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Last updated about 9 hours ago
about 21 hours ago
これまで一度読んだ本の再読というものを、あまりしてこなかった。 世の中には魅力的な本が数多ある。そういうきらびやかな本に囲まれていると、つい読書数を稼ぐことに集中しがちになる。 実際…そうやって膨大な数の本を読み漁る事で得られたものも多かったと思う。世の中、どうしたって数を稼がなくては仕方がないという領分はある。 しかし最近になって、ふと昔に読んだ本を読み返してみると…色々と興味深い再発見が多かった。 この再発見には色々な要因がある。以前は肯定的に読めていたのが否定的にみえたりだとか、逆に以前はスルーしていた部分が妙に刺さったりだとか。 読めていたようで、実は全然読めていなかった 実際の具体例をあげるとしよう。”なぜ僕は瞑想するのか ヴィパッサナー瞑想体験記”という本がある。 なぜ僕は瞑想す???のか ヴィパッサナー瞑想体験記 (ホーム社) この本は映画監督である想田さんが、10日間の瞑想合宿を体験された際に得た知見を書かれたものだ。...
2 days ago
「やるの?やらないの?どっち?」 という質問をする人は、基本的には頭が悪いか、信用してはならない人物だと、私は教わった。 というのも、ゲームと違って、現実世界は「選択肢」が無数にあるからだ。 例えば 「会社を辞めるか、辞めないか」 という選択肢で悩む人は多いが、実際には、無数のグラデーションとして、次のような選択肢が存在している。 ・部署異動で環境を変える ・グループ会社/関連会社へ出向する ・週休三日・時短など勤務形態をカスタマイズする ・副業を正式に申請して“複線化”する ・業務委託や嘱託に切り替える ・長期休職・サバティカルを申請する...
6 days ago
皆さんは海外旅行などはお好きでしょうか? 最近私は、日本について知るためにタイに出かけてきました。 熱帯観光リゾートとしてのタイ とはいえ、せっかくの旅行ですからリゾートしない手はありません。 タイは日本よりずっと南、気候区分ではサバナ気候に相当し、街路樹などの植生もトロピカルな感じです。なおかつ、ASEANの有力国のひとつとして経済成長したこと、昔から観光地として開発されてきたこともあり、リゾート滞在地としても魅力的です。 今回私はバンコクとその少し南のリゾートエリアに滞在しましたが、どちらも外国人が多く、タイ語がわからなくてもあまり問題になりませんでした。日本企業もたくさん進出しているので、日本食にも不自由しません。たとえば私の好きな「8番らーめん」のラーメンや餃子の味は国道8号線沿いのオリジナルとほとんど変わらず、日本の半分ぐらいの値段で食べられます。タイの物価は上昇傾向にあるそうですが、ファーストフード店はまだまだ日本より割安で、フードコートのテイクアウトなら一食300円ほどで済んでしまいます。 だからといって、何もかもが安いわけでもなく。こうしたドレスコードを意識しなければならないレストランや五つ星ホテル、観光客相手のアクティビティとなると、金額の相場は東京と変わりません。ワット・ポーやワット・プラケオといった有名寺院の拝観料に至っては、京都よりも高いかもしれません。外国人観光客だけから拝観料を取っている寺院もあり、そうした点も含めてインバウンド慣れしているなぁと思いました。 そしてバンコクには現代的なビルディングが林立し、タワーマンションも建設されています。先日、ミャンマーを震源地とする地震が起こった際、現地のタワーマンションが大丈夫だったのか気になりますが、とにかく、生活空間の現代化が進んでいるとは言えるでしょう。 それからIT 。インターネットはどこでも利用可能で、QRコードがあちこちに貼り付けられています。上掲のgrabは神アプリです! これは、タクシーなどを呼び出せるアプリで、現地国に到着してからクレジットカード情報を登録する必要がある (その際にちょっとだけ手数料を取られます)...
