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Last updated 4 days ago
4 days ago
はじめに これから希少がんを切り終わったあと、人工肛門を一時造設した自分の話をする。LARS(低位前方切除術後症候群)についても触れる。この状況については、希少がんはほぼ関係なく、広く大腸がん、直腸がんになった人に共通するものになるかと思う。 ただし、おれは横の比較をするつもりはない。あくまで縦の比較であり、おれがおれの身体を通して、おれのなかで感じたことを書く。 ん? 横と縦ってなんだって? たとえばある有馬記念があって、べつの馬同士、コスモキュランダとダノンデサイルの能力や実績を比べるのが横の比較だ。 一方で、コスモキュランダだけを見て過去の成績、好走傾向、調子の上下などを見るのが縦の比較だ。そういうことだ。 おれがいくら苦しいとわめいたところで、「もっと苦しい病気の人もいる」と言われてしまえば、それはそうだとしか言いようがない。「グエー死んだンゴニキ」はもっと若くして亡くなっている、と言われたら返す言葉もない。 「グエー死んだンゴ」ニキにはなれないけれど しかし、それを言い出したらき???はないし、不毛なことになりかねない。だれも声を出せなくなる。いろいろな状況の人がいて、それぞれ近かったり遠かったりする。自分の声を出すことによって、わりと近い人の参考になるかもしれない。そのつもりで書く。 もちろん、病気のやつは自分の主治医の言うことを聞け。標準的な医療をしている医師の言うことを。 休戦したつもりでいた...
5 days ago
今年の正月休みのあいだに、私は長く続けてきたlivedoorブログを整理した。 Googleアドセンスを停止し、すべての記事を非公開にしたのだ。 最後にlivedoorで記事を更新し、活動の場をnoteに移したのは2025年の1月。 「noteに引っ越して、一年経ったらlivedoorブログを消そう」 そう決めていた。 告知はしていない。自分の中だけで決めていたことだ。人知れず、ひっそり消えるつもりだった。 「流れの早い世の中で、もはや個人のブログは読まれなくなっている。きっと1年も経ったら、私のブログが消えたところで誰にも気づかれないだろう」 そう思っていた。 案の定、年明けに全ての記事を非公開にしても、特に誰からも反応がなかった。誰にも気づかれなかったか、なんとも思われなかったのだろう。 寂しいような気もしたが、安堵の気持ちの方が大きい。 正直に言うと、会社員として働き始め、生活の中でリアルでの人付き合いが比重を増していくにつれて、好きなように書き散らかしてきた過去のブログが重荷になってきていた。 facebookのアカウントは、先駆けて削除済みだ。...
9 days ago
少し以前の事だが、陸上自衛隊の元最高幹部とお酒をご一緒させて頂いている時、こんな質問をしたことがある。 「鈴木貫太郎ってなぜ、あのタイミングで総理大臣を引き受けたのでしょう。実利からも名誉からも全く割に合わないので、よくわからないんです」 鈴木貫太郎とは、太平洋戦争で日本が敗れた時の最後の総理大臣だ。 1945年4月、敗戦のわずか5か月前に、今に至るも史上最高齢となる77歳で着任した首相として知られる。 昭和天皇から、戦争を終わらせるよう直々に大命を受け、文字通り命を懸けて戦争を終わらせた人物といえば、ご存じの方も多いだろう。 その鈴木、元々は生粋の軍人だった。 日露戦争では、駆逐隊の司令として日本海海戦に臨み、多くのロシア艦を撃沈した歴戦の英雄である。 多くの武勲もあり海軍大将まで昇るのだが、退役後は名誉職のポストを歴任しながら老後を養っていた。当然、総理大臣どころか何らの国務大臣を務めた経験すら、まったく無い。 そんな鈴木が、「(戦前の)日本を滅亡させることになる、最後の総理大臣をやれ」といわれたわけである。人生をかけて築き上げてきた名誉が全てぶっ壊れるだけでなく、子々孫々まで「敗戦の総理大臣」と誹りを受けるだろう。 実際この時、長老たちは多くの政治家に総理大臣への就任を打診するのだが、適任と思われる者たちは皆逃げた。 そのため最後に、その役割が鈴木に回ってきたわけである。 どう考えても、こんなもの受ける方がおかしい。...
