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Last updated about 12 hours ago

【F1第19戦ベスト5ドライバー】チームの期待に応えた角田裕毅/フェラーリにふさわしいと証明しつつあるベアマン

about 13 hours ago

 長年F1を取材しているベテランジャーナリスト、ルイス・バスコンセロス氏が、各グランプリウイークエンドのドライバーたちの戦いを詳細にチェックし、独自の評価によりベスト5のドライバーを選出する。今回は第19戦アメリカGPの戦いを振り返った。 ─────────────────────────── ■重圧に負けず、完璧な走りで表彰台をつかんだルクレール シャルル・ルクレール(フェラーリ):スプリント予選10番手/スプリント5位/予選3番手/決勝3位 2025年F1第19戦アメリカGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)が3位を獲得  シャルル・ルクレールが勝てるマシンに乗っていたなら、マックス・フェルスタッペンは勝つのが今より難しくなるだろう。ようやくフェラーリが決勝レースで力を発揮したこの週末、ルクレールは炎のような走りを見せ、わずかでも成功のチャンスがあれば彼に何ができるのかを証明してみせた。  予選では素晴らしい走りをし、フロントロウまでわずか0.006秒のタイムを記録。日曜日にはアグレッシブな戦略を採ることを決め、ソフトタイヤでレースをスタートした。ほとんどの人々は、ソフトでスタートすれば2ストップになると予想しており、これは大きなリスクのある決断だった。  そのリスクは半分効果を見せた。ルクレールはスタートでランド・ノリスをかわし、21周にわたってマクラーレンの前方を走り続けたのである。慎重な選択をするならば、残り35周はハードタイヤで走るところだが、ルクレールとフェラーリはミディアムタイヤを選択し、速さで勝るノリスに対してアンダーカットを成功させ、レース残り5周のところまで彼を抑え続けた。  レースの大部分で激しいプレッシャーにさらされながらも、ルクレールは一度もロックアップせず、わずかなミスすら犯さなかった。彼が“ドライバー・オブ・ザ・デイ”に選出されたのは当然のことといえるだろう。 ■週末を完全に支配したフェルスタッペン マックス・フェルスタッペン(レッドブル):スプリント予選1番手/スプリント1位/予選1番手/決勝1位...

『トヨタ・スターレット(EP71型)』“カッ飛び”と“韋駄天”。全日本選手権での奮闘【忘れがたき銘車たち】

about 14 hours ago

 モータースポーツの「歴史」に焦点を当てる老舗レース雑誌『Racing on』と、モータースポーツの「今」を切り取るオートスポーツwebがコラボしてお届けするweb版『Racing on』では、記憶に残る数々の名レーシングカー、ドライバーなどを紹介していきます。今回のテーマは全日本ツーリングカー選手権を戦ったEP71型の『トヨタ・スターレット』です。 * * * * * *  1973年に『パブリカ』のスポーティな上級派生モデルとして登場し、富士スピードウェイでのマイナーツーリングレースで活躍するなど、初代モデルであるKP47型からモータースポーツとの縁が深かったトヨタのコンパクトカー『スターレット』。  このスターレットは各世代でサーキットレースはもちろんラリー、ジムカーナ、ダートトライアルなどさまざまなモータースポーツカテゴリーで愛されてきた車両として知られる。  そのなかでも初めてFFレイアウトを採用した3代目のEP71型は、2代目のKP61型の後を引き継ぐかたちでわずかな期間であるものの、その車両規定名からグループAと称された全日本ツーリングカー選手権(JTC)に参戦していた。...