7 days ago
先日、地元の焼き鳥屋さんで友人たちと飲んでいた時のことだ。 しこたま飲み食いし、飲みホのラストオーダーも過ぎたのでそろそろお開きにしようかと、その前にトイレに行くことにする。 しかしトイレに向かうと、ドアの前で若い女性から突然、こんなことを言われる。 「ごめんなさい、入らないで!」 やや殺気立った、鬼気迫る表情でトイレの入口で通せんぼされてしまった。 しかし言うまでもなく、私が入ろうとしているのは男性用のトイレだ。 それほど大きな店ではないが、男性用・女性用にトイレが分かれており、男性用は大だけでなく小専用のスペースもある。 女性から入らないよう言われたことに加え、こっちは小の用事なのでいったい何なんだとキョトンとする。 しかし私は、いい歳をしたオッサン。 相手は若い女性であり、トイレあたりで揉め事になどなろうものなら、どうひいき目に見てもかなり分が悪い。警察沙汰になどなろうものなら、間違いなく人生が終わる。 そのため何がなんだかわからないままに、とりあえず女性からの“トイレ入室許可”を待つことにした。 態度も技術も最悪...
13 days ago
どうもー、ズイショですー、よろしくお願いしますー。 あのー、妻と小学2年生の息子と暮らす大阪市民なんですけど。 これ、もうちょっと逃げ切るの難しいな、大阪万博! まず最初に勘違いしてほしくないんですけど、これは政治的な話では全然ないんですよ。いやもちろん別に大阪府を拠点に活動している某政党に思うところが全くないわけではないですよ、いち市民として。ただ某政党が思想的に相容れないから自分の政治信条的に行きたくないとかそういう「これは闘争だ!絶対に行ってたまるか!」みたいな話では全然ないんですよ。そこは誤解しないでいただきたい。 俺はただただ純粋に、複合コピー機の裏表を間違えて取引先に白紙のFAXを100枚送っちゃうような同僚の自動車の助手席には絶対に乗りたくないのと同じノリで万博行きたくないだけなんですよ。パソコンが突然動かなくなったんだけどどうなってるの?って情シス呼んで結局コンセント抜けてただけだったみたいなことを半年に一回繰り返すような上司と一緒に出張行くのは絶対避けたいのと同じノリで万博行きたくないんです、僕は。イソジンで記者会見を開くようなやつらが音頭を取って毎日何万人を捌こうとするイベントにただただ行きたくない。イソジンって言っちゃったら某政党って濁してた意味がなくなっちゃうけど、もともとねえよそんな意味!みんなわかってるに決まってんだろがよ! 別に万博行ったら命が取られるとはそりゃ全然思わないけどね、万が一なんて言い出したらそれこそきりがないし。でも命は取られないにしてもどんなトラブルに出くわしてどんな嫌な思いをするかわかったもんじゃないわ???で、どうしようもないトラブルなら別にいいけど「そもそもなんでこんなことなっちゃってるの・・・」ってトラブルかもしれないし、一番嫌なのはそのときに誰かに言われるとかじゃなくて俺が俺自身に対して思うよね、「そもそもこいつらにまともな運営能力があるわけないのはわかりきってたのにわざわざ足を運んでトラブルに巻き込まれてるお前も間抜けだよね」って。 割とこういうリスクは避けたがる性格の自覚はあるんですよね。特にこういう「言わんこっちゃない」的なトラブルは避けたい。避けられないトラブルなら仕方ないというかむしろ楽しんで乗り越えられるタイプなんですけど、「大丈夫っしょ」と甘く見積もって痛い目を見るっていうのが一番堪えるんですよ、僕の性格的に。もちろんリスクをいっさい恐れてたら何もできないんでね、そこは変に臆病ってわけじゃないですよ。飛行機墜落したら怖いから飛行機乗らないなんて言わないですし、海外旅行だってある程度みんな危険を承知でそれでも行きたいから行ってるんだろうので何の文句もないし僕自身も必要とあらば行く(必要を感じないので人生で一回しか海外旅行したことないけど)。ただ、「日本の安全な環境下で世界のカルチャーに触れられるのが大きな魅力」とか謳う万博にしては、少なくともそこまでめちゃめちゃ安心な気持ちで行けねえしそこまでして見に行っておもろいもんなのかも俺にはよくわからんし・・・ってのが僕の正直な気持ちなんですよ。 ただね、大阪市民やっぱどうも逃げ切るのむずいんですよ。むずかしい。 息子の通う小学校は、何年生より上は遠足で大阪万博行きましょうみたいな流れになってるらしくて、とりあえず頭数全然足りてなさそうな教師のアテンドのもと集団で行くことは避けられたのでホッと一息。 