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Last updated about 2 hours ago

FIA、ロシア人ドライバーの国際競技への参加制限を撤廃。自国国籍での出場が可能に

about 3 hours ago

 FIA国際自動車連盟は、ウクライナ戦争の勃発以降、ロシアとベラルーシの競技者に科してきた自国名義での参戦制限を、突然解除した。4年以上にわたって維持してきた統括団体としての方針を大きく転換する動きだ。  複数の報道によると、この決定は8月3日にFIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)で承認され、8月13日にFIA法務部門から各国の自動車連盟、競技者、役員、その他の関係者に書簡が送られ、正式に通知されたという。  今回の変更により、ロシアとベラルーシのドライバーおよびチームは、再び自国の国旗や国歌を使用して競技に参加できるようになった。 ロシア国旗  FIAは通知の中で、次のように述べている。 「ロシアおよびベラルーシのドライバー、ナショナルチーム、個人競技者、役員は、いかなる制限もなく国際競技およびゾーン競技に参加することが認められる」 「中立性を約束する誓約書への署名義務は、もはや適用されない」  この制限は、ロシアがウクライナへの全面侵攻を開始した直後の2022年3月に導入されたもので、ロシアを支援していたベラルーシも対象に含まれた。  この規則では、両国の競技者は中立的な立場でのみ参戦することが認められ、自国の国旗などの国家的シンボルを使用することは禁止されていた。 ???ロシアでのF1開催はなし 2020年F1ロシアGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)...

技術違反で“世界初”が剥奪、ランボルギーニ・テメラリオGT3の初優勝はDTMではなくIMSAに。チームは控訴か

about 2 hours ago

 ランボルギーニ・テメラリオGT3にとって世界的なレースでの初勝利と思われていたオッシャースレーベンでのDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)第2レースから3週間近くが経過した後、ミルコ・ボルトロッティとグラッサー・レーシング・チームは、その勝利を剥奪された。  今週末にニュルブルクリンクで開催されるラウンドを前に、8月13日午後にADAC(ドイツ自動車連盟)が下した決定によると、63号車ランボルギーニのホイールベアリングが、テメラリオGT3のDTMホモロゲーションに適合していなかったことが判明した。 ■チームは過去の“明確化”が有効と主張  ADACの声明には次のように記されている。 「スチュワードはテクニカル・デリゲートから報告を受けた。それによると、オッシャースレーベンでのDTM第2レース終了後、詳細な検査を行うために63号車のホイールベアリングがホイールハブとともに取り外された」 「検査の結果、63号車のホイールベアリングは、ランボルギーニ・テメラリオのDTMホモロゲーション2026???DTM GT3ホモロゲーション:DTM-GT3-059/6.3 ホイールベアリング・フロント)に適合していないことが判明した」 「これは(2026年DTMの)スポーティングレギュレーション第5.1条への違反に該当する」 「スチュワードは、当該競技者およびテクニカル・コーディネーターから事情を聴取し、入手可能な証拠を検討した」 「チーム側は、過去のイベントや他のレースではホイールベアリングの改造が認められていたものの、今回のDTMイベントに向けてそれを交換し忘れたと説明した」 「さらにチーム側は、2024年版DTMスポーティングレギュレーションに関する明確化が、現在もダウンロードセンターの2024年用フォルダから入手可能であり、自分たちの認識ではそれが依然として有効であると主張した」...