10 days ago
「あいつら、内容の無いことばかり喋ってやがる」と学校や職場の同僚を馬鹿にする人は珍しくない。 世間を知らない学生のセリフかと思いきや、30代、40代の人が同じことをさえずっているのを見てびっくりさせられることもある。ほとんどの場合、こうしたセリフは人望が無い人の口から出てくる。 いつも思弁している人、いつも世界の重要事について考えている人は、世間では少数派だ。 いや、実のところ、「あいつらは内容の無いことばかり喋っている」と言っている本人だって本当はそうなのだ。有意味なこと・重要なことだけを喋る人間など、めったにいるものではない。 仮にいるとしたら、それは事務的な内容や数学の解法のような内容しか喋らない、ロボットじみた人間だろう。 少なくとも、「あいつらは内容の無いことばかり喋っている」などという、内容の無いことをペラペラ喋ったりはしない。 「コミュニケーションの内容」より「コミュニケーションしていること」のほうが重要 人間同士のコミュニケーションを振り返った時、そのコミュニケーションの内容が厳密に問われている場面は思うほど多くはない。 もちろん、報連相的なやりとりに際しては正確な情報伝達が肝心だし、そのためのトレーニングも必要だ。しかし日常会話の大半は、「コミュニケーションの内容」よりも「コミュニケーションをしていること」のほうが重要だ。 その典型が、「おはようございます」「お疲れ様です」「おやすみなさい」「よろしくお願いします」といった挨拶のたぐいである。 挨拶には内容は無い。昔は、“お早うございます”にも内容があったのかもしれないが、もはやテンプレート化している今では無いも同然だろう。 だが、進学や就職のたび挨拶の重要性が語られることが象徴しているように、コミュニケーションに占める挨拶のウエイトは馬鹿にできない。挨拶を行う意志や能力を欠いている人は、社会適応は著しく難しくなるだろう。...
11 days ago
どーもー、ズイショと申します。本年もよろしくお願いしますー! 本題ではないので諸々省いて結論から申し上げますと、今の僕はうつ病になってしまい休職中の身となっております。 まず睡眠時間がコントロールできない。朝まで寝れない時もあれば、一日中起き上がれずに布団でうとうとしている日もある。 夜20時に倒れるように眠りにつき25時頃に覚醒してそれから布団に入り直してもずっと眠れない。このテキストは早朝5時に書き始めています。 食事を取れるも取れないもその日次第で家族の団欒の日としたい土日はすき焼きやら寿司やらハンバーガーやら飲み食いはできるが、そんなハレの日に対して家族が家にいない平日のケの日は薬を飲むために仕方なくパウチのゼリーを腹に入れて薬飲んでそれだけなんてことを繰り返しています。半年で体重が10kg減ったり、カップ麺なんかに頼って5kg戻したり。 こんな「うつ病って大変なんだよ」なんて話はネット上に出回って枚挙に暇がないありふれた話なので本題ではなくてですね、今回僕がしたいのは「マジョリティがマイノリティになってみてわかったことが色々ありました」という話です。 以下からが本題になります。 僕の自己紹介をすると、ステータスだけで言えばそれなりに楽しくご機嫌に生きてきたんだと???います。それなりの給料をもらえる会社員としての本業があり、副業もそれなりにこなして妻子を持ち働いてきました。つまりは特に福祉に頼らずマイペースに生きているそこらへんのおっさんです。次の3月で40歳になります。 ところがどっこい経緯は省きますがうつ病を患い急転直下でダメになってしまいました。 会社とか家族とか環境のせいにするつもりはさらさらありません。僕はどうもおかしくなってしまった。ずっとおかしかったのかもしれない。今までのように生きるのはどうにも難しい状態に陥っている。ただその現実を受け入れるばかりの毎日です。 人間を格上だとか格下だとかそういう考えのもとに他人を値踏みして生きてきた自覚は一切ありません。それでも僕は自分はもうダメだと思い至りうつ病になってしまいました。 しかし、その一方で俺は今までマジョリティであったことへの強い自覚と、僕は今マイノリティになってしまったんだという強い自覚があります。...