僕がめんどくさいから行きたくないだけじゃなくてね、家族にも行ってほしくないんですよ。なんかこう自分のなかで「そこまでして行かんでええやろそんなん」って思ってるものに家族がわざわざ出向いて、そこでなんかトラブルが発生したときに純度100%で家族に寄り添って一緒に怒ったり悲しんだりできるかちょっと自信なくないですか?少なくとも「やっぱ止めときゃよかった」っていう自責の念は生まれるじゃないですか、そういうのが紛れるような選択肢はできる限り取りたくないんですよね。そういうとき後悔しないようにいつも主体的にリスクを引き受けながら決断したいし、きっと後悔しちゃう選択であるならこの万博の話がそうであるように些細なリスクではたからみて馬鹿馬鹿しかったとしても引き受けたくない、みたいなそういう感覚。「納得」の話だと言ってもいいかもしれない。 しかし遠足を回避したとしてもね、逃げ切るのむずいんすよ。まず、低学年にも万博の無料チケットは配りよるんですあいつら。ほんでね、息子も「クラスの◯◯くんがこの前の日曜に万博行ったらしくて」とか言うてくるわけですよ。SNSでもそれなりにアレが面白かったコレが面白かったと賑やかなので嫁も浮かれてきたのか僕の基本的に全然行きたくないスタンスを承知のうえで「息子くんも行きたがってそうだし、ね?」みたいなことを言うようになってきた。 まぁ仕方ないんですよ、二人とももともと外国の文化とか本とか映像とかで学ぶの好きだから。息子なんか赤子の頃から英語やってるのに加えてなんか最近は自主的にフランス語まで勉強してて、196カ国の国旗見て国名当てさせたら正答率たぶん90%くらい行く。電車で1時間かからないところで万博やってるのに彼が行かないことの方がよっぽど意味わからないんですよ。ただ俺は行きたくないし行かせたくもない、「俺は行きたくないから二人で勝手に行け」という話ではなくて、家族も我が身として考えたうえで俺が取りたいリスク取りたくないリスクの問題なわけですから。ただこのまま「俺はなんとしても行きたくないんや!」と突っぱね続けるにしても万博ってアレ10月くらいまでやるんでしょ?ずっと万博行きたくないストライキを家庭内で孤軍奮闘半年くらい続けるのもしんどいし、どうせ行かないまま終わったら終わったでテレビとかで万博の話するたびに「あー行きたかったなー」って向こう十年二十年言うでしょ、俺が死ぬまで言うし、俺が死んだときの戒名も大阪万博断固拒否居士とかにするんでしょ!どうせ!わかってんだよ、お前らの考えてることなんか!ばーか!!...
14 days ago
これは僕だけではないと思うのだが、目が覚めても辛くて全然起き上がれないという日々が続いていた事があった(特に寒い日が厳しい) もちろんまだ眠いだとか、何となく仕事が嫌だとか、そういう理由もあるにはあったとは思うのだが、それにしても目が覚めてから30分ぐらいは布団から這い上がるのがどうにも辛い。 あーでもない、こーでもないと、色々とやっていて、ようやく起き上がれるようになるはなるのだが、それにしても何でこんなに起き上がるのが辛いんだろう?と、ずっと疑問であった。 最初はうつ病かとも思ったのだが、そういう感じともちょっと違う。純粋に、寝起きだけが辛いのであって、寝て起き上がれさえすれば、そこまで辛くはないのである。 どうしてこんな現象が起きるのか理由が全然わからなかったのだが、つい最近になってやっとこさ「ああ…起きたてって意外と疲れているのだな」というのを理解した。 今回は休むことやリラックスの難しさについて書いていこうかと思う。 アルコールを飲むと、逆に熟眠できてるような気がする…… 超優秀な医者がアルコール依存症の既存の治療ルートを全て網羅した上で脱落し続け…… その上で最後の最後にバクロフェンという筋弛緩薬を飲んで、自分の飲酒衝動が筋肉の過緊張からやってくるものだった事を自覚し、依存症から普通の飲酒者に戻ったという手記がある。 面白すぎて卒倒した。超優秀な医者がアルコール依存症の既存の治療ルートを全て網羅した上で脱落し続けて、その上で最後の最後にバクロフェンという筋弛緩薬を飲んで、自分の飲酒衝動が筋肉の過緊張からやってくるものだった事を自覚し、依存症から普通の???酒者に戻るだなんてhttps://t.co/WL1a4QhvUR — 高須賀とき...