就任早々にペレスの引き留めに取り組むキャデラック新代表ブコウスキー。CEOはウイリアムズ移籍の噂を一蹴

about 5 hours ago

 キャデラックF1チームはマルチン・ブコウスキーをチーム代表として迎え入れたばかりだが、彼はすでに極めて重要な課題に直面しているかもしれない。それは、セルジオ・ペレスを確実に残留させることだ。  伝えられるところによると、アトラシアン・ウイリアムズF1チームは万が一カルロス・サインツがチームを離れた場合にペレスの起用を検討しているようで、F1ドライバー市場において、ペレスの去就は突如として興味深い話題のひとつとなった。キャデラックにとって、野心的なF1プロジェクトがまさに形になり始めたこのタイミングで最も経験豊富なドライバーを失うことは大きな痛手になるだろう。  そしてこの件に関するブコウスキーの最初のコメントから、彼がペレスの移籍を望んでいない様子がうかがえる。 ■キャデラックは経験重視でペレスを評価  メディアとのラウンドテーブルのなかで、驚きの起用となった自身の代表就任に続き、ペレスの状況について尋ねられたブコウスキーは、ペレスをいかに高く評価しているかを隠さなかった。 「まず言っておきたいのは、これは難しい問題だということだ」 「チェコ(編注:ペレスの愛称)はチームにとって大きな戦力となっている。率直に言って、両ドライバーともそうだ。キャデラックが経験豊富なドライバーをふたり起用したことについては多くの議論があったが、このような若いチームにとって、そうした経験と安定感をもたらすことは極めて重要だと考えている」 キャデラックF1チームの代表に就任したマルチン・ブコウスキー  経験を重視する姿勢は、特にそのことを表している。キャデラックはF1のオペレーションの仕方を学んでおり、それと同時に1年目のシーズンを戦っているところなので、経験不足と安定感がないことによる危うい状況が生まれる可能性があるのだ。ブコウスキーは、ペレスがそこから少なくともひとつの要素を取り除く助けになると考えている。 「ドライバーとチームが同時に学習している状況だったら、不確定要素が多すぎる。だからチェコのようなドライバーがいることが重要だと考えている」  36歳のペレスは、10年以上にわたるF1での経験と281戦の出走実績を持ってキャデラックのプロジェクトに加入しており、このキャリアの後半ではオラクル・レッドブル・レーシングでマックス・フェルスタッペンのチームメイトとして過ごした経験もある。ブコウスキーにとって、そうした経歴は単なる速さ以上の価値を持つものだ。 「ダン(・タウリス/CEO)やチームの他の人々との会話から私が知る限り、彼は素晴らしい走りをしているだけでなく、舞台裏でチームを非常に強くプッシュしている。それは、レッドブルに在籍し、トップレベルの環境で戦ってきた彼のようなドライバーであれば、当然期待されることだ」...

新井大輝、ERC第6戦ズリンへの出場を取りやめ。ローマでの不運なクラッシュが影響

about 15 hours ago

 ラリードライバーの新井大輝が、参戦を予定していた2026年FIA ERCヨーロッパ・ラリー選手権第6戦『バルム・チェコラリー・ズリン』への出場を断念することが明らかになった。所属するR2R株式会社が8月13日にプレスリリースを通じて発表した。  2020年および2024年のJRC全日本ラリー選手権チャンピオンである新井は今季、シュコダ・ファビアR5を駆り、イタリアとチェコで開催される欧州ターマック(舗装路)ラリーの2戦にスポット参戦する計画を表明していた。  しかし、7月に開催されたERC第4戦『ラリー・ディ・ローマ・キャピターレ』において、ステージ上に停止していた他車を回避しようとして崖下に転落するという、不慮のクラッシュに見舞われた。このイタリア戦の結果を踏まえ、チーム内で慎重に協議した結果、8月14日から開催予定のチェコ戦への参戦を取りやめる決断を下したという。  R2Rが発表した声明には、「ご支援いただいているスポンサー企業様はじめ、応援いただいております皆さまには申し訳ございませんが、状況を踏まえての判断となりますこと、ご了承いただければ幸いです」と綴られている。  昨季2025年も同大会に参戦していただけに無念の欠場となったが、全日本2冠王者の実力???誇る新井が今後どのように再起を果たすのか、引き続き注目が集まる。 中速ブラインド出口のクラッシュ車両を避け、そのまま崖下へコースオフ。何メートル落ちたか分からない。かなり大きいクラッシュでしたがドラ、コドラとも無事です。そこでクラッシュしてるならマシンの横じゃなくてもっと手前で伝えてくれよ…無理だよこんなん。 pic.twitter.com/Ex6RxfcRVu— 新井大輝 (Hiroki Arai) (@Hiroki_Arai82)...

