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about 3 hours ago
ソノマ・レースウェイで開催された2025年NASCARカップシリーズ第20戦『Toyota/Save Mart 350(トヨタ/セーブ・マート350)』は、前戦シカゴでも勝利を飾った絶好調“SVG”ことシェーン-ヴァン・ギズバーゲン(トラックハウス・レーシング/シボレー・カマロ)が、恒例行事のように記録づくめのマイルストーンを達成。ポールポジションからの3連勝でジェフ・ゴードンが1998、1999年に達成した記録に並ぶとともに、昨季のスポット参戦を含む34回の出走で4回目の優勝を果たし、1967年にパーネリ・ジョーンズが31回目のカップ戦出場でリバーサイドで優勝して以来、最速の4勝目を挙げることに。そのSVGがリードした97周はソノマ勝者における最多記録で、こちらも2004年にジェフ・ゴードンが記録した92周を上回っている。 当時初開催だった2023年のシカゴ・ストリートコースにて、ワイルドカード枠ながら衝撃的なデビューウインを飾ったSVGは、これを契機に豪州王者の肩書を引っ提げアメリカ大陸へ。NASCARエクスフィニティ・シリーズでの武者修行を経て、今季より晴れて最高峰のレギュラーシートを獲得していた。 オーバルでの習熟も狙いつつ、年間6戦が用意されるロード・ストリート戦での勝利が最優先事項として掲げられたSVGは、こちらも今季初開催となった先月のメキシコシティを見事に制覇。そこからわずかな期間を経て、通算3回目の開催となった思い出のシカゴでもポール・トゥ・ウインを達成してみせた。 その勢いで乗り込んできたソノマでは、A.J.アルメンディンガー((カウリグ・レーシング/シボレー・カマロ)やタイ・ギブス(ジョー・ギブス・レーシング/トヨタ・カムリXSE)に次ぐ3番手でフリープラクティス(FP)を終えると、続く予選で今季3度目、カップ通算4度目のポールウイナーに輝いた。 「体が震えているよ。かなり激しい走りだった」と興奮気味に振り返ったSVG。「レッドブルと一緒に走れて本当にうれしい。そしてトラックハウスとシボレーに感謝する。素晴らしいマシンだし、FPではあまり良い結果が出なかったけど、ニュータイヤでは劇的に改善された。決勝でも良い結果を出せるといいな」 土曜午後開催のエクスフィニティ第19戦『Pit Boss/FoodMaxx 250(ピットボス/フードマックス250)』では、同じくシカゴで優勝争いを演じた18歳の僚友コナー・ジリッシュ(JRモータースポーツ/シボレー・カマロ)とふたたびの死闘を繰り広げ、今回はファイナルラップで“弟分”に勝利を譲ることに。 しかし日曜カップの決勝ではRSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップ“3冠”で通算81勝の実力を遺憾なく発揮し、すでにNASCAR史上最高のロードレーサーのひとりと高く評価される技術を披露。ステージ1こそチームメイトのロス・チャスティン(トラックハウス・レーシング/シボレー・カマロ)に勝利を譲ったものの、そこからトラックポジションを守るべくショートピットを選択したにも関わらず、カイル・ラーソン(ヘンドリック・モータースポーツ/シボレー・カマロ)を文字どおり“ひねり”続くステージ2を制覇してみせる。 絶好調“SVG”は連勝を賭けソノマへ。チェイス・エリオット(ヘンドリック・モータースポーツ/シボレー・カマロ)も3位に食い下がる...
