、フリー状態になったあの人がきっと大暴れして炎上させてネガティブサイテーションによって・・・という結末がまっていると思いますので、身に覚えがある方は覚悟されたほうがいいんじゃないかなと思います。彼はきっと無双です。今。(笑)(本人確認とってないのでやめろ!ってことであればご連絡をば.すぐ消します.)結局サイトや製品をブラッシュアップを中長期で成長させるしかなくなるGoogleという世界の叡智の集まりに我々SEO屋がかなうわけはないと私はいつも思っています。最終的に本当に良いものが残る検索エンジンになってくるでしょう。じゃあ、SEOはなくなるのか?と言ったらそんなことはなく、クローラーに対してどうフィットさせるかという問題は残り続けるので特に大規模なサイトにおいては重要性は下がらないと思います。また、検索してくる人の意図にフィットするコンテンツとトップページから見にくる人にフィットコンテンツが異なるようなケースもあるでしょう。そういう際には検索者にフィットするコンテンツを用意するということもSEOの役割ではあると思います。ただ、対象はあくまで検索者になり、検索アルゴリズムではなくなるのしょう。個人的に2022年はホンモノじゃないと生き残れない1年になる気がしています。来年もこうやって偉そうにブログが書けるよう私自身も精進して参ります。...

個人的に2021年のSEOを振り返る

over 4 years ago

2021年もまもなく終了です。コロナ禍が継続される中で公式なコアアップデートも2回(1回目を2回ととらえると3回?)しかなくあまりトピックもない一年だったとは思いますが備忘録的にも2021年を振り返ってみたいと思います。 例年通り鈴木謙一さんがウェブ担で振り返りしていただいているので、こちらはどちらかというと私に起こったトピックとなります。2回のコアアップデート例年通り6月と11月にコアアップデートがありました。通常と異なる点として6月のアップデートは6月に1回、7月に1回行われました。本当は6月にすべてのアップデートをロールアウトする予定が、間に合わずに2回に分けたというのは本音のようです。11月のアップデートはこれまでの公表されているアップデートの中では最も小さな動きだったと思います。その代わりコアアップデートの発表がなかった12月に11月よりもむしろ大きな変動があったことは興味深いものでした。それぞれの内容についてはもはや覚えていないものもあるので弊社運営のメディア(私がSEOに関わっているかどうかは別です)がどうだったかで皆さんで再度推理でもしていただければと思います。まあ、AhrefsとかSEM RUSHで見られるデータなので社内の人は怒らないでください。被リンク獲得できてラッキーと思っていただければ・・・。(子会社・孫会社とかでやめてくれという場合はご連絡ください。無視するかもですが。)アメブロ:6月変動なし・7月変動なし・11月微妙にネガABEMA:6月ポジ・7月ポジ・11月変動なしAmeba公式ジャンル:6月変動なし・7月超微妙にネガ・11月超微妙にネガアメブロ ブログタグ:6月超ポジ・7月若干ネガ・11月超微妙にネガアメブロ 芸能人・有名人:6月変動なし・7月変動なし・11月若干ネガLess Mo by Ameba:6月変動なし・7月変動なし・11月若干ポジモノレコ by Ameba : 6月超ポジ・7月変動なし・11月変動なしREQU...