アウグスト・フェルナンデス、MotoGP第20戦マレーシアGPに参戦決定。V4マシン2度目の実戦でデータ収集へ

about 15 hours ago

 10月22日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦しているヤマハ発動機株式会社は、テストライダーのアウグスト・フェルナンデス(ヤマハ・ファクトリー・レーシング・テスト・チーム)を第20戦マレーシアGPにワイルドカード参戦させると発表した。  ヤマハはこれまで直列4気筒エンジンで参戦してきたが、V4エンジンを搭載したヤマハYZR-M1も開発。9月11日にそのプロトタイプを公開して、翌9月12日からの第16戦サンマリノGPにアウグスト・フェルナンデスを起用してV4マシンを走らせた。  そして今回、アウグスト・フェルナンデスはセパン・インターナショナル・サーキットで10月24~26日に行われる第20戦マレーシアGPにもワイルドカード参戦することがアナウンスされた。参戦の目的はV4エンジン搭載のプロトタイプマシンのデータ収集を継続することだという。 アウグスト・フェルナンデス(ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チーム)/2025MotoGP第16戦サンマリノGP ■アウグスト・フェルナンデス(ヤマハ・ファクトリー・レーシング・テスト・チーム) 「レースに戻ることができて嬉しいよ。サンマリノGP以来、長い時間が経ったけど、今週末がとても楽しみだよ」 「V4エンジン搭載のプロトタイプマシンのパッケージをさらに改良していくよ。コースに戻り、再びレースに出場できる。V4エンジン搭載のプロトタイプマシンに乗るのがとても恋しかったので、週末が始まってどんな可能性が見えてくるか楽しみだ。もちろん、プロトタイプマシンの開発にまた週末を費やすことになるので、来シーズンに向けて万全の準備をすることが最大の目標だよ」

ショウエイ、最上位モデル『X-Fifteen』を販売継続へ。新カラー『VALION』を2026年1月に発売

about 16 hours ago

 10月21日、株式会社SHOEI(ショウエイ)は生産終了を予定していたフルフェイスヘルメット『X-Fifteen』を製造と販売を継続することを発表。また、同モデルの新カラー『VALION(ヴァリオン)』を2026年1月より発売予定であることもアナウンスされた。 『X-Fifteen』は、空力性能をはじめとする卓越した性能を持つX-Fourteenの後継モデルとして、2023年1月より新たに登場したフルフェイスヘルメット。長期間にわたる研究と風洞実験により見出された完全新設計でサーキット走行やツーリングなど幅広く活用することができるショウエイのフラッグシップモデルだ。  2022年にレースの世界へデビューし、MotoGPや全日本ロードレース選手権など国内外の多くの選手が使用している。そんな多くのライダーに愛用されているX-Fifteenは、2025年9月8日に生産終了する旨がアナウンスされていた。  一度は9月30日をもって全カラーの注文受付が終了したX-Fifteenだったが、10月21日に新たなカラー・グラフィックモデルのみのラインアップで製造および販売の継続が発表された。 ショウエイX-Fifteen VALION(TC-1(レッド/ホワイト))  今回発表された新しいグラフィックモデルは『VALION』。ラインが複雑に交差し合うグラフィックで、グラデーションや交差部分のカラーが変化しているなどの透け感のあるラインが特徴だ。  カラーは、『TC-1(レッド/ホワイト)』、『TC-5(ブラック/シルバー)マットカラー』、『TC-8(オレンジ/ブルー)マットカラー』、『TC-10(レッド/ブルー)』の4色を用意。TC-5(ブラック/シルバー)マットカラーは迷彩の思わせるアーミーなカラーリングに仕上げられ、他3色は鮮やかな配色となっている。  サイズは、XS(53〜54cm)、S(55〜56cm)、M(57〜58cm)、L(59〜60cm)、XL(61〜62cm)、XXL(63〜64cm)の6種類を揃える。  メーカー希望小売価格は9万5700円(税込)。新しいカラー・グラフィックの『X-Fifteen VALION』は2026年1月に発売される予定だ。なお、前述の通り、今までのカラー・グラフィックモデルに関してはすでに注文受付を終了しているため、継続販売は行われない。 ショウエイX-Fifteen...