16 days ago
少し前に、コピーライターの梅田悟司さんから、本を送っていただいた。 タイトルは「言葉にならない気持ち日記」。 この書籍について、思うところがあったので、レビューをしてみたい。 この本は、「言語化されていない感情(もやもや)を言語化する」という試みをした書籍だという。 言葉にならない気持ち日記 ジョージア「世界は誰かの仕事でできている。」 リクルート「バイトするなら、タウンワーク。」 を考案した名コピーライターが、 \\118の曖昧な感情を徹底言語化!// この本の主題は、「言語化することで、それと向き合うことができる」。 いままで形のなかった感情に言葉を与えることによって、私たちはようやく「得体の知れない感情」と向き合うことができるようになります。それはまるで、心の曇った鏡を拭き取って、自分を見つめ直すようでもあります。言葉は「心のもやもやを整頓する道具」でもあるのです。 あの気持ち悪い感覚は、こういうことだったのか。...
19 days ago
中高年って本当に想像以上に頭がおかしくなってる人が実際には多いってのが最近わかってきたんだけど、よくよく考えてみるとこの辺りの年齢から肉体自体も割と病み始めてくるし、知能が病むのもそう考えれば別に普通な事なのかもしれない。昔は若作りみたいなのを馬鹿にしてたけど実際には大切ですね… — 高須賀とき (@takasuka_toki) November 16, 2024 皆さんは、日本人の年齢の中央値が幾つぐらいかご存じですか? 総務省統計局の資料によれば、2020年時点で、日本人の年齢の中位数年齢(年齢順に並んだときに、人口を二等分する境界の年齢)は48.6歳なのだそうです。48歳の人でさえ、日本では「若いほう」から数えたほうが早いわけですね。 ちなみに他の国の中位数年齢をみると、イギリスが40.5歳、アメリカが38.3歳、ベトナムが32.5歳、インドが28.4歳となっていました。いかに日本の高齢化が進んでいるのかが、わかるというものです。 つづいて、ちょっと唐突かもしれませんが、認知機能の検査バッテリーについて紹介します。医療現場で用いられている認知機能検査バッテリーであるWAIS-IVのマニュアルを確かめると、検査で出たスコアの評価が高齢者ほど甘いことがみてとれます。 たとえばWAIS-IVのある項目の検査で20代の被検者なら「平均的」と評される程度のスコアを60代の被検者が記録したら、「けっこう優れている」と評価されることがあるのです。全部の項目でこうだというわけではなく、たとえば...
20 days ago
今日書きたいことは、以下のような内容です。 ・昔会社の上司に、「何かを提案する時は、「○○したい」という主観的な希望の形でも表現できようにしておけ」「特に希望がなくてもある振りをしろ」と言われました ・仕事の上で、客観的に、冷静な意見を表明することはとても大事です ・ですが、時には「私は○○したい」という、主観的な希望の形で表現するのが有効な場合もあります ・何故かというと、「この人は自分ごととして語っている」という受け取り方でプラス加点をする人がいるから、またそれによって相手の希望も引き出しやすくなるからだと思っています ・仕事上で「どうしたい」「どうなりたい」というのを適切に言語化出来る人は稀です ・ここには、「仕事上で「自分の希望」なんてもってない方が普通」という話と、「仕事に限らず「希???」を言語化することが苦手な人も多い」という二つの要因があると思います ・単純に「○○という選択肢が適切」ということを「○○したいと思っている」と言えるだけでもだいぶ違います ・ロジックを「主観的な希望」の形で言語化する、自分なりの手法を身につけられるといいですよね 以上です。よろしくお願いします。 さて、書きたいことは最初に全部書いてしまったので、後はざっくばらんにいきましょう。 私が新卒で入社してから、三年目くらいのことでした。仕事のやり方も多少は分かってきて、一方人前でプレゼンや提案をする機会も増えてきて、「いまいちこっちの言いたいことが通じないなー」などと悩んでいる時期だったと思います。...
