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Last updated 5 days ago

プリマハムとbtraxが挑んだ「利用される食育プログラム」のつくり方 – 事例紹介 –

5 days ago

企業による社会貢献活動は数多く存在します。しかし、どれほど意義のある活動であっても、実際に利用されなければ社会に価値を届けることはできません。食品メーカーとして長年食育活動に取り組んできたプリマハムも、その課題に向き合っていた企業のひとつです。 2014年から小学校向けの出前授業を実施し、ソーセージ作り体験や工場見学などを通じて、子どもたちへ食の楽しさを伝えてきました。同社はコロナ禍を機に教材提供型の食育プログラムへと移行しましたが、運用を続ける中で新たな課題も見えてきました。 そこで同社は、サンフランシスコを拠点にデザインやイノベーション支援を行うbtraxとともに、食育プログラムの刷新に着手しました。 プリマハム様向け案件「世界の朝ごはん」 参考: プリマハム | サステナビリティ | 食育への取り組み 今回の対談では、プリマハム株式会社 サステナビリティ推進部の細川翔氏、山足郁人氏と、btrax...

世界のAIスタートアップが必死に求める「GTMエンジニア」とは?

about 1 month ago

サンフランシスコの南東のはずれ、古い港の近くに、Y Combinator (YC)というスタートアップアクセラレーターがある。 Airbnb、Dropbox、Stripeなど世界を変えたテック企業を次々と輩出してきた、シリコンバレーで最も影響力のあるスタートアップ支援機関だ。YC出身の創業者たちの動向は、テック業界全体のトレンドを先取りする指標とも言える。 そんなYCが最近、毎週のように「AI勉強会」を開催し、最先端の開発とユーザー獲得方法に関しての知識共有を行なっている。 著名スタートアップを輩出している、世界トップのエリートスクール YC 「何を作るか」よりも「どう広げるか」の方が重要な時代 先日公開した「君のプロダクト自体には1ドルの価値もない ~ AI時代のスタートアップに求められる要素とは? ~」でも触れたのだが、AIがここまで進化した現代、プロダクトづくりの難易度は、これまでないレベルに下がってきている。...

AIユーザーインタビューは“楽”なのか? 実務で見えた意外な落とし穴

about 1 month ago

はじめに 「AIインタビューツールを使えば、定性調査が一気に楽になる」 近年登場したAIユーザーインタビューツールは、しばしばこうした期待とともに語られる。 筆者自身、サービスデザイナーとしてユーザーリサーチに関わる中で、こうしたAIインタビューツールをいくつか試してきた。前回の記事では、Listen Labsを例に、AIがインタビューする時代に何が起きつつあるのかを体験ベースで紹介した。 今回はその続編として、より実務に踏み込みたい。複数のAIインタビューツールを見ていくと、たしかにリサーチの一部は大きく効率化され楽になる一方で、逆に以前より難しくなる部分もはっきり見えてきたからだ。 本記事では、AIインタビューツール導入によって何が高速化でき、何が落とし穴となるのかを、実務目線で整理していく。 AIインタビューツールとは? AIインタビューツールとは、ユーザー募集のためのアンケート作成、ユーザー募集、インタ???ュー実施、インタビュー分析、レポート作成までをまとめて支援するツールのことだ。 従来のユーザーインタビューでは、募集条件を決め、募集用アンケート(スクリーナーサーベイ)を作り、候補者を集め、日程を調整し、インタビューガイドを作成し、実査し、録音を文字起こしし、発言を整理し、示唆をまとめ、レポート化する、という一連の工程をかなり手作業で回していた。 しかし、AIインタビューツールの登場により、スクリーナーサーベイ作成から募集、選定、実施、分析までAIが高速・自動で行えるようになった。AIがインタビューを進行するので、短期間で多数のユーザーに同時に聞くことも可能だ。 AIインタビューツールを活用する利点...

君のプロダクト自体には1ドルの価値もない ~ AI時代のスタートアップに求められる要素とは? ~

about 1 month ago

君のアイデアには$1の価値もない。 これは、シリコンバレーで長年言われてきた言葉。アイデアだけじゃ意味がない。プロダクトを作れて初めてスタートアップとして認められる。実行力がすべてだ、と。 それは正しかった。少なくとも、これまでは。 でも今、その常識が一周して、また更新されている。 プロダクトは、もはや参入障壁じゃない AIが登場する前は、プロダクトを作ること自体がフィルターだった。 優秀なエンジニアを採用し、資金を調達し、数ヶ月〜数年をかけてMVPを作る。そのプロセス自体が、本気度の証明だった。作れない人間は市場に出てこれなかった。 でも、今は違う。 Cursor、Replit、v0、Boltなどのツールを使えば、エンジニアリングのバックグラウンドがなくてもプロダクトが作れる。僕の周りのサンフランシスコのファウンダーたちも、「週末でMVPを作った」という話を普通にする。数年前なら自慢話だったことが、今や当たり前になってしまった。 プロダクトが作れることは、差別化要因ではなくなった。スタート地点に立つための最低条件になった。 「とりあえずプロト」症候群になってない?仮説検証のためのMVPキャンバス活用術 VCの評価軸も静かに変わっている...