チームオーダーに背いてガスリーを追い越したコラピントに、アルピーヌが失望示す。来季シートに影響あるか

about 19 hours ago

 F1アメリカGP決勝終盤、チームオーダーに反して、フランコ・コラピントがチームメイトのピエール・ガスリーを追い抜いたことを、アルピーヌのチーム上層部は問題視している。マネージングディレクターであるスティーブ・ニールセンは、チームとしてコラピントの行動に失望していると明言した。チーム関係者によれば、ニールセンは内々にコラピントに話をしたということだ。  コラピントは、イタリアからシンガポールの3戦において予選でガスリーを上回ったが、オースティンでは敗れた。レース序盤、コラピントはガスリーについていくことができず、26周目の時点で2台のアルピーヌの間には6.8秒の差があった。  ガスリーはアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)からのアンダーカットを防ぐために早めのタイミングでピットイン。そこからソフトタイヤで残り30周を走り切ることになった。  コラピントはガスリーより5周後にタイヤ交換を行い、チームメイトの約13秒後方でレースに復帰し、新しいタイヤで徐々に差を詰めていった。ガスリーはアントネッリとアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)の攻撃を懸命に防いだものの、51周???には2台ともに抜かれ、チームメイトに追いつかれた。この時、2台のアルピーヌの背後にはガブリエル・ボルトレート(キック・ザウバー)が張り付いていた。 2025年F1第19戦アメリカGP ピエール・ガスリー(アルピーヌ)とアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)  チームとしては、ガスリーがコラピントにDRSを与え続けることで、ボルトレートを2台の後ろに抑え切ることができると判断し、残り3周の時点で、コラピントへガスリーの後ろにとどまるよう指示を出した。  しかしコラピントは即座に「彼(ガスリー)は遅すぎる」と不満を述べ、最終周の前の周の開始時にターン1でガスリーを抜き去り、すぐに彼を置き去りにしていった。DRSを失ったガスリーは、ボルトレートに対抗できず、最終周の開始時に抜かれてしまった。最終的に、コラピントは17位、ボルトレートは18位、ガスリーは最下位19位という結果だった。 2025年F1第19戦アメリカGP ピエール・ガスリーを追い越そうとするフランコ・コラピント(アルピーヌ)  レース後、明らかに腹を立てていたニールセンは、「多くのチームと同様に、我々も状況とハードタイヤの性能を見て、戦略を調整する必要があった。ハードはレースで効果的なタイヤではないと判断したのだ」と説明した。 「ピエールの側では、アンダーカットの脅威に対応するため、やや早めのタイミングでソフトへ交換した。しかしその際のピットストップ作業に時間がかかった。これについては検証して修正する。フランコはミディアムタイヤでの走行を延長することができ、レース終盤にタイヤの差を生かしてピエールに追いついた」...

グラウンドエフェクトが生む“闇”。伊仏両紙が指摘する課題「F1は今や1コーナーまでのレースだ」

about 20 hours ago

 レッドブルのメカニックのひとりは、マシンがフォーメーションラップを開始した後、グリッド上で何をしていたのだろうか? また、スタートはF1有史以来、レースの決定的な瞬間であり続けてはいるが、今日その重要性はさらに高まっている。それは何故か? ふたつの話題にまたがる『グラウンドエフェクト』の功罪について、フランス、イタリアの両紙による興味深い指摘を見てみよう。  レッドブルはサーキット・オブ・ジ・アメリカズの日曜、メカニックのひとりがマシンのスタート後にグリッドに戻ったため、罰金を科された。フランス大手『L’Équipe(レキップ)』によれば、ランド・ノリス(マクラーレン)をはじめとする一部のドライバーは、少なくとも2年前からこの方法……つまりマーカーを用いたグリッド停止位置の誘導、確認方法を採用しているという。  2022年にグラウンドエフェクト“クルーザー”が登場して以来、シングルシーターは巨大化し、ドライバーがシートに座っている間は周囲がほとんど見えない。これはとくにヘルメットの底部に装着され、頭部を肩の高さで保つ安全装置ハンスシステムが横方???の動きを制限することで顕著になる。  グラウンドエフェクトは、床下のトンネルを通って車体の下を流れる空気によって車体の下に真空状態(ベンチュリー効果)が生じ、吸引効果が発生して車体が地面に張り付く。物理法則はシンプルで、クルマが速くなればなるほど、この現象はより強力になる。  この事実詳細は、例えばニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)などより小柄なノリスにとってなおさら重要だ。この英国人ドライバーは、今季のバーレーンでスタート時のグリッドポジションが悪かったとしてペナルティを受けた。  自分の停止位置を示す小さな白いスクエアを越えることなく最適なポジションを確保するため、ドライバーたちは壁がそれほど遠くない場合は、白い線の数センチ手前に引かれた黄色い線を目印にする。その傍へ、ドライバーの指示に従いメカニックが壁に絶縁(養生)テープを貼る。  そしてオースティンの日曜、予選2番手だったノリスはコース左側、ピットレーンを守るゲート──とくにピットレーン出口を守る壁のすぐ近くにいた。この巨大ゲートは、スチュワードが激しい衝突からピットのサインガード守るため走行セッション前に慎重に閉じるものだ。  スチュワードの調査によると、マシンがフォーメーションラップに出発し、集団が去ったあと、レッドブル最後のチームメンバーはガレージに戻るためにコースを横切ったが、なぜか再びゲートの側に戻った。マックス・フェルスタッペンのマシンがいた場所ではなく……。  これもレースではおなじみの妨害工作のひとつで、ある種の“いやがらせ”に近い行為だが、ノリスのテープを剥がし停止位置の視認を混乱させようとしたためと思われる。現時点でこれを禁止する規則や規定はないが、罰せられたのはスポーツマンシップにもエレガントさにも欠けるこの行為ではなく、禁止されているにもかかわらずコースに戻った行為の方だった。 レースではおなじみの妨害工作のひとつで、ある種の“いやがらせ”に近い行為ではある...