21 days ago
マスクは踊る 『マスクは踊る』という本を図書館の本棚で見かけた。「ああ、マスク、共和党の大会みたいなので踊っておったなあ」と思った。いや、思わなかった。それは東海林さだおのコラム集であった。 マスクは踊る (文春文庫 し 6-101) おれたちはマスクに踊っていた。踊らされていた。よくわからない。おれは以前、こちらでこんな記事を書いた。 「日本人は、いったいいつまでマスクを着け続けるのだろうか。」 これである。書いたのは2021年の11月だ。 おれの観測するところでは、道行く人のマスク着用率は99%というところだ。 と、書いている。マスク全盛期だったと言える。 でも、いずれはマスクを外す日が来るのだろう。...
22 days ago
もうずいぶんと以前のことだが、会社を経営する友人が、経営コンサルを名乗る人物に仕事を依頼したと聞かされることがあった。 何の会合で話したのか記憶が定かではないが、名刺交換するとそのオッサンはこんなことを話す。 「今、彼の会社を手伝っているんですが、経営も現場管理も全くできてないんです。本当に立て直しが大変です」 友人はオヤジの急逝に伴い急遽、大手金融機関を辞めて跡を継いだ2代目だった。 ビジネスパーソンとしてはできるヤツだったが、親ほどに歳の離れた役員や番頭さんもいる畑違いの会社で孤立し、“経営の専門家”を頼ったのだろう。 しかしクライアントの目の前で、その友人に、 「彼はぜんぜん経営ができておらず、立て直しが大変」 などと、あらゆる意味でバカ丸出しのセリフを吐くようなオッサンが、まともであるはずがない。 そんなこともあり、こんな質問を投げかけてみる。 「そうなんですね先生。ところで彼の会社の、一番の問題点はなんですか?」 「いろいろあるけど、幹部から社員まで、仕事の重要性と緊急性を仕分ける習慣が身についていないことでしょうか。プライオリティをマトリックスで考えないんですよ」 (あー…このレベルか...
23 days ago
どうもズイショですー、はい、じゃあ、よろしくお願いしますー。 あのー、なんか最近盛り上がってるので、警察を名乗る人から突然電話がかかってきて、あなた詐欺に加担してるんじゃないですかあなたの口座のカネは汚いカネなんじゃないですかって言われて、そんなんやってないですよ勘弁してください!てすったもんだあれやこれややってたら、なんか流れで自分のカネのキレイさを証明するためにお金を相手の指定する口座に振り込んじゃって蓋開けてみたら詐欺でしたお金くすねられちゃいました返ってきませんみたいな話題があるじゃないですか。 ネットに色んな被害体験談とか「自分のところにもそんな電話来たわ」みたいな体験談とか上がっててワーワーやってますけども。 今日は、そういうよくわからん詐欺が魍魎跋扈してるらしいという微妙なファクトを入り口に思うところを話していきたいと思いますー。 ちなみに僕自身はこの今話題の劇場型警察騙り詐欺電話が掛かってきたことはなくて、ただこの前なんか謎の非通知の着???があったな。非通知の電話って折り返せないから気になっちゃいますよね、出たかったな。あとはまぁ、変な営業、不動産投資とかそういうのはしょっちゅう掛かってきますよね、どっかで情報抜かれてるんでしょうね。 でも最近めっきり掛かってこなくなりましたね。昔は職場で仕事中に電話かかってきても「あ、いいです」ってガチャ切りするしかなかったんですけど、リモートワークに移行した2020年以降は自宅で他人の目もないおかげでパソコン触って仕事はしながらハンズフリーで対応できたんで、めっちゃ興味ありますね不動産投資なんなら今から喫茶店で会えますか?今どこですか?いやでもこのあとヤマト来るな、何時ならいけるかなぁと思わせぶりな対応をしたり、どうして今の仕事についてるんですか?家族構成は?