アメブロのAMPを終了します

almost 5 years ago

アメーバスタッフブログでも記載させていただいた通り、11/15より順次アメブロのAMP対応を終了させることになりました。なぜAMPをやめるのか?2016年の3月にアメブロはAMP対応をスタートさせていました。(当時のブログ記事はこちら)そこから5年以上AMPを採用し、モバイルの検索結果からはAMPキャッシュに飛ぶようになっていました。Googleの検索結果からはGoogleのキャッシュに移動するわけで、当然体感速度としては良好なものであったと思います。「それなのになぜやめるのか?」ですが、基本的にはビジネス的な問題となります。ウェブ界の状況、社会状況等々によっての総合的な判断ということになります。検索結果がクリックされた際にGoogleのキャッシュが表示されるという点では、CDNのコスト削減等はあるのですが、それでもやはりトータルで考えたときに今回はAMPを終了させるという結論になったと考えています。(もちろん細かい理由は知ってはいますが、どこまで書いて良いのかわからないのでこのくらいでご勘弁ください) あとなによりも大きかったのは、トップニュースカルーセルにおいてAMPが条件から外れたことです。これによって、よりAMPを継続するメリットがビジネス上なくなったのは確かです。アメブロはスタンドアロンAMPではなかったので、通常版とAMP版両方があるという管理コストのことも考えると、メリットが減るのは正直とても痛かったです。 そして、Googleからページエクスペリエンスやその一部である、Core Web Vitals という概念が出てきて、それが検索ランキングに影響するということになったことによって、これまで以上に通常版のパフォーマンスを改善していかなければいけなくなったということも大きかったと思います。そして、通常版のパフォーマンスが改善されればされるほど、AMPをやっているメリットがUX上でもなくなっていくという形になりました。もちろんまだAMPと体感的に同じだとは言い切れないと思いますが、今後AMPと同様の体感になるべく開発を進めております。AMP終了に対するリスク管理トップニュースカルーセルにおける"AMP優遇"がなくなったとはいえ、これだけの大規模サービスでクロールやindexに関わる部分を変更するというのはリスクがまったくないとは言い切れませんが、基本的には今回のAMP採用の停止によって大きな問題が起こる可能性は極めて低いと思っています。理由1:AMPブーストはカルーセル以外なかったAMPを採用したときに特段全体のトラフィックが増えたということもなかったですし、クロール量やクロールの偏り等に変化が起こったこともなかったので、今回逆に減ることはないと考えています。理由2:一部ブログでAMPを停止したが影響は見られなかった一部の特にトラフィックが多いブロガー様にご協力いただき、AMP停止のテストを行いましたが特別トラフィックが減るということはありませんでした。Discoverに表示されにくくなることも懸念していましたが、こちらもテストを行った結果特に変化は見られませんでした。 もちろん大規模サイトにおいて、rel=amphtmlという記述が大量になくなる、すなわちHTMLのソース上には変更が出ることによってクローラーがどういう動きをするのかなど想定ができない部分はあります。ひょっとするとGoogleでも想定ができないことがあるかもしれません。ただ、HTMLソースの変更というのは実は頻繁に行われるものではありますので、そこまでリスクはないのではないかと思っています。(アノテーションなので通常の変更と違うとは思いますが)なお、今回は段階的にAMPを終了させていきますので、極端にネガティブな影響が出た場合はAMPを復活させられるようにもしております。AMP終了に際してのブロガー様の対応についてAMP終了に際してブロガーのみなさまに何かご対応をいただく必要はありません。Search Consoleの 拡張 &gt; AMP のところの数値に変化が出てくるとは思いますが特に気になさる必要はありません。また、検索パフォーマンスの数値においては、大半は、https://ameblo.jp/ID/...