AIが変える組織の形。シリコンバレーで始まった「管理職の終焉」

2 months ago

近年、AIの進化によって最も大きく変わり始めているものの一つが「組織構造」。以前に紹介したソロプレナーにつづき、シリコンバーのテック企業における組織のコンパクト化と現場重視の動きが進んでいる。 これまでのテクノロジーは、業務効率を改善するための“道具”として扱われてきた。しかし生成AIとAIエージェントの登場によって、企業は今、「人間が何をするべきか」という前提そのものを再設計し始めている。 特にシリコンバレーのテック企業では、その変化が極端なスピードで進行しているので紹介したい。 サンフランシスコで急増中の「ソロプレナー」とは? AI時代のスタートアップ起業家たちの実態 すでに始まっている「管理職の縮小」 最近のテック企業の動きを見ると、共通した傾向が見えてくる。 Coinbase:「管理だけするマネージャー」は不要 暗号資産取引所のCoinbaseでは、AIエージェントを活用した少人数組織への移行が進んでいる。 従来であれば、複数人のメンバーを管理する中間管理職が必要だった。しかし現在は、1人の実務担当者が複数のAIエージェントを使いながら業務を進める構造へ変化しつつある。 つまり「人間を管理する人間」よりも、「AIを使って成果を出せる人」が価値を持つ時代になっている。 Block:中間管理層を削減...

もう『人間の学習速度』では追いつけない – 日本がフィジカルAIで逆転するための3つの条件

3 months ago

サンフランシスコで開催された大型AIイベント、Human [X] に参加して、改めてテクノロジーの進化速度が異常なことになってると感じた。そこで発表されいたのが、この「テクノロジー進化論」の図。 各時代の長さを見てほしい。最初は10年単位、途中から数年、そして今は1〜2年で次のパラダイムに突入してる。 350人以上のAI業界のエキスパートスピーカーが集まる「Human X」 過去30年のテック史を振り返る ドットコム時代(1995〜2001):情報、検索、Eコマース。Google、Amazon、Yahooが生まれた時代。約6年。 Web2.0(2004〜2012):ピア知識とソーシャルネットワーク。Facebook、YouTube、Twitter。約8年。 シェアリングエコノミー(2009〜2017):モバイル、P2P、オンデマンド。Uber、Airbnb、DoorDash。約8年。 Web3(2020〜2022):分散型の価値交換。暗号通貨、NFT、DAO。わずか2年で次のフェーズへ。 これらの波は、それぞれ重要だった。でも全てに共通していた制約が一つある。人間がボトルネックだったということ。...

デザインの引き出しが広がる!50の主要デザインスタイル総まとめ

4 months ago

「いつも似たようなレイアウトになってしまう」「クライアントの抽象的な要望をどう形にすればいいか分からない」。多くのクリエイターがどこかで直面する「引き出しの限界」感。その原因はセンスの問題じゃなくて、圧倒的な「型」の知識不足で。 そもそも、優れたクリエイティビティとは、無から生じるものではなく、先人たちが築き上げた膨大なデザイン様式を理解し、現代の文脈で再構築することから生み出されるもの。 クリエイティブな事がそんなにも凄いのか? いまさら聞けない50のデザインスタイル そんな、デザインの引き出しを増やしたいデザイナーたちのために、近代デザインの礎である「バウハウス」から、2000年代のリバイバルである「Y2K」、そしてデジタル時代の最新トレンドである「グラスモーフィズム」まで、**主要な50のグラフィックデザインスタイル**をムードボードと一緒に一挙に解説。 それぞれの様式が持つ歴史的背景や視覚的特徴を整理することで、脳内にある「なんとなく」のイメージに明確な定義が与えられ、提案の言語化も容易になるはず。 1. Swiss (スイス・スタイル) グリッドに基づいた構成、サンセリフ体、客観的な写真が特徴。清潔感と機能性を重視したスタイル。 ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン、アーミン・ホフマン 2....

