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電通報 | 広告業界動向とマーケティングのコラム・ニュース

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Last updated 1 day ago

“全社員参加の社歌動画” ゲットイットが社歌コンテストで得たもの

1 day ago

社歌は企業のパーパスアクションを駆動させる」ということを可視化し続け、毎年多くの感動を生み出してきた「社歌コンテスト」。 NIKKEI社歌コンテスト公式サイト ゲットイットは、2025大会で中小企業事業所部門の最優秀賞、水谷靖賞を受賞し、総合2位にも輝きました。全社員が参加する社歌動画は、テレビやSNSでも話題となっています。社歌コンテスト事務局を務める電通のプランナー江口露美が、ゲットイット代表の廣田優輝氏とプロジェクト責任者の藤澤哲平氏に、今回の取り組みの裏側を聞きました。 (右から)ゲットイット 藤澤哲平氏、廣田優輝代表、電通 江口露美氏 【NIKKEI社歌コンテスト】 日本経済新聞社主催、JOYSOUNDが特別協力する、企業・団体のパーパスを、歌と動画を通して体感できる社歌動画No.1決定戦。ウェブの一般投票や審査員審査を経て、決勝進出12社を決定。決勝はリアルイベントのプレゼンテーションと動画上映で順位を決める。単体企業の正式な社歌はもちろん、企業の非公式ソング、商店街や連合企業の応援歌、学校や自治体のテーマソング等あらゆる経済活動に関わる方々の思いが詰まった楽曲を「社歌」と捉えている。   2025決勝‼️🏆日経 #社歌コンテスト LIVE配信アーカイブ   パーパスやクレドに込めた想いを、心に届ける手段としての社歌...

これからのマーケティングに必須の“PR発想”とは?

1 day ago

データドリブンなマーケティングでクライアントを支えるべく、新時代のモデル「Marketing For Growth」を掲げる電通。 そんな電通で、これまでさまざまな形で「PR」に携わってきたメンバーが、統合プランニングやマーケティングに「PR発想」をプラスするためのバーチャル組織「PRUS(プラス)」を発足させました。 本連載では、PRUSメンバーが、まだまだ誤解されがちなPRの本質と、それがなぜ今あらゆる企業活動に必要なのかをひもといていきます。 初回は、日本を代表するマーケティング研究者である早稲田大学の恩藏直人氏をゲストに、PRUSメンバーの武居泰男氏と瀧澤菜穂氏が、PR発想についての見解を伺います。 2023年に日本マーケティング協会の理事長に選任された恩藏氏は、2024年、34年ぶりに「マーケティングの定義」を大幅に改訂しました。その「マーケティングの新定義」は、PRUSの目指すところとも合致するものでした。   マーケティングの定義が34年ぶりに刷新された 武居:今回、恩藏先生にお話を伺いたいと思ったのは、先生が日本マーケティング協会の理事長になってすぐに改訂に取り組まれた、「マーケティングの定義」がきっかけです。2024年に、1990年以来34年ぶりに刷新されましたね。 瀧澤:この2024年版「マーケティングの定義」の内容が、私たちが今電通内で取り組んでいる「PRUS」の活動理念ととても重なる部分があったので、今回、恩藏先生にその背景やご意図をお伺いしたいと思いました。私たちが目指しているのは、マーケティングにもっと「PR発想」をプラスしていこうというものです。 恩藏:マーケティングにもっと「PR発想」をという考え方は、全く同じだというのが第一印象ですね。ちなみに、定義といえば、PRの現在の定義はどうなっているんですか? 瀧澤:日本パブリックリレーションズ協会では、「パブリックリレーションズ(Public...

エッジ環境での生成AIの活用

2 days ago

この記事は、frogが運営するデザインジャーナル「Design Mind」に掲載されたコンテンツを、電通BXクリエーティブセンター、岡田憲明氏の監修でお届けします。 未来のIoT(モノのインターネット)を比較的少ないコストで実現するために、生成AIはその重点を「エッジ」の方へ移しつつあります。 「エッジ」とは、デジタル世界と物理世界が交差する場所のこと。私たちが使っている携帯電話やノートパソコン、そして物理世界をデジタル化し、変容させるセンサーやロボットアクチュエータなどのコネクテッドデバイスを指します。 本記事では、エッジAIが生成AIの次の最前線になる理由をひもときながら、「エッジ環境での生成AIの活用法」を探ります。 <目次> ▼「エッジ」こそが生成AIの次の最前線に ▼コスト面で見ると、エッジプロセッサ上の小規模モデルが有利に ▼生成AIがエッジ特有の価値を生かしたIoTの新たな時代を開く ▼エッジで得られる独自のトレーニングデータの有用性が高まる ▼これからは分野の壁を越えたアプローチとチームが求められる   「エッジ」こそが生成AIの次の最前線に...