ホルヘ・マルティン、第20戦マレーシアGPも欠場。復帰戦でヒアリング実施予定

about 20 hours ago

 アプリリア・レーシングは10月17日、第17戦日本GPで怪我を負ったホルヘ・マルティン(アプリリア・レーシング)が第20戦マレーシアGPも欠場すると発表した。  マルティンは第17戦日本GPのスプリントで1周目の1コーナーで転倒。多重クラッシュとなり右鎖骨を骨折したことから日曜日のレースと第18戦インドネシアGP、第19戦オーストラリアGPを欠場。そして今回、第20戦マレーシアGPも欠場することがアナウンスされた。  また、FIM MotoGPスチュワードパネルは、マルティンが復帰する際に、第17戦日本GPのスプリントで転倒した際に他者の転倒を引き起こしたことからヒアリングを実施する予定だ。

2025スーパーGT第8戦『MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL』参加条件

about 20 hours ago

 スーパーGTをプロモートするGTアソシエイション(GTA)は、11月1〜2日に栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催される2025年第8戦『MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL』の参加条件を、10月17日付けのブルテンNo.070-Tで発表した。  スーパーGTでは、各レース前に参加条件が提示され、各車両はこれに従った条件で参加しなければならない。共通規定で争われるGT500クラスでは大きな調整はないが、GT300クラスではGTA-GT300規定車両、GT300マザーシャシーにそれぞれ条件が示されるほか、GT3車両はSROモータースポーツ・グループとの協定により、2025年にFIAまたはGTワールドチャレンジの性能調整が設定され、モデル別/サーキット別に策定されたものを基準にGTAが定めている。  シーズン最終戦となる第8戦もてぎに向けた参加条件では、GT500クラスは第7戦オートポリスから変更点はなし。GT300クラスはレクサスLC500hとLC500、トヨタ・スープラとGR86のBoP(バランス・オブ・パフォーマンス)数値が変更に。また、エアリストリクター径も全車同じ数値とされた。  FIA-GT3車両はフェラーリ296 GT3、ランボルギーニ・ウラカンGT3エボ2、レクサスRC F GT3、ニッサンGT-RニスモGT3、ポルシェ911...