about 3 hours ago
登場からすでに数多くの限定バージョンが存在し、直近にはブランド創立70周年を記念し“R 70”をローンチしているアルピーヌの『A110』シリーズに、創業時に披露したモデルがトリコロールカラーであったことにちなみ、専用の内外装に加えBLEU(ブルー/青)、BLANC(ブラン/白)、ROUGE(ルージュ/赤)のペイントを採用した特別限定モデル『A110 R 70 BLEU BLANC ROUGE(アール・ナナマル・ブルー・ブラン・ルージュ)』を導入。7月10日より27日までの期間限定で注文受付が開始されている。 その軽量さを武器に独自のドライブフィールを磨き込み、登場から瞬く間にライトウエイトスポーツの新基準となった同車だが、発売以来好評を得てきた“R”バージョンの最終モデルとして、世界で770台限定の“R 70”を設定していた。 同バージョンでは徹底的な軽量化による運動性能の向上を目指し、フロントボンネット、ルーフ、リヤフード、リヤスポイラー、そして18インチホイールにも軽量なカーボンを採用。もとより軽量なA110の車両重量をさらに1090kgまで削ぎ落としつつ、強力なダウンフォースを生み出すべくエアインテーク付フロントボンネット、大型のディフューザー、サイドスカート、スワンネック???イプのリヤスポイラーマウントなどを装備する。 脚元ではセミスリックタイヤのミシュランPSカップ2やアジャスタブルレーシングダンパー、ブレンボ製ブレーキキャリパーといった走りのレベルを向上させるパーツが標準で装備され、軽量なアクラポヴィッチ製エキゾーストシステムもオプションで用意される。 専用の内外装に加えBLEU(ブルー/青)、BLANC(ブラン/白)、ROUGE(ルージュ/赤)のペイントを採用した...
about 3 hours ago
アルピーヌF1チームのリザーブドライバーであるポール・アーロンが、キック・ザウバーでフリープラクティス1回目の走行を任されたことは、両チームが技術面で関係を築く可能性を示唆する動きであるととらえることができる。 ルーキー起用規則により、アーロンは第12戦イギリスGPのFP1で、ニコ・ヒュルケンベルグのマシンに乗り、グランプリウイークエンドへのデビューを飾った。第14戦ハンガリーGPでもアーロンがFP1の走行を担当する予定だ。 アルピーヌがアーロンをキック・ザウバーに貸し出したことの背景には、両者の関係における変化があるのかもしれない。 2025年F1第12戦イギリスGP ポール・アーロン(キック・ザウバー) アルピーヌF1チームのリザーブドライバーを務めるポール・アーロン 既報のとおり、キック・ザウバー/アウディは、アルピーヌのエンジン部門と2026年に向けて技術的な契約を結びたいと考えている。アウディ・ワークスチームとしてF1に参戦するにあたり、同チームは、アルピーヌが新しい技術規定のために開発していたエンジンの一部技術にアクセスできるような契約を検討しているのだ。 アルピーヌ/ルノーは、新エンジンレギュレーションのための準備を進めていたが、ルノーCEOルカ・デメオおよびアルピーヌのエグゼクティブアドバイザーのフラビオ・ブリアトーレが、パワーユニット部門のプログラムを中止し、2026年からメルセデス製パワーユニットを搭載することを決定した。 エンストンにあるアルピーヌF1の車体部門およびレースチームは、A525のスピード不足はパワーユニットの非力さに起因するとして不満を訴え続けている。しかし、ある関係筋によると、ルノーのパッケージは、とりわけ内燃機関ICEが優れているということであり、アウディはこの技術を活用することを狙っているのかもしれない。 アウディにとって、ほぼ完成された内燃機関の技術にアクセスできるなら、ノイブルクの開発チームはハイブリッド部分の開発に集中することが可能になり、2026年パワーユニット全体の作業を加速させることにつながるだろう。 アウディF1ショーカー(ローンチ・リバリー) 一方アルピーヌにとっては、もはや使用しない技術を売却できれば、予期していなかった収益を得ることができるため、両者にとってこの取引は“ウィン・ウィン”である。...