フェラーリ、SF90ベースのワンオフモデル『CZ26』を発表。1970年代の意匠を現代に再構築

about 18 hours ago

 フェラーリは8月13日、アメリカ・カリフォルニア州のモントレーにおいて、スペシャル・プロジェクト・プログラムの最新作となるワンオフ・モデル『フェラーリCZ26』を発表した。  フラビオ・マンゾーニ率いるフェラーリ・デザイン・スタジオが、あるアメリカの顧客のために開発したこの車両は、スーパースポーツ・ベルリネッタの概念を本質的かつ未来的なデザイン言語で再解釈した、きわめてパーソナルなビジョンを体現している。 『CZ26』のスタイリングは、1970年代のイタリアン・インダストリアル・デザインの原則を現代的な視点で再構築したものだ。水平基調のラインが際立つ2ボックスのシルエットを持ち、カプセルのような中央の質量を、筋肉質なホイールアーチが支える構造だ。  フロントには、超薄型ライトユニットやブレーキエアインテークを統合したフル幅の機能的グリルが配置され、大胆な垂直のリーディングエッジが力強い存在感を放っている。一方、リヤには“コーダ・トロンカ”と張り出すように配されたテールライトが採用され、彫刻的な美しさと軽快さを両立させている。 フェラーリCZ26のディテールのエクステリア(サイド)  技術面では、ベース車であるプラグインハイブリッド(PHEV)モデル『SF90ストラダーレ』の動的特性と性能を継承している。パワートレインは最高出力797PSを発揮する3990ccのV8ツインターボエンジンに、162kW(220PS)の電気モーターを組み合わせ、0-100km/h加速2.5秒、最高速度328km/hという驚異的なパフォーマンスを実現。また、冷却システムやアンダーボディのボルテックスジェネレーター、大型のリヤスポイラーなどが新たに設計され、空力効率とフロントアクスルのダウンフォースが最適化されている。  内外装の仕上げにも細心の注意が払われた。ボディカラーには、液体のような質感を持ち、ラインの精密さを強調する専用色“アルジェント・ヴェローチェ(シルバー)”が採用され、随所に“ロッソ・ランパンテ(赤)”のアクセントが施されている。  インテリアでは、特別に開発されたブラックのテクニカルファブリックと、積層造形によるシートインサートを組み合わせることで外観のステアリングテーマとマッチさせ、テクニカルかつスポーティな世界観を構築したという。  フェラーリのスペシャル・プロジェクトは、顧客の要望を約2年かけて形にする独自のプログラムだ。このCZ26は、伝統的なスポーツカーの魂と最先端のテクノロジーを融合させた、世界に唯一の芸術品といえるだろう。 フェラーリCZ26のディテールのインテリア(シート) フェラーリCZ26のディテール(エクステリア) ■フェラーリCZ26...

