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とあるビデオグラファーの備忘録的ブログ

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Latest posts

Last updated 6 days ago

Nikon ZRのCineDのダイナミックレンジ評価に対する考察

6 days ago

Nikon ZRがいよいよ発売になって、ますます動画界隈は盛り上がりを見せています。基本的に動画系のカメラは今までの流れからすると、発売日以降はそれなりの落ち着きを見せることが多いですが、Nikon ZRに関してはそれが当てはまらないようです。なお、各種SNSを見る限りNikon ZRを動画用のカメラとして使う人もいる一方で、スチル目的で導入したと言う人も多そうです。今回はNikon ZRを導入するに当たって、理解しておいた方がいいことをピックアップして紹介します。加えて、CineDのラボテストの結果に対しても考察してみます。なお前半部の多くの部分は下記の過去記事にも記載している内容と被りますのでその点はご了承ください。 sumizoon.hatenablog.com Nikon ZRに無いもの まずNikon ZRに「無い」部分の話です。これに関して「無い」部分はネガティブに捉える必要はありませんが、実際の事実として記載します。 EVFは無い EVFはありませんので、ファインダーを覗いて撮りたいと言う方にはマイナスポイントですが、実際使ってきた中で困ったことはありません。これは後述する大型の高輝度モニタのおかげかと思います。...

MacBook Pro M5はMacBook Pro M4に対して動画編集でどれくらい優位性があるのか

8 days ago

はじめに MacBook Pro M5の発表そして発売がされて、そのベンチマーク結果がはっきりしてきたので記載します。比較に使用したのは実際にDaVinci Resolveを使用したベンチマークテストであるPugetBench for Creatorsです。 www.pugetsystems.com 一般的なベンチマークツールとは異なり、実際の動画編集における実行速度を可視化するためのベンチーマークで、新製品が発売されるたびに私はここをウォッチしています。 MacBook Pro M5...

Nikon ZRのRAW(R3D NE)をしばらく試した感想、撮影した作例など

19 days ago

はじめに Nikon ZRに関して先日の発表の当日に記事にしましたが、今回は実機を触っての感想を書かせていただきます。すでに多くの先行レビューワーがNikon ZRについて語り尽くしているので表面的な部分はさらっと流して、少しマニアックな部分について紹介していきたいと思います。 Nikon ZR動画スペック概要 改めてNikon ZRに関してそのスペックをかい摘んで記載すると、下記のようになります。・フルサイズ24MP 部分積層CMOSイメージセンサー・CFexpress Type B +...

Nikon ZRが正式発表されたので詳細を見ていく 30万円以下で買えるシネマカメラが爆誕

about 2 months ago

昨晩も似たタイトルの記事を書きましたが、今年のIBC開幕直前タイミングはカメラが豊作です。 ということで本日2025年9月10日にNIKONが発表したNIKON ZRについて詳細を見ていきます。 例によって速報的な記事になりますので誤字脱字があるかもしれませんがご了承ください。 引用:Nikon | RED ZR The ultimate compact cinema...

Cinema EOS C50が発表されたので詳細スペックを見ていく

about 2 months ago

ベルギーはアムステルダムで行われるIBC(International Broadcasting Convention:国際放送機器展 2025年9月12〜15日)に先立ちキヤノンが発表したCinema EOS C50について書いてみたいと思います。 一部の噂サイトではスペックや外観のリーク情報が事前に出回っていましたが、今回、海外での正式発表を受けてその詳細を見ていきます。 引用:Canon EOS C50 Video Camera...

寄れないレンズで手軽に寄って快適に使いたい TTArtisan 50mm f2編

about 2 months ago

以前記事を書いたことがあるお気に入りのレンズ TTArtisan 50mm F2について書いてみます。   sumizoon.hatenablog.com その昔、レフ機の時代にはEF 50mm F1.8などの撒き餌レンズが万円以下の値段で買えるレンズは存在したものです。ですが、ミラーレスカメラの時代になってからはそこまで値段が極端な撒き餌レンズは無くなったように思います。 そんな中、TTArtisan 50mm F2は1.2万円の激安レンズで、ミラーレスカメラ全盛の時代でも超絶安いレンズです(マニュアルフォーカスですけどね)。 TTArtisan...