about 3 hours ago
日産自動車は7月15日、神奈川県横須賀市追浜地区にある『追浜工場』における車両生産を2027年度末に終了すると発表した。生産終了後は福岡県苅田町にある日産自動車九州に車両生産を移管、統合が行われる。 1961年10月に操業を開始した追浜工場は、地域社会やパートナーとともに発展を重ね、これまでの累計生産台数は1780万台以上を誇るニッサンの主力工場のひとつ。操業当初はダットサンブルーバードを生産し、2000年代のマーチ、キューブを経て、2010年からはリーフ、近年はノートやノートオーラを生産していた。 モータースポーツでは、NISMO設立前の1960〜1970年代には工場内の実験課が“追浜ワークス”としてプロトタイプレースカーやラリーマシンなどの開発を担当。グループC時代にも車両開発を行い、1990年に追浜工場で製作された『R90CP』のPは追浜工場のP(Oppama)からつけられている。 今回発表された追浜工場の2027年度末での生産終了は、経営再建計画『Re:Nissan』で推進されるグローバルな生産拠点の見直しの一環。追浜工場での車両生産は、福岡県苅田町の日産自動車九州へ移管、統合が行われ、現在追浜工場で生産されているモデルや今後生産が開始される車両については、日産自動車九州で生産が行われる予定とのことだ。 またニッサンによると、今回の決定は追浜地区の一部である追浜工場についてのもので、同地区にある総合研究所やGRANDRIVE、衝突試験場、追浜専用ふ頭など、その他のすべての機能は今後も変更なく事業を継続していくとしている。 そして、生産終了後の追浜工場については、今後幅広い選択肢を検討し、最適な活用方法を決定していく。なお、追浜工場に勤務する従業員は2027年度末まで同工場での勤務を継続となるが、その後の雇用や勤務は方針が決定し次第、従業員に知らされるとともに組合との協議が開始される予定だという。 日産追浜工場での車両生産の様子 ニッサンのイヴァン・エスピノーサCEOは「ニッサンは本日、大きな決断をした。私にとっても会社にとっても簡単な決断ではなかったが、現状の課題を克服し、持続可能な未来を築くための重要な一歩だと信じている」とリリースを通じてコメントした。 「追浜工場はニッサンの歴史の誇りであり、その伝統は永く受け継がれていくだろう。この工場を支えてきた従業員や地域の皆さま、パートナーの皆さまに心から感謝申し上げる」 「私たちは今後も追浜地域での事業を継続し、地域社会へ貢献していく。そして、追浜工場の精神を引き継ぎながら、ニッサン本来の価値を取り戻すために取り組んでいく」 経営再建計画『Re:Nissan』では、グローバル生産拠点を17から10へ統合するための検討が進められている。ニッサンによると「日本については生産能力やコスト競争力、生産集約による新たな投資発生の有無などの観点から、追浜工場の車両生産を日産自動車九州へ移管し、統合することが最も効果的である」という結論から今回の決定に至ったという。 またニッサンは「本移管により、日本における生産コストを大幅に削減し、工場の競争力を高め、商品利益率の向上に貢献し、将来の成長につなげていきます。本件に関する費用は現在評価中であり、第1四半期決算発表時に開示する予定です」とするとともに、追浜工場について「2027年度末に車両生産を終了するまで、お客さまにご満足いただける高品質なクルマを生産し続けます」としている。...