32歳で初優勝マンセル。ザウバーで初陣6位ライコネン【F1王者たちのデビュー戦と初優勝の物語】

about 18 hours ago

 F1王者に輝いたドライバーたちのF1デビュー戦、F1初勝利を振り返る連載企画『F1王者たちのデビュー戦と初優勝の物語』を全4回でお届け。第3回目となる今回は、ランド・ノリス、ジェンソン・バトン、キミ・ライコネン、ジャック・ビルヌーブ、デイモン・ヒル、ナイジェル・マンセル、そしてケケとニコのロズベルグ親子という8名の軌跡を振り返る。 ■ランド・ノリス(2025年王者)のF1デビューレース 大会:2019年第1戦オーストラリアGP 出走チーム:マクラーレン・ルノー 予選:8番手 決勝:12位  父アダム・ノリスはイギリスで有名な実業家、資産家、投資家だ。彼自身も自動車レースに興味を持ちながらもその望みは叶わず、多額の資金援助で息子へ夢を託した。ノリスは2017年のFIAヨーロピアンF3参戦時にマクラーレンとヤングドライバープログラム契約を締結。決定打となったのは2017年8月にハンガロリンクで行われたF1車両によるテストで、当時のレギュラードライバーだったフェルナンド・アロンソに迫るタイムを叩き出したからだ。  2018年はマクラーレンのテストドライバーを務めながら、FIA F2参戦に参戦して選手権2位を獲得。迎えたF1デビューの2019年第1戦オーストラリアGP。フリー走行は3回とも下位のタイムに沈みながら、予選では驚異的な走りで予選8番手。「予選はずっと緊張していた。デビュー戦でQ3に進めるなんて想像していなかったから、本当にハッピー」とノリス。  ただし、決勝ではスタートが振るわず10番手へ後退。15周目という一般的なピットストップ戦略で挽回を狙うも、目の前にはロングスティントのアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)が立ちはだかった。予選トップ10圏外に居たランス・ストロール(レーシングポイント)やダニール・クビアト(トロロッソ)のアンダーカットも食らい最終結果は12位に終わった。 「トップ10圏内に入れるクルマだっただけに、チームのみんなをがっかりさせてしまった。ペースの落ちているジョビナッツィを抜くに足るスキルがなかった。これもF1の厳しい洗礼だね」と入賞を逃したノリスは肩を落とした。 2019年F1第1戦オーストラリアGP...

キャデラックの代表交代は「双方の決断ではない」と明かしたCEO。約4年にわたるロードンの貢献に感謝も

about 18 hours ago

 キャデラックF1チームのF1での最初のシーズンは、まだ折り返し地点に達したばかりだが、チーム代表が交代するという今年最大の動きを見せた。そしてその決定を下したCEOのダン・タウリスは、これは双方の決定に基づくものではなかったことを明らかにした。  F1のサマーブレイク中の8月12日(水)、グレアム・ロードンに代わって元アルピーヌのエグゼクティブ・ディレクターであるマルチン・ブコウスキーがキャデラックの代表の就任するという衝撃的な発表が飛び込んできた。キャデラックは第11戦ハンガリーGP終了時点で、コンストラクターズ選手権では最下位に沈み、未だポイントを獲得できていない状況だった。  これを受けて翌13日(木)にタウリスが行った発表は驚くほど率直なもので、彼はロードンの離脱が円満な形ではなかったことを隠そうとはしなかったが、その衝撃を和らげようと努める姿勢を見せた。タウリスは企業特有の言葉で本音を隠すことはせず、メディアとのラウンドテーブルの席で「双方の決断ではなかった」と明かし、最終的な話し合いを行うのがどれほど遅くなったかについて語った。 「プロセスは数カ月前に始まった。キャデラックF1の次の段階はどうなるのか、適切なタイミングはいつなのか、どのような形が望ましいか、そして外部の様々な人材の可能性などを真剣に考えていた」 2026年F1第11戦ハンガリーGP決勝グリッド グレアム・ロードン代表&バルテリ・ボッタス(キャデラック)  その過程を経てキャデラックは、この4年間はチームを離れ、テレビの解説者として活動していたブコウスキーにたどり着いた。 「マルチンとの対話や、そこから関係が発展していく様子には満足した。今朝もグレアムと私は話をしたので、そうした意味では、本当にごく最近決まった話だと言えるだろう」  このタイミングは、必然的に周囲の注目や憶測を招くものだった。ロードンはキャデラックのF1プロジェクトの立役者の一人であり、構想段階から現実へとオペレーションを導く役割を担ってきた。多くの関係者にとって、彼はただ一時的にチーム代表に任命されたのではなく、長期計画の中心であるように見えていたのだ。  タウリスはチーム代表の交代が突然のことであったと認めたものの、F1という世界には、より穏やかな形での移行を行う余地はほとんどないと主張した。 「F1において、こうした移行を進める簡単な方法はない」 「もしマルチンがファクトリーの見学に現れたり、こうした話し合いの場に同席したりしていたら、メディアがどう報じるか想像してみてほしい。その時点で不安定な状況になる。だからその時点で指揮を執っているリーダー層の判断を尊重することが重要だ。その結果、意思決定やスケジュールの策定、そして物事のまとめ方が凝縮される。そのため、実際以上に突然の出来事のように感じられる」...