DJIが9月15日にFX3に似たLマウントのミラーレスカメラ発表の噂の違和感

2 months ago

Lマウントアライアンスの現在地を振り返る 思えば、Lマウントアライアンスが発足したのは2018年のことです。ライカ、パナソニック、シグマという三社が手を組んだとき、正直「マイナー規格で終わるのでは?」と思った方も多かったのではないでしょうか。私の場合は、アライアンス発表時は驚きと期待でいっぱいでしたが。それから数年でシグマの積極的なレンズ展開や、パナソニックによる動画機の強化、そしてライカのブランド力によって、Lマウントは確実に存在感を高めてきました。2022年にはDJIが加盟、さらに2025年9月にはViltroxまで加わりました。 DJIのミラーレスカメラの噂に関する過去記事 当ブログでは約一年前に下記のようなエントリを書きました。 sumizoon.hatenablog.com もうこの記事を書いてからかれこれ一年経ちます。というか実は「9月」とは2025年の話だったのか?と思えるほど昔の話です。DJIがLマウントミラーレスカメラを開発しているという噂は昨年の夏くらいから出た話です。思えばDJIがLマウントアライアンスに加盟したのは2022年6月のこと。DJIはRonin 4Dを投入しました。ですが?Ronin 4Dを使うのであれば別にEマウントで良いでしょうしRonin 4Dを使うためにLマウントを使う意味はほぼ無いと思うのです。 そもそもRonin 4Dという機材の特性から、その出荷台数はかなり限られていますし、あれを個人で所有する人というのはほぼ居ないと思います。となるとレンタル前提ですし、レンタルするのであればレンズラインナップが揃っているEマウントで使うのが前提かと思います。 一方で、DJIがLマウントアライアンスに加盟する背景には、アライアンスメンバーの立場を絶対のものとしつつ、他マウントの牙城を崩すくらいの戦略でLマウントの拡充を図り、ミラーレスカメラトップの座を狙うくらいの事があるのかもしれません。...

US配列を選ぶだけでMacBookが激安になるAmazonの不思議

2 months ago

Amazonのスマイルセールを始めているので色々と見ていたのですが、ふと気づいたことがあります。それは 「USキーボード配列の型落ちMacBookは日本語配列よりも安くなるケースがある」 ということ。 論より証拠ということで下記をご覧ください。 Apple 2022 13インチMacBook Air: 16GBユニファイドメモリ, 8コアCPUと8コアGPUを搭載したApple M2チップ, 256GB...

ついにFX3 / FX30でBlackmagicRAW(BRAW)収録が可能になった

2 months ago

本日2025年8月26日にSONYがFX3/FX30のファームウェアアップデートが公開されました。このファームウェアアップデートの目玉はBlackmagicRAW(以降BRAW)収録が可能になる点ですがこれらについて書いてみたいと思います。 なお、当方は普段からLUMIXではBRAW収録はしているものの、(何度か使っているものの)FX3/FX30ユーザーではありませんので実際の使用例を示すものではありませんが、それぞれ想定される必要事項などを記載していきます。 本件に関してですが、昨年秋にSONYがアナウンスしていたBRAW対応するよ!というアナウンスがありましたがそれがついに実現さ???たという形になります。(下記記事参照のこと) jp.pronews.com FX3/FX30でBRAW収録を可能にするには BRAW収録で必要なものは下記の5点です。 ・カメラファームウェアアップデート・Video Assist 12G HDRの導入およびアップデート・DaVinci Resolve STUDIOのアップデート・高品質なHDMIケーブル・Video...

MacBook Pro M4のバッテリーは本当に驚異的か? 実測で確かめてみた

3 months ago

MacBook Pro M4のバッテリーの持ちは尋常じゃない。M4に限らずAppleがAppleシリコンを採用してからというもの事あるごとに耳にしてきた話です。 M1搭載のMacBookは驚異的なバッテリーの持ちで話題になりましたが、特に今のM4チップ搭載のMacBook Pro M4はそれを上回るバッテリーの持ちとされています。 Apple公式サイトMacBook Pro M4ページより新しいMacBook ProのバッテリーはMac史上最長の駆動時間を実現。最大24時間も使えます。しかも高速充電により、約30分で50%まで充電可能です。電源に接続しなくても、すべてのモデルが変わらないパフォーマンスを発揮。だからバッテリーについての心配が減り、大切なことに取り組む時間が増えます。https://www.apple.com/jp/macbook-pro/測定条件:24GBのRAMと1TBのSSDを装???した10コアCPU、10コアGPUのApple M4搭載14インチMacBook Pro試作モデルを使用し、2024年8月から10月にAppleが実施したテスト結果によります。ワイヤレスインターネットのバッテリー駆動時間のテストは、Wi-Fiに接続した状態で、25の一般的なウェブサイトを閲覧して実施。ビデオストリーミングのバッテリー駆動時間のテストは、Wi-Fiに接続した状態で、1080pコンテンツをSafariで再生して実施。ディスプレイの明るさを最低輝度から8回クリックし、キーボードのバックライトをオフにしました。バッテリー駆動時間は使用条件と構成によって異なります。詳しくはapple.com/jp/batteriesをご覧ください。...