about 5 hours ago
プジョー・スポールのテクニカルディレクター、オリビエ・ジャンソニーは、WEC世界耐久選手権第5戦サンパウロ6時間レースでトップ5フィニッシュを逃したことを残念がったが、それ以外はこのフランスのブランドにとって「完璧な」レースだったと振り返った。 ■レースでは「もう少し力不足だと思っていた」 プジョー・トタルエナジーズの2台のプジョー9X8は、7月13日に行われたブラジルラウンドでトップ10圏内を堅実に走り、チームにとって今シーズン最高の成績を収めた。ロイック・デュバル/マルテ・ヤコブセン組の94号車は6位、ポール・ディ・レスタ/ミケル・イェンセン組の93号車は7位で、それぞれレースを終えている。 しかしジャンソニーは、94号車が終盤で20号車BMW MハイブリッドV8に敗れたことで、トップ5フィニッシュを逃したことに落胆したと語った。 レース後、記者団に対しジャンソニーは、上位を走るキャデラック・ハーツ・チーム・JOTAのキャデラックVシリーズ.R2台と、ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツのポルシェ963のペースにプジョーが「対抗できるものは何もない」としながらも、5位入賞はフランスチームにとって「達成可能な」目標だと明言した。 「全体的に見て、キャデラックが非常に強いことは分かっていた」と彼は語った。 「正直なところ、レースではもう少し力不足だと予想していた。ペースに関しては、とにかく驚かされた」 「レース開始直後から、文字どおり空を飛んでいる3台のマシンがいて、我々にはそこに追いつく術がなかった」 「全体的に見て、5位は達成可能な目標だったと思う。大きなミスもなく、6位にしか入賞できなかったのは少し残念だ。残りの部分は完璧なレースだった」 ジャンソニーは、レース終盤にデュバルがシェルドン・ファン・デル・リンデの20号車BMWに対して脆弱な状況に置かれた理由について、複数の要因を挙げた。ファン・デル・リンデはに94号車プジョーに素早く迫ると、比較的容易に追い抜いていった。 「最終的にこれは、2段階のステップで説明できる」と彼は語った。...
about 7 hours ago
2025年F1第12戦イギリスGP。最後尾から大きく順位を上げることに成功したニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)は、レース後半に入るとついに3番手まで浮上した。そこからは、地元イギリス出身で、シルバーストンで9勝を上げているルイス・ハミルトン(フェラーリ)との表彰台争いになった。イギリスGP後半を無線とともに振り返る。 ──────────────────── レース中盤、アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)とアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)の接触事故で、2度目のセーフティカー(SC)導入となった。そしてその解除直前、首位のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が急減速したように見えた。背後のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は咄嗟に脇によけ、ことなきを得た。 22周目フェルスタッペン:また突然スローダウンしやがった。 トム・スタラード(→ピアストリ):オスカー。SC中の減速で、10秒ペナルティを科された。 The incident that led to Piastri’s 10-second...
about 8 hours ago
2025年F1第12戦イギリスGP。フォーメーションラップ終了直後にグリッドにつかず、ピットに入ってタイヤを変えることを選択するドライバーが出てくるなど、レースは雨の影響によりスタート前から戦略が分かれることになった。イギリスGP後半を無線とともに振り返る。 ──────────────────── 午前中の大雨も止み、フォーメーションラップの時点では日差しも射している。この時点では全車が浅溝のインターミディエイトタイヤを履いていた。 カルロス・サインツ:チャールズ(シャルル・ルクレール)が僕の目の前でコントロールを失った! 2台はコースオフしたが、なんとかコースに復帰した。 路面は急速に乾きつつあるようだったが、場所によっては十分に濡れている。これがドライバーたちの判断を分かつことになった。 マーカス・ダドリー:ジョージ、路面が十分乾いていると感じたら、(判断は)君に任せる。ジョージ・ラッセル:どのタイヤで行こうと思ってる?ダドリー:ハードだ。ラッセル:次の雨はいつぐらい?ダドリー:20〜25分後だ。 ルイス・ハミルトン:走行ラインが乾いているところもあるが、ウエット路面もあちこちに残ってる。エッジの上を走っている感じだね。 オスカー・ピアストリ:最終区間はスリックで走るには濡れすぎている。 ウィル・ジョゼフ:コンディションはどうだ?ランド・ノリス:間違いなくインターだね。すごく滑っている。 マックス・フェルスタッペン:完全にインターだよ。ジャンピエロ・ランビアーゼ:わかった。 ラッセル:よし、行こう。ボックスだ。ダドリー:ボックス、了解。...