「とりあえずプロト」症候群になってない?仮説検証のためのMVPキャンバス活用術

5 months ago

「いいアイデアがあるので、とりあえずプロトタイプを作りたいんです!」 新規事業の立ち上げや新しいプロダクト開発の現場で、よく聞く言葉だ。素早くプロトタイプを作るという進め方や、スピード感は非常に良いことだ。しかし、実は「とりあえずプロトタイプ」という考え方には、大きな落とし穴が潜んでいる。 近年はAIの進化によって、以前とは比較にならないほど高速かつ低コストで高機能なプロトタイプが作れるようになった。しかし、この手軽さゆえに「何となく良さそうなプロトタイプ」を深く考えずに作ってしまうことも増えているように感じる。 その結果、プロトタイプを作るという「手段」が目的化してしまったり「結局、このプロトタイプで何を検証したかったんだっけ?」と、時間とコストを浪費しただけで、本質的な学びが得られなかったりするケースが後を絶たない。 では、どうすればこうした失敗を避け、最小限の投資で最大の学びを得ることができるのか。その答えになるのが、今回紹介する「MVPキャンバス」???いう思考整理フレームワークだ。 本ブログ記事では、プロトタイプに着手する前に使うべき「MVPキャンバス」の考え方と、その具体的な活用法を、大企業の新規事業で実践した筆者の実体験を交えながら紹介する。 MVPキャンバスとは MVPキャンバスを理解するために、まずは「MVP」という言葉について簡単におさらいしよう。 MVPとは「Minimum Viable Product」の略で、顧客に価値を提供できる最小限の機能を備えたプロダクトを指す。本格的な開発の前に、そのアイデアが市場に受け入れられるかどうかを検証するためにプロトタイプとして作られるものだ。 これは新規事業やスタートアップでよく採用される「リーンスタートアップ」と呼ばれる手法の中で用いられる。「リーンスタートアップ」とは、「コストをかけずに最低限の機能を持った試作品を短期間でつくり、顧客の反応を的確に取得して、顧客がより満足できる製品・サービスを開発していくマネジメント手法」のことだ。...

サンフランシスコで急増中の「ソロプレナー」とは? AI時代のスタートアップ起業家たちの実態

5 months ago

サンフランシスコのAI系スタートアップイベントに行くと、登壇者がよくオーディエンスに聞く。「この中でファウンダーの人?」って。すると半分くらいが手を挙げる。 次に「じゃあソロプレナーの人は?」って聞くと、その中の80%くらいがまた手を挙げる。 一人でスタートアップやってる人、こんなにいるの?って最初はびっくりしたけど、もうこれがこっちの当たり前になりつつある。そんな、「1人起業家」の実態を、本人たちから聞いたリアルな話を元にレポートします。 サンフランシスコでのテックイベントの様子 そもそもソロプレナーって何? Solo + Entrepreneur の造語で、一人でプロダクトを作って、リリースして、ユーザーを集めて、ビジネスにしちゃう人のこと。 「それって個人事業主をカッコよく言ってるだけじゃね?」ってコメントもらったことあるけど、ちょっと違う。 フリーランスのデザイナーやエンジニアは、自分のスキルをサービスとして提供する。ソロプレナーは、自分でアプリやサービスを作って世の中に出す。プロダクトを持ってるかどうか、ここが大きな違い。 ソロプレナーの語源...

AI代理戦争:スーパーボウル広告で激突したClaudeとChatGPT

5 months ago

毎年開催されるアメフトの祭典、スーパーボウル。全米が注目するこのイベントは、試合自体だけでなく、放映されるテレビコマーシャルでも、著名ブランドによる激しい “バトル” が繰り広げられる。 その広告費用は、30秒で800万ドル、日本円にして約12億円とも言われており、それぞれの広告主が、一世一代の勝負を仕掛け、話題を得ようとする、世界一の広告の祭典でもある。 高騰するスーパーボウルのCM費用 AnthropixのCMが大きな話題に そして、今年、2026年に最も大きな注目を集めたのが、AIツール Claudeを提供するAnthropicによるCM。全4種類作成された動画は、どれも暗にライバルのOpenAIを風刺。 ユーザーとAI が対話する様子がリアルに表現され、その奇妙さがより際立つ内容になっている。 ChatGPTがサービス内に導入する広告モデルに対する批判が込められ、それぞれ最後に「Claudeは広告入れません」の強いメッセージが表示される。 ChatGPTを擬人化したような...

CES 2026で見えた日本企業の存在感低下 -「主役の座」からの距離

6 months ago

毎年1月、世界中のテクノロジー企業がラスベガスに集結するCES。今年も2026年1月6日から9日の日程で開催された(メディア Dayは1月4-5日) 。 そこで、メディア向けセッションに参加し、会場を歩いていて感じたのは、かつての日本企業の存在感が驚くほど薄くなっているという現実だった。 かつてのテクノロジー大国 Japan CESといえば、かつて日本の技術ブランドが世界に向けて大きく号砲を鳴らす舞台だった。 ソニーのウォークマンやプレイステーション、パナソニックのテレビや家電、TOYOTAのWoven City構想、カシオの時計など、日本発のプロダクトやガジェット、未来へのコンセプトはCESの展示パネルやキーノート、そして国際メディアのヘッドラインを賑わせた。 2025年には豊田章男氏がWoven 構想をプレゼン (画像元:...

動画で振り返る 2026 CES の注目ポイント10選

6 months ago

毎年、年始の恒例 CES。ラスベガスで開催される、世界最大級のテクノロジーイベント。元々は家電の展示会的なノリだったが、ここ4,5年は、テクノロジーイベントに大きくシフト。それもあり、スマートホームやIoT, モビリティー, AI, そしてロボテックなどなど、テック全般に関するセッションや展示が行われている。 テクノロジー理解した上でデザインサービスを提供し、新規プロダクト作りのサポートをしている、我々 btrax (ビートラックス) としても、毎年参加し、世界の動向をキャッチするようにしている。 2026のカテゴリー別出展割合。出典データ元: CTA 面白そうなプロダクトを動画でご紹介...