12 days ago
こんにちは、しんざきです。ついこの間まで、2025年って12月60日くらいまで伸びないかなあと妄想していたんですが、気が付いたらもう2026年1月が半分を過ぎていますね。 何なんでしょうこの4倍速展開。イベントテキストを高速スキップする設定のソシャゲか? この記事で書きたいことは、大体以下のようなことです。 ・年末大掃除をしていて、「子どもが欲しがって/必要だと思って」買ったのに案外使われなかったものを色々整理しました ・「使われなかったもの」の共通の原因は、大きく「欲しがる動機が一過性」「片付けや出し入れに手間がかかる」「普段の生活で触れない/目にしない」あたりであった気がします ・つまり、「必要性の検討が不十分だった」「使い始めるまでの手間とハードルを甘く見積もっていた」「普段の行動の導線上になかった」ということになります ・あれ、これシステム開発の仕事でもよくやってるヤツだな? ・開発業務でも、「作ったはいいが定着しないシステム」というものがしばしばありますが、考えないといけないことは大体同じであるように思います ・つまり、「必要性の検討」「導線の検討」「運用の手間の検討」です ・必要性についてはどうしても調整が難しい部分がありますが、使うまでの手間と導線については改善できる可能性があります ・「これ、買ってもいいけど遊ぶ/使うかな……」と迷った時は、「開発案件のつもりで、導線と運用の手間を改善する」のが一つの手です 以上です。よろしくお願いします。...
16 days ago
朝から朝までやりたいことだけやって生きる 以前『NHKスペシャル』でサカナクションの山口一郎さんがうつ病を抱えながら音楽活動を続けているのを見て、色々と心を揺さぶられた。 この年末にはそのドキュメンタリーに、あのすばらしい新曲『怪獣』に関する話が追加されたということで、あらためてはじめから見た。 そして、やっぱり同じところで引っかかるものがあった。 それは、うつ病と診断された山口さんが、自分の現状についての語っている言葉で、正確ではないけれどこんな感じのことだ。 ぼくにとって音楽は趣味…おおげさに言うと人生… でも今はバンドの他のメンバーには家庭があって、生活があって… だけど自分は今も変わらず音楽のことばかり考えている… 朝から朝まで… 本当に、ぼくには音楽しかないんですよ… その時にぼくが感じたモヤモヤは、共感というより、嫉妬だった。 ぼくは若い頃、コピーライターを目指していて、何年もかけてようやくコピーを書く仕事にありついたのに、色んな理由で制作の仕事から離れていき、今はまったく関係のないことをやっている。...
17 days ago
リクルートではカルチャーとして、何かを上司に相談すると「あなたはどうしたいの?」と聞かれるという。 リクルートにいたとき、上司に何を聞いても「お前はどうしたいの?」しか言われなくてなんだよコイツって思ってたけど、あるとき「どうしたらいいですか?」ではなく「こうしていいもですか?」と許可を求める行動をしろと言われた。自分の意志がない仕事は楽しくないだろと。すごく真っ当だよねこれ。 — moto (@moto_recruit) November 17, 2025 私が所属しているコンサルティング会社でも、同様のカルチャーがあり、 「で、安達さんはどうするの?」 「安達さんはどう思う?」 と、上司に何度も言われた記憶がある。...
22 days ago
※著者は一時的ストーマ(人工肛門)造成者です。 ※ストーマの種類はイレオストミーです。 ※病気、治療やケアなどに関する知識などは、あなたの医者を頼ってください。 ※これは一当事者の直近の感想にすぎません。 ※必然的に排泄物などの話になります。読みたくない人は、今は読まなくていいと思います。ただ、いつか自分がオストメイトになったとき、なにかの役に立つかもしれないので、ブックマークでもしといたらいいかもしれない。 装具の交換訓練は多いほうがいい おれはNET G1という希少がんの手術で一時的ストーマ(人工肛門)造成者となった。そのあたりについては、承前、ということでお願いしたい。 ストーマ(人工肛門)とわたくし(出会い編) さて、前回はどこまで書いたか。なんとまだ入院中だ。そうだ、おれの入院は長引いた。長引いたおかげでいいことが一つだけあった。看護師さんのアドバイスを受けられる状態でストーマ装具交換を何度か多くできたのだ。 もしも、術後の経過が順調で退院となっていたら、おれはストーマ装具交換に大きな不安を持ったまま世の中に放り出されることになった。 いや、世の中のオストメイト(ストーマ造成者)は、あのくらいの回数の訓練で世に出ているのか?...