about 10 hours ago
12年ぶりの開催となった2025スーパーGT第3戦セパン。戦前の予想ではレース中のオーバーテイクは比較的難しいと言われていたが、いざフタを開けると牧野任祐(STANLEY CIVIC TYPE R-GT)の5台抜きのオーバーテイクショーや、GT300クラスでも小暮卓史と奥本隼士のバトルが白熱するなど、見どころの多い展開となった。 そんななか、映像には映っていなかったが、実は当事者同士が「激アツだった!」と語るのが、GT500の山下健太(au TOM’S GR Supra)と大湯都史樹(KeePer CERUMO GR Supra)の同じスープラ勢による終盤の7番手争いだ。 ︎「とにかく追い上げるしかなかった」後半担当のau...
about 12 hours ago
大きな責任を担うF1チーム首脳陣は、さまざまな問題に対処しながら毎レースウイークエンドを過ごしている。チームボスひとりひとりのコメントや行動から、直面している問題や彼のキャラクターを知ることができる。今回は、オーストリアGPとイギリスGPでのメルセデス代表トト・ウォルフに注目した。 ──────────────── トト・ウォルフは、ふたつのホームレースを連続して過ごした。最初のレースは彼の生まれ故郷オーストリアのレッドブルリンクで行われ、次のレースはメルセデスの本拠地に最も近いシルバーストンで開催された。ブラックリーのファクトリーは10マイル以内の場所に位置している。 2025年は、チームが2010年にF1に復帰して以来、ワールドチャンピオンを擁していない初めての年だ。最初はミハエル・シューマッハー、そしてその後にはルイス・ハミルトンがラインナップに名を連ねていた。2026年に再びチームにワールドチャンピオンが加わる可能性はあるのだろうか? 昨シーズンの開始以来、マックス・フェルスタッペンとの交渉のうわさが報じられてきた。レッドブルのパフォーマン???が低下してきているなかで、フェルスタッペンが移籍を考える可能性があるのかどうか、ウォルフは確かめようとしているようだ。 この件についての報道が、最近さらに勢いを増した主な原因は、現在メルセデスで走るジョージ・ラッセルの発言だ。 現時点でラッセルは2026年の契約を持っておらず、他チームへ移籍する自由がある。しかし、ラッセルは明らかにメルセデスに残留したがっている。カナダGPの際には、チームがフェルスタッペンに関心を持っている理由は理解していると述べ、この状況を冷静に受け止めている様子を示していた。 2025年F1カナダGP ジョージ・ラッセルとトト・ウォルフ代表(メルセデス) その2週間後のオーストリアで、ラッセルは我慢の限界に達しつつあるように見えた。彼はテレビインタビューで、メルセデスとフェルスタッペンが交渉を行っていると発言し、その発言は関係者への注目を一気に高める結果となった。このタイミングも偶然ではなかった。なぜなら、ラッセルのインタビューはウォルフがFIA公式記者会見に登場する前日に行われており、ウォルフが多くの質問に直面することが確実になったからだ。 ウォルフはフェルスタッペンに関する多くの質問をうまくかわした。ラッセルへの対応については非常に慎重で、彼の発言には何の問題もないと語った。しかし、ラッセルの言葉が彼とチームを注目の的に押し上げることとなったのは間違いなく、ウォルフの回答は憶測を沈静化させるのにほとんど効果がなかった。 メルセデスF1チーム代表トト・ウォルフ...