ハイパーカーに2026年から『サクセスハンデ』導入の可能性。物議を醸したピットレーンの一件で規則追加も

about 20 hours ago

 WEC世界耐久選手権の2026年シーズンの競技規則および技術規則の発表で明らかになったいくつかの変更点の一環として、来年からハイパーカー・カテゴリーにサクセス・ハンディキャップが導入される可能性が浮上した。  10月17日に公開された改訂版規則の第6.2.2条には、「選手権に出場するハイパーカーおよびLMGT3車両には、サクセス・ハンディキャップが課される場合がある。これは、ル・マン24時間レースを除くすべての大会で適用される」と記載されている。  すでにLMGT3カテゴリーでは、直近のレース結果(順位)に応じたサクセス・ハンディキャップ・システムが導入されており、これがハイパーカークラスにも適用されるよう規則条文が改訂された形だ。  また、規則には「このラップタイム・ハンディキャップは、ACO/FIAの裁量により、重量および/またはパワーに換算され、各大会前にWEC委員会から送付されるBoPテーブルで通知される」と記載されている。  計算システムは、3月22日~23日にカタールで開催される公式テスト『プロローグ』の第1回セッションの前までに、WEC委員会によって決定される。 レース後のパルクフェルメの様子 2025WEC第5戦サンパウロ  競技規則におけるもう一つの注目すべき変更は、ピットレーンエリアに関するものだ。  規則では、加速・減速レーン(『ブレンディングレーン』とも呼ばれる)は、「ファストレーンから専用停車区域に入る車両、または停車区域からファストレーンへ移動する車両の移行専用レーン」として定義されている。  この条項には、「オフィシャルの指示がない限り、ピットレーンを追い越し目的で使用したり、専用停止エリア以外で停止したりすることは許可されない」と記されている。  この規則変更は、2025年第3戦のスパ・フランコルシャン6時間レースで発生した出来事への対応である可能性が高い。フェラーリがワン・ツー・フィニッシュを目指すなか、ピットレーンで2台のファクトリー・ハイパーカーの順位を入れ替えたことで物議を醸した一件である。 Ferrari...

ハミルトンを襲った突然の失速。選手権2位を争うなか、最終ラップであわや4位を失う事態に

about 20 hours ago

 ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は、10月19日にサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で開催されたF1第19戦アメリカGPを4位で終え、オースティンでフェラーリのために好成績を収めた。しかし、国際映像には映っていなかったが、7度の世界チャンピオンであるハミルトンは最終ラップでトラブルに見舞われており、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)にそのポジションを奪われるところだった。  ハミルトンはレース前半、ルクレール(フェラーリ)とランド・ノリス(マクラーレン)のすぐ後ろを走っていたが、22周目にルクレールがタイヤ交換のためにピットインした際に、最終的にチームメイトを追い抜いた。  しかしながら、ハードタイヤを履いたハミルトンは、そのふたりに追いついていくことができず、ファイナルラップ突入時には、周回数を重ねたミディアムタイヤで大いに苦戦していたチームメイトからすでに10秒遅れていた。その後、突然タイミングスクリーンが、ハミルトンが各セクターで数秒を失い、56周目の最終ラップタイムがレースウイナーのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)より5秒遅かったこと、そして5位でレースを終えたピアストリとは1秒差だったことを示した??? 『SF-25』から降りたハミルトンは、「何が起こったのかよくわからない」と説明。そして次のように状況を語った。 「ターン5に入った時に何かにぶつかったような気がして、突然、ひどいアンダーステアになった。パンクしたのかもしれないと思った」 「それを頭に入れながらターン11でブレーキをかけたが、状況は変わらなかった。『一体何が起こっているんだ?』という感じだった。でも、なんとか最後の数コーナーを持ちこたえることができた。そこでも大きなアンダーステアが出ていたから、フロントウイングが壊れたか、右のフロントタイヤに何か問題が起きたのだと考えている。後ろからピアストリがとても近づいてきていたが、抜かれてなくてよかった」 3位表彰台を獲得したシャルル・ルクレール(フェラーリ)に次ぐ、4位で決勝を終えたルイス・ハミルトン(フェラーリ)  終盤の危機にもかかわらず、ハミルトンは予選とレースで見られたレースペースに勇気づけられたという。このフェラーリ・ドライバーは、スタート直後にジョージ・ラッセル(メルセデス)を抜き、レースを通してタイトル候補のピアストリを抑え込んだあと、「今日は間違いなくペースが素晴らしかった」と認めレースウイークを振り返った。 「FP1の後、セットアップの面で間違った方向に進んでしまい、週末の残りの時間ではFP1で得たペースを維持できなかった。それでも、今日は多くの収穫があった。戦略面のミスから最終的に10秒ほど後れを取ったため、その点では少し苛立ったが、チームにとっては素晴らしいポイントになったと思う」  コンストラクターズ選手権の2位争いにおいて、フェラーリ(334pt)がメルセデス(341pt)との差を縮めるなか、ハミルトンは古巣のメルセデスと、僅差の4位となっているレッドブル(331pt)に勝ってその目標を達成するために何をする必要があるかということについて、自身の見解を述べた。 「とにかく一貫性が必要だ。安定した状態でフィニッシュし、もしくはどこかの時点で表彰台に上がり、メルセデスより上位で終えるのが目標だ」と語ったハミルトン。そして彼は最後に、「チームがコンストラクターズ・ランキングで2位を獲得する役に立てたら、それは素晴らしい一年の締めくくりになるだろう」とつけ加えた。 ルイス・ハミルトン(フェラーリ)...