アメブロのAMPを終了します

almost 5 years ago

アメーバスタッフブログでも記載させていただいた通り、11/15より順次アメブロのAMP対応を終了させることになりました。なぜAMPをやめるのか?2016年の3月にアメブロはAMP対応をスタートさせていました。(当時のブログ記事はこちら)そこから5年以上AMPを採用し、モバイルの検索結果からはAMPキャッシュに飛ぶようになっていました。Googleの検索結果からはGoogleのキャッシュに移動するわけで、当然体感速度としては良好なものであったと思います。「それなのになぜやめるのか?」ですが、基本的にはビジネス的な問題となります。ウェブ界の状況、社会状況等々によっての総合的な判断ということになります。検索結果がクリックされた際にGoogleのキャッシュが表示されるという点では、CDNのコスト削減等はあるのですが、それでもやはりトータルで考えたときに今回はAMPを終了させるという結論になったと考えています。(もちろん細かい理由は知ってはいますが、どこまで書いて良いのかわからないのでこのくらいでご勘弁ください) あとなによりも大きかったのは、トップニュースカルーセルにおいてAMPが条件から外れたことです。これによって、よりAMPを継続するメリットがビジネス上なくなったのは確かです。アメブロはスタンドアロンAMPではなかったので、通常版とAMP版両方があるという管理コストのことも考えると、メリットが減るのは正直とても痛かったです。 そして、Googleからページエクスペリエンスやその一部である、Core Web Vitals という概念が出てきて、それが検索ランキングに影響するということになったことによって、これまで以上に通常版のパフォーマンスを改善していかなければいけなくなったということも大きかったと思います。そして、通常版のパフォーマンスが改善されればされるほど、AMPをやっているメリットがUX上でもなくなっていくという形になりました。もちろんまだAMPと体感的に同じだとは言い切れないと思いますが、今後AMPと同様の体感になるべく開発を進めております。AMP終了に対するリスク管理トップニュースカルーセルにおける"AMP優遇"がなくなったとはいえ、これだけの大規模サービスでクロールやindexに関わる部分を変更するというのはリスクがまったくないとは言い切れませんが、基本的には今回のAMP採用の停止によって大きな問題が起こる可能性は極めて低いと思っています。理由1:AMPブーストはカルーセル以外なかったAMPを採用したときに特段全体のトラフィックが増えたということもなかったですし、クロール量やクロールの偏り等に変化が起こったこともなかったので、今回逆に減ることはないと考えています。理由2:一部ブログでAMPを停止したが影響は見られなかった一部の特にトラフィックが多いブロガー様にご協力いただき、AMP停止のテストを行いましたが特別トラフィックが減るということはありませんでした。Discoverに表示されにくくなることも懸念していましたが、こちらもテストを行った結果特に変化は見られませんでした。 もちろん大規模サイトにおいて、rel=amphtmlという記述が大量になくなる、すなわちHTMLのソース上には変更が出ることによってクローラーがどういう動きをするのかなど想定ができない部分はあります。ひょっとするとGoogleでも想定ができないことがあるかもしれません。ただ、HTMLソースの変更というのは実は頻繁に行われるものではありますので、そこまでリスクはないのではないかと思っています。(アノテーションなので通常の変更と違うとは思いますが)なお、今回は段階的にAMPを終了させていきますので、極端にネガティブな影響が出た場合はAMPを復活させられるようにもしております。AMP終了に際してのブロガー様の対応についてAMP終了に際してブロガーのみなさまに何かご対応をいただく必要はありません。Search Consoleの 拡張 &gt; AMP のところの数値に変化が出てくるとは思いますが特に気になさる必要はありません。また、検索パフォーマンスの数値においては、大半は、https://ameblo.jp/ID/...