about 14 hours ago
オーストラリアはクイーンズランド州に位置するリードパーク市街地にて、7月11~13日に開催されたRSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップ第7戦『Townsville 500(タウンズヴィル500)』は、長らく勝利から遠ざかっていた古豪ディック・ジョンソン・レーシング(DJR)が待望の復活を遂げることに。今季より移籍加入した元王者ブロディ・コステッキ(DJR/フォード・マスタング)が、チームにとって2023年の同地以来となる約2年ぶり、自身にとって移籍後初となる勝利を見事なポール・トゥ・ウインで飾ってみせた。 おなじみ『Indigenous Round(先住民族ラウンド)』として催された前戦ダーウィンでは、名門トリプルエイト・レースエンジニアリング(T8)のブロック・フィーニー(レッドブル・アンポル・レーシング/シボレー・カマロ)が、週末3戦全勝の“ハットトリック”を達成して勢いに乗るなか、ここクイーンズランド州北東岸に位置する港湾都市では、NASCARカップシリーズ帰りの僚友ウィル・ブラウン(レッドブル・アンポル・レーシング/シボレー・カマロ)のクラッシュで幕を開けるなど、強豪T8にとって不穏な空気が立ち込める走り出しとなった。 そんな失意の現役王者に引きずられたか、自身初タイトルを狙うフィーニーも土曜最初の予選でまさかの14番手に沈み(ブラウンは20番手)、悪い流れを払拭することができず。代わって古豪復権を目指す2023年王者コステッキがポールポジションを獲得した。 「マシンの出来にはかなり満足していた。使い古しのセットでは自分たちの相対的な位置関係が把握できなかったが、ユーズドタイヤでの走行終盤に何度か大胆な調整をし、予選1回目の走行では2番手通過、グリーンタイヤでの走行に向けて、まさに絶好のタイミングで勝負できた」と振り返ったコステッキ。 「ここ数ラウンドは本当にひどい結果で、正直に言うと(前戦)ダーウィンの日曜最終レースはコースアウトでちょっとしたミスを犯してしまったものの、マシンをなんとかウインドウ内に収めることができ、レース後には満足感を得ていた。それが今回も反映されていて、本当にうれしいね」 そのまま週末オープニングヒートで首位を堅持した元王者は、追い縋るキャメロン・ウォーターズ(ティックフォード・レーシング/フォード・マスタング)やアントン・デ・パスカーレ(チーム18/シボレー・カマロ)に付け入る隙を与えず、後続に4秒以上の差をつけて最初のチェッカーフラッグを受け、実に733日ぶり、約2年間続いたDJRの未勝利記録を打破する移籍後初優勝を手にした。 今季より移籍加入した元王者ブロディ・コステッキ(DJR/フォード・マスタング)が、ポールポジションを獲得 週末走り出しは、NASCARカップシリーズ帰りのウィル・ブラウン(レッドブル・アンポル・レーシング/シボレー・カマロ)のクラッシュで幕を開ける コステッキがチームにとって2023年の同地以来となる約2年ぶり、自身にとって移籍後初となる勝利を、見事なポール・トゥ・ウインで飾ってみせた 日曜最初のヒートでは、ジェームス・コートニー(BRT/フォード・マスタング)のブローなどで複数回のセーフティカーが介入する...
about 14 hours ago
オラクル・レッドブル・レーシングのチーム代表に新たに就任したローレン・メキースは、ミルトン・キーンズを拠点とするチームの指揮を執る初日について「現実とは思えない」瞬間だったと表現し、その瞬間の重みと、前任者であるクリスチャン・ホーナーの功績について語った。 メキースは、ホーナーが即時解任されたとのニュースが報じられた翌日、シルバーストンで実施されたレッドブルの2025年型マシンによるフィルミングデーから正式に職務を開始した。ホーナーの退団により、6度のコンストラクターズタイトルと8度のドライバーズタイトルを獲得した、20年間にわたるレッドブル優位の時代が終わることになる。ホーナーの影響力の大きさを振り返りながらも、メキースは変化の重要性を隠そうとはしなかった。 レッドブル・レーシングのCEO兼チーム代表ローレン・メキース ■ホーナーに敬意を表す「真っ先に思い浮かべるのは彼のこと」 「ここにいるのに彼に会えないということは、今でも現実味がない」とメキースは語った。 「クリスチャンの20年間にわたるリーダーシップの下で、このチームが達成した成果の大きさを過小評価することは不可能だ」 「私が彼に会ったのは20年前、彼がF1で最年少のチーム代表だったときだ。彼がどのようにしてこの場所を現在のレベルにまで引き上げ、その過程で数多くのタイトルと勝利を獲得してきたか信じられないほどだ」 「クリスチャンは、ヘルムート(・マルコ)とオリバー(・ミンツラフ)と一緒に、2年前に私をレッドブルファミリーに復帰させてくれた人物でもある。そして今日、私が真っ先に思い浮かべるのは、まさに彼のことだ」 2022年F1第19戦アメリカGP レッドブルが2022年F1コンストラクターズタイトルを獲得 ホーナーの解任は、レッドブルのコース上でのパフォーマンス低下、内部の権力闘争、そしてチームにおけるマックス・フェルスタッペンの長期的な将来をめぐる疑問が渦巻くなかで起きた。しかし、メキースにとって当面の課題は過去を振り返ることではなく、間近に迫っている大規模な移行に向けてチームが万全の態勢を整えることだ。 ■将来を見据えて業界最高の人材をサポート...