テレビに向けてリモコン操作すると世代がわかる

3 months ago

はじめに 今回もテクノロジ関係の雑記的な記事です。人は何気ない行動で世代がわかってしまうもの。その中でも、私が最近ハッとしたのが「リモコンの向け方」。テレビの前でリモコンを握ったとき、あなたはどちらですか?「ちゃんとテレビ本体に向けて押す派 」or 「向きなんて気にせず押す派」が世代で分かれるよね。というお話。 もちろんこれは赤外線のリモコンではなくBluetoothリモコンを前提にした話です。赤外線リモコンはあくまでテレビに向けなければ反応しないのは皆さんご存知だと思いますが、2021年以降発売された多くのテレビリモコンはほぼBluetoothリモコンになっているのでテレビに向ける必要はないのです。とはいえ、Bluetoothリモコンなのに未だにテレビに向けてリモコン操作してませんか?という話。 ウチにあるTV関係のリモコン左:赤外線オンリーのPanasonicのテレビリモコン(テレビに向けないとダメなやつ)中:FireスティックTV(音量/電源はTV側に赤外線送信するBluetoothとのハイブリッド)右:XiaomiのチューナーレスTVのリモコン(Bluetoothオンリー) 赤外線リモコン時代のクセ(昭和〜平成初期) 昭和〜平成初期に育った人は、ほぼ間違いなく「テレビに向けて押す派」です。うちの両親はBluetoothリモコンでも必ずテレビに向けるはず。理由は単純、当時のリモコンは赤外線式だったから。本体の受光部に向けないと反応しないし、途中に人や家具があると信号が遮られます。また、角度が悪いと全く効かないので、自然と「正しい構え(と言うべきか...)」が身につきました。さらに押し方も慎重で、しっかりと1秒くらい押し続けるのが基本(うちの父親がそんな感じ)。つい言ってしまう口癖は、「あれ、効かないぞ? ちょっと近づけてみろ」家族でのチャンネル争いも、この構え方から始まるのです(ホンマかいな)。 無線リモコン世代の感覚(平成後期〜令和) 一方、平成後期〜令和に育った世代は違います。最近のリモコンはBluetoothや無線式が主流でテレビに向ける必要がほとんどありません(FireスティックリモコンとかはBluetoothと赤外線のハイブリッドだったりするので使用するTVによってはTVに向けて操作する必要はありますが)。そのため、こんな光景が当たり前。・ソファに寝転んだまま、膝の上でポチ。・後ろを向いたままチャンネル変更。・なんなら別の部屋からでも効く。そしてつい言ってしまうのは、「なんか反応遅くない?」効かないときに向きを疑うより、まず遅延やペアリング設定を疑うあたりも世代感が出ます。 世代ギャップの面白さ...

SNS炎上の裏側──儲けたい人たちが投下する“燃料”

3 months ago

はじめに 今回は、当ブログのいつものネタとは異なり、この数年感じていた事を書きたいと思います。何かというとSNSの炎上の裏でかなり儲けている人がいるという仮説(というかほぼ確かなことですが)に関してです。ネットの炎上に便乗した形で「儲かる」だろうなというのは感じていましたし、これがネット社会のマネタイズの有力な手法であることは間違いないです。私自身少し前に軽く炎上していた件に関する考察記事を書いたことがありますが、その拡散力大きく、その様を見て、「そりゃ炎上を焚き付ける記事が増えるわな...」と強く感じた次第です。(こういった記事を書いている時点であんたも同じ穴の狢だという指摘はあろうかと思います。)私自身、当該記事をSNS上で拡散することは一切せず、Xなどでも一切触れずにいましたが、その記事の内容は瞬く間に多くの人の拡散されました。「全面表示のどこで閉じたら分かない嫌がらせのような広告」を貼っておけば、一ヶ月食べるのに困らないレベルの閲覧数だったと思います。 今回は、陰謀論的に見えるかもしれませんが、実際に炎???の裏ではこういったことが起きているという事について書いてみたいと思います。 ネットの炎上は自然発生的な側面もありますが、その炎上する過程でマネタイズしたいという一部の人で燃料を投下されているという事実があります。 この構造はネット/SNS社会になる前からもありますが、より顕著になったのがこの10年くらいだと思います。それはオールドメディアよりもはるかに厄介な存在かもしれません。 なお、私は、ネットメディア、旧来のマスメディアのどちら側の人間でもない中立な立場としてこれを書いているつもりです。また、収益を望まず信念を持って記事を書いている人もいますのでそういう方への批判は微塵もありません。むしろこういった構造になっているだろうというSNS、ネット構造理解のための備忘録です。 ネット上の炎上の参加者 現代のSNS空間は、情報が一瞬で拡散し、誰もが発信者になれる世界です。その中で最も注目を集めやすい現象のひとつが「炎上」です。炎上は一見、偶発的に発生するように見えますが、よく観察するとそこには明確な構造があります。 炎上の参加者は大きく2つに分かれます。 炎上の参加者 ・拡散する人たち(共感・反発で動く側) 感情的な動機でシェアやコメントを繰り返し、結果的に炎上を拡大させる。...