後半戦突入のAXCR、レグ4はトヨタ勢が1-2もミツビシの田口勝彦が総合首位を堅持

about 24 hours ago

 8月13日、タイで開催されている『第31回アジアクロスカントリーラリー2026(AXCR)』は競技4日目のレグ4が行われ、トヨタ・ガズー・レーシング・インドネシアのトゥバグス・アディ・モレンシャディ(109号車トヨタ・フォーチュナー)が同日実施のSS4でベストタイムをマーク。前日に総合首位に躍り出た田口勝彦(チーム三菱ラリーアート/106号車ミツビシ・トライトン)は、引き続きトップを維持している。  6日間にわたって競技が行われる2026年のAXCRは、13日(木)のレグ4から後半戦に突入した。この日は、レグ3のスタート/フィニッシュ地点となったナコーンサワンから北西に位置する世界遺産の町カンペーンペットへと至るコースとなり、総走行距離は331.25kmの道中に181.04kmのスペシャルステージ(SS)が設定された。  ステージは、山すそを走る森林のほか前日のSS3と同様になだらかな丘に広がるプランテーションの中を突き進むフラットな農道が主な舞台に。そんなSS4ではトヨタ・フォーチュナーを駆るアディ・モレンシャディが2時間29分00秒という一番時計をマーク。5分27秒遅れてナタポン・アングリッツァノン(トヨタ・ガズー・レーシング・タイランド/107号車トヨタ・ハイラックス・トラボ)が2番手となり、トヨタ勢がワン・ツー・フィニッシュを決めた。  ミツビシ勢の最上位は、2時間38分54秒を記録した番場彬(クスコ・レーシング/119号車ミツビシ・トライトン)の3番手で、チーム三菱ラリーアートの田口がこれに続く4番手。田口と5秒差、トップからは10分40秒遅れたスワット・ライジラピニャ(いすゞ・スパン・トレーン・チタニウム・ヨコハマ・ネクスター・ラリー・チーム/110号車いすゞD-MAX)がトップ5を締めくくっている。 AXCR2026 LEG4本日からいよいよ後半戦。先頭走者は昨日のSS3でトップタイムをマークし、僅差ながら総合首位に立った田口勝彦選手/保井隆宏選手!準備万端でサービスを出発#TeamMITSUBISHIRALLIART #AXCR #AXCR2026 pic.twitter.com/ZLhJ5Jsief— RALLIART (@ralliart_jp) August...