23 days ago
自作の「100日行」をしていました ふと修行をしたいと思い立ち、「100日行」なる計画を勝手に作って、勝手にはじめた。 以前から修行はしたいと思っていたのだけど、家庭も仕事もあって、それらを投げうって山奥にこもったりする勇気は全くなかった。 ところが、ちょっとしたきっかけもあり、ひょっとして修行は別に山奥にこもらなくてもできるのではと思いつき、勝手に修行の計画を作って取り組み始めたのである。 行の内容はシンプルで、毎日、事前に立てた問いに対して答え続けるだけ。 自分は何を手に入れたいのか。 どうなりたいのか。 そのために何が必要なのか。 …などなどの問いを100日分作って、毎日1つずつ答えていく。 ただそれらを自問自答し続けるだけなのだが、やっていくと、実はこれがすごくきついことがわかってきた。 普段はフタをして見ないようにしている自分の内面を、無理にでももう一度ちゃんと見ないといけなくなってくる。 おまけに、そうやって無防備な状態になっていても、日常生活は普通に続いている。...
24 days ago
年末年始は、Xで見かけた「陰キャでも陽キャでもない無趣味な人に用意された、ドーパミン供給装置としての推し活」というセンテンスを反芻していた。 「推し活」って趣味というより高度にパッケージングされた消費行動でしかなくて、才能を持った他人の人生に相乗りして成功体験をインスタントに得ているだけ。 本質は疑似恋愛とかじゃなくて疑似成功体験なんだよな。 陰キャでも陽キャでもない無趣味な人に用意されたドーパミン供給装置としての推し活 — なぎ (@nagijanaiyo) December 4, 2025 1800万回以上表示されたというから、なかなかのバズだ。書き方も巧妙で、投稿者は「無趣味な人にドーパミンを供給する装置としての推し活(があり得る)」というエクスキューズ含みの書き方を選んでいる。 つまり、「推し活をやっている人々=無趣味」とは言い切っていないのだが、そういう風に解釈し、感情的なリアクションをとる人が集まりやすいつくりにもなっている。...
about 1 month ago
1年の最終日。今年を振り返りながら書いてみたい。 2024年末から2025年にかけて、「言語化」がブームだったようだ。 Amazonで検索してみると「言語化」関連の書籍がわんさか出てくる。 私もこのビッグウェーブに乗り、「バイトするなら、タウンワーク」などのコピーで知られる、コピーライターの梅田さんと、日経ビジネスで随分と「言語化」について話させていただいた。 ひとつ上の言語化 三省堂が2015年から開催するキャンペーン「今年の新語」で、2024年の大賞に輝いた「言語化」。かつて学術の世界に留まっていたこの言葉は、メディアでの露出を重ねながら私たちの日常に浸透し、静かなブームを起こしている。書店の棚を埋める関連書籍、そして「上手な伝え方」への関心の高まり……その背景には、複雑化する現代社会で胸の奥に渦巻く感情や思考を、的確に表現したいという切実な願いがある。 しかし、コミュニケーション技術を磨くことが、果たして言語化の本質なのだろうか。表面的な「伝達スキル」の向上だけに気を取られていると見落としてしまう、もっと“深い領域”があるのではないか。(日経ビジネス) 「言語化」の本質 しかし、この「言語化」という言葉、一体どのような意味で使われているのだろうか。 と思って、調べてみると実は、この言葉、「日本国語大辞典」でも「広辞苑」で調べてみても、出てこない。 辞書にない言葉、新しい言葉なのだ。 それゆえに、現時点では「言語化」という言葉は、それを使う人の解釈に利用方法が委ねられている。...