と異常に相手に興味持ったふりをして「長男なんですか!僕も長男なんですよ!やっぱしっかりした話し方してますもんね、絶対長男だと思ってました!」とか「出身は愛知ですか!僕、味噌カツは合わないんですけど、あんこトーストは大好きです!」「ジブリ映画だと何が一番好きですか?僕はね、基本宮崎駿の描く主人公ってストーリー開始時点である程度人間的に成熟してるなと思ってるんですけどその点ハウルというキャラクターは自分の能力に対してそれを使う精神が未熟なのが異例だなと思ってて」とかどんどん話を脱線させたりして1時間くらいこっちからは絶対電話切らないみたいなことを何回かやってたら電話かかってこなくなりましたね。不動産投資営業でも厄介認定でリストから除外されるパターンあるのかもしれません。 あとたぶん「自分の方から電話を切ってはいけない」みたいな変なマニュアルがあるんだなと思う、わからんけど。裏バイトもそうですが人間それぞれ事情はあるんでしょうけどそんなところで働くもんじゃないので自分としては「もうこんなことやりたくないな」と相手に思ってほしくてやってるので善行を積んでいるつもりです。 あと半年くらい前かな、なんか銀行を名乗る自動音声で口座を凍結されるリスクがあるので話を担当者としたい方は1をプッシュとか言われて口座持ってた銀行名だったんでうっかり1を押したらきっちり詐欺っぽい電話が来たことはありましたね。その時も1時間くらいおしゃべりしようかなと思ったんですけど、犯罪やってる自覚あるやつの方が不動産営業よりめんどくさいやつに敏感なのか知らんけどすぐ切られちゃいました。一応その経緯は警察に連絡して共有したけど「着信拒否しといてください」しか言われなかったので、なかなか捕まえるのとか難しいんでしょうね。僕から話を聞いて捕まえる手がかりが出てくる可能性があるならもうちょっと話聞いてくれると思うので。 話を劇場型警察騙り詐欺に戻すと、まず思うのはこんな詐欺が横行するってのはそもそも公権力への信頼がみんな無くなってるからそこを狙われてるんでしょうね。袴田事件を題材にしたスタンダップコメディがSNSでバズったり、政治家やテレビ局の不正やなんやがセンセーショナルに報じられたりとか、身に覚えがなくても偉い人の胸先三寸で自分がどんな目に合わされちゃうかわかったもんじゃないみたいな不安や不信感を世の中の多くの人が持っていて、そこにカスどもがつけ込んでくるっ???構図があるんだなと思うんです。悪いことしてカネを稼ぐ連中なんてカネを稼いでなんぼですからね、SDGsとか全然考えてないでしょうから、稼げないことはやらないし、捕まらないように稼げるならなんでもやるんでしょう。 自分は何も悪いことしてない!けれどこのままだと問答無用でしょっぴかれるかもしれない!警察も国も強引だ!なるだけ穏便に済ましたい!であればなるだけ相手の言うことを聞いて協力的に振る舞って横柄な手段を取られないようにしよう、ていう被害者の思考はまあ普通の感覚なんだろうと思います。 でも、やっぱ不思議に思うのが、その普通の感覚があんまわかんねえんすよね。いや、よく言うじゃないですか、「自分が引っかかるわけがない」って自惚れは良くないよそういうやつこそ引っかかるよみたいな、それも言うてることわかりますし、こんな話をしてる自分が詐欺に一杯食わされた時は全力でネタにして喧伝してやりますよ。 こちとら「なんかあったら最悪まぁネットに書いてネタにすればいいや」で強気で生きてるところありますからね。その時は書くから盛大に笑ってくれって思うんですけど。僕がしたいのはいわゆる「騙されるやつが馬鹿なんだ」みたいなそんな話じゃなくて、タイトルに戻るんですけど、みんなって本物の警察からの職質とかってどれくらい受けたことあるの?騙されちゃう人たちってどれくらい警察と無縁に生きてきた人たちなんだろう?ってのが気になるんですよね。...