about 23 hours ago
7月12~13日、ドイツのベルリンで、ABB FIAフォーミュラE世界選手権の2024/2025年シーズン11第13戦&第14戦『ベルリンE-Prix』が行われ、第13戦でミッチ・エバンス(ジャガーTCSレーシング)が、第14戦でニック・キャシディ(ジャガーTCSレーシング)がそれぞれ勝利を飾った。 1戦のみだったインドネシアのジャカルタE-Prixを挟み、ドイツのベルリンE-Prixもダブルヘッダーとして開催された。第13戦は雨の予選でグループのみの走行となり、エバンスがポールポジションを獲得。チャンピオン争いワン・ツーのオリバー・ローランド(ニッサン・フォーミュラEチーム)は3番手、パスカル・ヴェアライン(タグ・ホイヤー・ポルシェ・フォーミュラEチーム)は9番手からレースをスタートした。 2024/25年フォーミュラE第13戦ベルリンE-Prix ポールポジションを獲得したミッチ・エバンス(ジャガーTCSレーシング) レースは曇りだが、路面は濡れている状況。エバンスがレースを引っ張るが、ジェイク・デニス(アンドレッティ・フォーミュラE)がスタートできなかったことでセーフティカーがオープニングラップで導入された。3周目から再開されると、いきなり首位のエバンスがアタックモードを使用。ヴェアラインも使用してトップ3に迫るが、ローランドは少し遅らせたことでポジションを下げている。 エバンスは逃げていき、ヴェアライン、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(タグ・ホイヤー・ポルシェ・フォーミュラEチーム)、ロビン・フラインス(エンビジョン・レーシング)の3台が表彰台圏内を争う。ローランドは6~8番手あたりを走行する。19周目からピットブーストに入るドライバーも見られ、落ち着いた頃にはエバンス、ヴェアライン、ジャン-エリック・ベルニュ(DSペンスキー)、マキシミリアン・ギュンター(DSペンスキー)、フラインスのトップ5だ。 29周目にはセルジオ・セッテ・カマラ(ニッサン・フォーミュラEチーム)がデイビッド・ベックマン(クプラ・キロ)と接触して、ベックマンがコース上でストップ。2度目のセーフティカーが入った。この際に3番手のベルニュがスローダウンして戦線離脱。33周目に再開されるとローランドが他車に接触されてマシンが壊れてリタイアとなる。5番手のジェイク・ヒューズ(マセラティMSGレーシング)も追突されてスピンするなど荒れた終盤となった。 そんななかでもトップを維持したエバンスがポール・トゥ・ウイン。2位にヴェアラインが入りローランドとのチャンピオンシップポイントの差を50に縮めた。3位はダ・コスタに5秒ペナルティが課されたことで、最終盤にオーバーテイクを見せたエドアルド・モルタラ(マヒンドラ・レーシング)が獲得した。ニッサンはノーポイントとなった。 2024/25年フォーミュラE第13戦ベルリンE-Prix 優勝したミッチ・エバンス(ジャガーTCSレーシング) そして、翌日の第14戦ではハーフウエットの路面でヴェアラインがポールポジションを獲得。ローランドは3番手だが、5グリッド降格で8場手からスタートとなった。...