サイクロンの影響に翻弄された“父の日”の週末も、ミツビシ・エクリプスクロス艦隊が制圧/SCB第7戦

about 23 hours ago

 シーズン後半戦の幕開けとなった2026年のSCBストックカー・ブラジル”Pro Series”第7戦は、8月8~9日の週末にサンタ・クルス・ド・ソルの地域を襲ったサイクロンによる被害を受けつつ、ミツビシ・エクリプスクロス陣営が好調さを堅持。タイムスケジュール変更の影響を感じさせない走りで、土曜スプリントでは23歳のフェリペ・バチスタ(スターリング・レーシング/ミツビシ・エクリプスクロス)が直近3戦3勝の快進撃を披露すると、日曜メインレースでは選手権首位の初代SUV王者フェリペ・フラーガ(ユーロファーマRC/ミツビシ・エクリプスクロス)が完璧な走りで今季3勝目。ブラジルで『父の日』にあたるこの日、1歳になる息子のダニエル君も初めて、同シリーズで優勝する父の姿を見守っている。  レースウイークの木曜深夜からリオグランデ・ド・スル州中部を襲い、複数の自治体に影響をもたらしたサイクロン(台風/温帯低気圧)により、2022年以来の開催となるアウトドローモ・インテルナシオナル・デ・サンタ・クルス・ド・ソルも大きな損害に見舞われることに。  とくに被害が大きかったのはサポートカテゴリーの“トゥーリスモ・ナシオナル”向けに設営された大型ピットテントで、主催側は現地午後5時に気象警報が発令される前に業務に不可欠でない人員をすでに避難させていたものの、仮設の構造物が倒壊して車両や機材が損傷した。  結果、ダブルヘッダーの週末は新たなスケジュール更新を余儀なくされ、ストックカーは金曜夕方と土曜の午前にFPをこなし、そのまま計時予選に突入する慌ただしい状況に。しかしそんなときこそ“強いチーム、強いドライバー”の慣例どおり、成績に応じて追加されるサクセスバラストによる30kgのハンデをも克服し、王者フラーガがキャリア通算16回目となるポールポジションを確保してみせた。 サポートカテゴリーの“トゥーリスモ・ナシオナル”は、すぐさま2時間耐久レースの開催を実現させた 成績に応じて追加されるサクセスバラストによる30kgのハンデをも克服し、王者フェリペ・フラーガ(ユーロファーマRC/ミツビシ・エクリプスクロス)がキャリア通算16回目となるポールポジションを獲得  冷え込みつつも晴れ渡った午後に迎えたスプリントは、上位トップ12が逆転するインバーテッド・グリッド規定で優位なグリッドを得たバチスタが躍動。ライバル陣営が義務付けられたピットストップのウインドウでアンダーカットを試みようとしたのと対照的に、長くコース上に留まりクリアな路面状況を活かしてハイペースで周回を重ね、戦略を活かして首位を守り切った。 「僕のエクリプスクロスは飛ぶような速さだった。クルマの状態は最高で、チームも素晴らしい仕事をしてくれている」と、大ベテランのフリオ・カンポス(タイム・ルブラックスTMG/シボレー・トラッカー)や、地元出身の28歳でキャリア初表彰台を獲得したルーカス・コール(クラウン・レーシング/トヨタ・カローラクロス)らを従え、キャリア通算7勝目を飾ったバチスタ。 「今季はどのレースでも高い競争力を発揮できている。シーズン序盤は少し運に恵まれないこともあったけど、今はすべてが噛み合い本来のポテンシャルを発揮できている。チームの皆が懸命に努力し、本当に素晴らしい仕事をしているので、こうして結果を届けられるのは最高だ。これからはチャンピオンシップの順位を上げ、可能な限り上位を目指してプッシュしていきたいね」  迎えた日曜メインレースは、スタート直後のターン1でアクシデントが発生し、ギリェルメ・サラス(ヴァルダ・カヴァレイロ・スポーツ/シボレー・トラッカー)がスピンを喫し、これに当時ランキング2位だったフェリペ・マッサ(タイム・ルブラックスTMG/シボレー・トラッカー)が巻き込まれてしまう。さらに前戦ヴェロチッタでポディウムも獲得していたアルフレディーニョ・イビアピナ(Full Time...