“トヨタ社員選手”のGR86解剖「ビッグシングルのタービンでも下からビンビンに回ります」/D1GP

about 20 hours ago

 2025年からコンペティションドリフトシリーズ『D1』のトップカテゴリーである『D1グランプリ』(D1 GP)へのフル参戦を開始した多田康治(CUSCO Racing)。普段はトヨタ自動車のGR統括部に勤務しているという異色のプロフィールの持ち主だ。  ドリフトに魅せられた経緯などはこちらの記事(https://www.as-web.jp/drift/1253826)をお読みいただくとして、ここでは多田のマシン『TOYOTA 自動車部 CUSCO HKS 太章興産 GR86』のディテールとその狙いについて迫ってみよう(※取材は第3&4戦筑波にて実施)。  このGR86は、同じくトヨタの自動車部員である松山北斗がかつてFDJ(フォーミュラ・ドリフト・ジャパン)で走らせていたマシンで、Team CUSCOが手掛けたものだ。  最高出力は約1040馬力。とんでもないモンスターマシンだが、いまのD1...

LMDh注力のためユナイテッドASがWECから一時撤退。マクラーレン720Sの参戦枠はガレージ59が引き継ぐ

about 22 hours ago

 ユナイテッド・オートスポーツがマクラーレンのLMDh開発プログラムに注力することに伴い、2026年のWEC世界耐久選手権では、イギリスの『ガレージ59』がマクラーレン720S GT3 EvoでLMGT3クラスに参戦することが決まった。10月21日、マクラーレン・オートモーティブが正式に発表した。  アレクサンダー・ウェスト、アンドリュー・カーカルディ、クリス・グッドウィンがオーナーを務めるガレージ59は、ノーサンプトンに新設された「最新鋭」の拠点から2台のマシンを投入する。  ガレージ59は長年にわたりGTワールドチャレンジ・ヨーロッパでマクラーレンのマシンを走らせ、スプリント・カップでベンジャミン・ゲーテとマービン・キルヒホーファーが優勝とタイトル獲得に挑み、スパ24時間レースでポールポジションを獲得、そして先日行われたバルセロナでのエンデュランス・カップ最終戦ではゴールドカップで総合優勝を果たすなど、成功を収めているチームだ。  彼らは、昨年のLMGT3クラス導入以来マクラーレンを代表し、9月のサーキット・オブ・ジ・アメリカズで初優勝を果たしたユナイテッド・オートスポーツから、マクラーレンLMGT3のオペレーションを引???継ぐことになる。  ユナイテッドは別の声明で、2027年に世界選手権デビューを予定しているマクラーレンLMDhマシンの開発に「重要な時間とリソースを集中させる」ため、1年間のWECの活動休止を選択したと述べている。 ガレージ59がGTワールドチャレンジ・ヨーロッパで走らせているマクラーレン720S GT3 Evo 「世界の舞台でマクラーレンと提携できることを誇りに思う」と、ガレージ59のチーム代表であるカーカルディは述べた。 「2台のマクラーレンGT3マシンでWECに参戦することは、単なる進歩ではなく、決意表明だ」...