インハウスSEOで意識していること

about 5 years ago

久々の更新は珍しく、インハウスSEOについて書いてみたいと思います。個人的にはアメブロやABEMAをはじめ本当に数多くのインハウスSEOを経験させてもらえました。そのどれもが決して褒められた成果を出せず、SEOの成果が出せなかったからクローズさせてしまったサービスは10や20ではおさまらないと思います。SEOという領域に全責任を持ち、サービス全体にも一定以上の責任を負う状態でクローズさせてしまった数としては間違いなく弊社で一番多いと思いますし、下手したら日本でも一番多いかもしれません。 そんな失敗だらけの私がインハウスにおいて大切だと思うことをいくつか記してみたいと思います。これは、これから私と一緒にインハウスのSEOチームで活躍してくれる後輩たちへのメッセージでもありますので対象者は必ず読んでください笑 インハウスのSEOでは、SEOの知識や技術以上にプロデューサーやディレクターやエンジニアやデザイナーなどいろんな職種の人を巻き込んで、施策をすすめていく必要があります。リソースを割いてもらうという意味では事業責任者とか役員とかの協力が必要なケースも多々あると思います。特に弊社のメディアのインハウスSEOチームは多くても3名程度で動き、その先は各事業のリソースを使って進めていくので人を巻き込むということができないとただ座っているだけの人になります。人を巻き込んでSEOを遂行していくには何よりもその事業やサービスの人との信頼関係を構築していかなければなりません。私自身はとにかくここが苦手でして、それを先輩風と恐怖政治と酒で進めた過去があることは当時の被害者の方にここで謝罪させていただきます。。その節は誠に申し訳ありませんでした。もちろんそんな無理矢理なやり方では、とんでもない効果でも出ない限りどこかで限界がきます。 そんな失敗を何度もして、インハウスSEOをやるうえで、特にインハウスSEOをしていくうえで信頼を得てチームを巻き込むために意識したほうが良いと思うことが自分の中で定まってきたので、いくつかご紹介します。 1.情報の発信をするこれは社内外に情報の発信をしていく必要があると思います。よく現場で言われたのは「このブログにこう書いてあるからあなたの言うことは違うのではないか?」ということです。私はあまり言われたことはないですが、メンバーはよく言われていました。海外SEO情報ブログやウェブ担やSEO JapanやJADEさんのブログならまだしも、私が一度も見たことがないようなブログやいつの時代かわからない記事のURLが提示されたことが多々ありました。インハウスをやって思ったことは「代理店事業でSEOサービス提供してたときは、なぜお客さんは改善提案を聞い入れてくれていたのだろう・・・」でした。それは、“外の意見”というのは中の意見よりも権威性を感じやすいからではないか?と思うようになりました。身近な専門家よりも遠くの専門家のほうが権威を感じやすいのではないかと思います。そのため、社内だけでなく社外にも情報発信をし続けて最低限の権威性をつけておくとスムーズに施策を進められるように思います。個人的には"他のブログにこう書いてある”と言われた、このブログに"提示している施策をやるべきだ!"って書いてやろうと何回かは思いました(笑ちなみに最近はTwitterに「これはやったほうがいいかな」みたいなつぶやきをして、社内に話すと「Twitterに書いてあったやつですね」って言ってくれるようになっていて楽です。2.施策の背景と展望を説明し見える化する結構やりがちなのが、「このリンクをこうしてください」とか「このHTMLはこう変えてください」みたいにミクロな指示だけをお願いしてしまうことです。当然エンジニアさんもデザイナーさんもみなさん作業屋さんではありません。その道もプロです。プロのリソースは理由もなく借りられません。全体的なSEOという絵の中のどの部分なのか?そして、なぜこの施策が必要なのか?なぜ効果が出そうなのか?を必ず説明する必要があると思います。例えば、「サイト内リンクを増やすと、クローラーがURLを発見する可能性が高まるので、こういう上位表示される可能性が高いページにはサイト内リンクを増やしたいのです。だから、こことこことここにリンク追加してほしいです」みたいな感じです。「こことこことここにリンク追加してほしいです」とは天と地の差があると思います。そして、その施策をやるとどのくらい最大で効果が見えるか数値化できると良いと思います。コンテンツ追加なら、このコンテンツで半年後にどのくらい検索流入確保できる”可能性”があるか?それを示すだけでも変わってくると思います。リソースをもらうというのはそういうことだと思います。SEOに限らずどんなアクションでも100%成果出ると保証できるなんてものがないことはみんなわかっているので、可能性で良いと思います。自分は最小効果と最大効果予測を出していました。最小 -1,000トラフィック/day 最大 +10,000トラフィック/day とか、時には"マイナスになるかもしれないけど賭けをしたい”みたいなお願いも結構やってきました。まあ、これはそういうのを受け入れてくれる文化が弊社にあったことがありがたかったですが。。3.根拠を示すこの根拠とは「このブログがこう言っている」ではなく、・データ的にこうなっている・SEOが強い競合サイトがこれをやっている・Googleが発言や発表をしているです。海外のカンファレンスもバンバン行かせて頂いていたので、三番目があるのはありがたかったです。一番目は、セミナーで出すようなデータを出してお願いするような形をとっています。 (2019年のPUBCONでのGoogle、Gary Illyes氏のセッション。セッション中に突然「Kimura-san」って名前呼ばれたのは良い思い出です)(文字数が多いほうが上位になる傾向が強いので、クロール優先度を高めるアルゴリズムを作るときに、"文字数という要素"を入れたいという話をするときなどに使う)4.相手の手数を減らす関係性が構築されるまでは相手の工数がなるべく少なくなるようなことを心がけると良いと思います。よく弊社はSEOの施策を導入するときに小規模なテストを行うのですが、その際にはなるべく”開発”が伴わないように心がけています。さすがにアメブロなどは小規模テストでも1-2人日の開発が伴ってしまうことが多いですが、それ以外のサービスでは、例えば構造化データを入れて欲しい場合には、実際にJSON-LDを書いて渡す、クローラーをブロックしたいときは、「/hogehoge/以下をdisallowしてください」ではなくて、robots.txtに「Disallow...