スバル・モータースポーツUSAの『プロジェクト・ミッドナイト』がスコット・スピードと新記録樹立

about 23 hours ago

 アメリカで1904年に初開催され、もっとも歴史あるモータースポーツ競技会として知られる『The Mount Washington Hillclimb Auto Race(マウント・ワシントン・ヒルクライム・オート・レース)』にて、スバル・モータースポーツUSAの『Project Midnight(プロジェクト・ミッドナイト)』をドライブしたスコット・スピードがコースレコードを更新。同チームにとって2011年と2014年のデイビッド・ヒギンズ、2017年と2021年のトラビス・パストラーナに続く5回連続の新記録樹立となっている。  長い歴史のなかで1998年に一度終了し、2011年に復活して以来3年ごとに開催されてきた同大会は、世界的に有名なイベント同様に別名“クライム・トゥ・ザ・クラウド(Climb to the Clouds)”とも呼ばれ、2020年大会が新型コロナウイルス感染症の影響で2021年に延期されると、2023年の大会は悪天候による安全上の懸念から全面的に中止に。そんな外乱に翻弄されつつも2011年の復活以来、スバル・モータースポーツUSAは毎回参戦し、そのたびに記録を更新し続けてきた。  かつては未舗装路と舗装路が混在する難関レイアウトだったが、現在は全長7.6マイル(約12.2km)の全区間が舗装されている。しかし現地8月9日の決勝走行に向け好調な走りを見せていたスピードは、濃い霧のせいで金曜と土曜の練習走行はコースの下半分のみで行われ、日曜の1本目も同様のコンディション。週末のラスト1本でようやくコース全区間が開放されるという厳しい条件に追い込まれ、新記録樹立の望みはあわや潰えるかと思われた。...

首位キープのミツビシ田口&保井組がレグ4でリードを拡大「自信を持って走れています」/AXCR

about 23 hours ago

 8月13日、アジアクロスカントリーラリー2026(AXCR)の競技4日目となるレグ4が行われ、チーム三菱ラリーアートの田口勝彦が暫定総合首位を堅持した。タイのナコーンサワンからカンペーンペットへ向かう約331kmのルートで、田口はSS4番手タイムをマークし、総合2番手につけるライバルとの差を3分18秒に拡げている。  一方、前年覇者であるチャヤポン・ヨーターはアクシデントにより総合7番手へ後退したが、小出一登は着実に順位を上げ同32番手となった。増岡浩総監督は、優勝に向けて翌日のレグ5を「正念場」と位置づけ、勝負をかける姿勢を強調。ラリーはいよいよ終盤戦に入っていく。 * * * * * * * AXCR2026、田口選手が4日目も好調を維持しトップの座を守る チーム三菱ラリーアート【レグ4レポート】田口勝彦選手が暫定総合首位を堅持。チャヤポン・ヨーター選手もトラブルを跳ねのけ力走  2026年アジアクロスカントリーラリー(AXCR)の競技4日目となるレグ4が8月13日(木)に行われました。この日は、ナコーンサワンから北西に位置するカンペーンペットへと至るルートです。総走行距離は331.25km、スペシャルステージ(SS)の距離は181.04kmに設定されました。コースは山すそを走る森林のほか、なだらかな丘に広がるフラットな農道を主としており、こうしたコースを得意とする田口勝彦選手/保井隆宏選手にとっては、ラリー終盤に向けて後続との差を広げておきたいところです。...

D1GP第5・6戦『EBISU DRIFT 』の一般チケット販売が9日2日よりスタート

about 22 hours ago

 9月26、27日に福島県エビスサーキット西コースで開催されるD1グランプリシリーズ第5戦&第6戦『2026 EBISU DRIFT』の一般前売りチケットが9月2日より発売される。  2026年も9月末にスケジュールされたエビスサーキットでのD1GP。今年も大会スポンサーとして『東邦銀行』が3年連続で協賛し開催される。  今回の『EBISU DRIFT』では、7月に行われたD1ライツで実施された八の字コースの新レイアウトを採用。D1ライツドライバーたちは、悪天候もあり苦戦したテクニカルなレイアウトをD1GPドライバーたちがどう攻略するのか必見だ。 『EBISU DRIFT』では、D1GPドライバーたちの迫力あるドリフト走行を特等席で見られる『プレミアムチケット』も販売。専用トレーラーでの休憩やお弁当、お土産のほかにエビスサーキット名物のドリフトタクシーも体験できるチケットとなっており、3種類のプレミアムチケットを販売予定だ。  指定席はSS、S、A、Bの4種類が用意され、新たな試みとして福島県割引チケットも販売される。この割引チケットは、福島県内のローソン限定の指定席で、A、B指定席が割引価格で用意。福島県内のローソンに設置されたロッピー機械にて発券が必要だ。 2026年EBISU DRIFTのコースレイアウトと指定席の位置 『EBISU...