「好き」を力に、日本の伝統文化の魅力を伝えたい

2 days ago

自分の「好き」を力にして仕事と向き合う──。今回、ゲストとしてご登場いただくのは、「日本の伝統文化」を若い世代にも広げていくべく活動している、狂言師・小笠原弘晃氏と、電通のプランナー/プロデューサー・大岩亮介氏。 家を継ぐことを義務付けられていない環境で狂言師を続ける小笠原氏と、「日本の伝統文化が好き」という気持ちを力にイベントのプロデュースなどを手掛ける大岩氏が、仕事の場で実際に取り組んでいることとは? 本記事が、従業員の「好き」を力に、企業文化を変革していくヒントになれば幸いです。   「日本の伝統文化」が好きで、「自命感」を持って活動している ──はじめに、大岩さんから自己紹介をお願いします。 大岩:電通のプランナー/プロデューサーとして、さまざまなクライアントさまのマーケティング戦略の立案やPRプランニング、イベントや空間のプロデュースなどを担当しています。文化に関する仕事により深く関わりたいと考えて、2025年1月に東京から京都へ移住しました。また、「好き」を起点に社員同士で交流し、互いのナレッジを見える化して仕事につなげる電通内のプロジェクト「BUKATSU」(詳しくはこちら)に参加し、「日本の伝統文化部」に所属しています。 ──大岩さんが、日本の伝統文化に興味を持たれたきっかけは何でしょうか? 大岩:大学3年次に交換留学でパリに滞在していた際、カフェで偶然隣の席に座ったフランス人に自宅の茶室に招待され、そこで初めて茶道の魅力に気づかされました。その後、東京で茶道宗徧流正伝庵(そうへんりゅうしょうでんあん)に入門し、日本の伝統文化の魅力にのめり込んでいきました。今では、いけばなや能楽の大鼓、坐禅など、日本の伝統文化のお稽古や体験に通うことが趣味になっています。 ──ありがとうございます。では、小笠原さんのご経歴を教えてください。 小笠原:2001年生まれで、能楽師狂言方和泉流野村万蔵家所属の狂言師として活動しています。日本の小学校を卒業後、フランスに留学し、パリの公立中学・高校を経て、現在はパリ第1パンテオン・ソルボンヌ大学に在学。狂言と同時並行で学業にも取り組んでいます。 ──中学入学時にパリに渡った理由は何でしょうか? 小笠原:私は3歳で狂言の初舞台を踏んだのですが、子どものころから狂言の世界に入る子は、狂言以外の経験として、中学・高校時代は部活動に専念する人が多いのです。でも父は、私に「違う個性を持たせよう」という考えがありました。...

【Business domain】

8 days ago

もし時間に余裕があれば、ミュージアムに行ってみよう。この手の提案にまったく反対ではないのだけれど、そもそもミュージアムって、なんだろう?という素朴な疑問が僕にはあった。 日本には、博物館と呼ばれる施設が世界の中でも多いらしい。文科省の実態把握調査によると6000施設近くある模様。日本における博物館は博物館法で規定されており、博物館、美術館、科学館、それから動物園や水族館なんかも博物館になる。 2019年、世界中の博物館や美術館、つまりいわゆるミュージアムの関係者を中心とした会議体「ICOM」が京都で開催された。開催前、僕はICOM会場でゲストをお出迎えする俵屋宗達筆の「風神雷神図屏風」と尾形光琳筆の「風神雷神図屏風」(ともに高精細複製品)の設置作業の場にいた。2つ並ぶと壮観だなぁ。満足感とともに東京に戻った。ということで、この国際会議の場での議論の内容は後から記事で知ることに(自分のエピソードを盛り込んだら、妙に言い訳めいた書きっぷりになってしまった)。 で、博物館法や国際会議なんかで提示されている基礎的なこととして、ミュージアムとは有形・無形の資産を「収集」「保管」「調査」し、「教育」するための機関である、ということ。これらの要素を見ると、なんともアカデミックな香りというか、へー、ミュージアムは研究機関なのかぁ、と。僕なんかは展覧会を見に行く、とか、動物園のパンダに会うために行列するといった一般人としての行動の側から認識しがちだから、このミュージアムのアカデミックな顔つきは別人のように思えてしまう。展覧会もパンダを見せることも「教育」に位置付けられており、いわば機能の一部のようだ。 博物館法というのは、1951年に制定されたもので、戦後、博物館を増やしていくために、登録すると優遇がありますよ(博物館登録制度)、そんな特徴も持って誕生したようだ。それにしても、スタートしたのはずいぶん昔だが、その頃の社会ってどんなだったのだろう? ◆ この博物館登録制度について、個人的に興味を持てた点が2つあった。まず、登録されているのは日本全国で1000施設超、ということ。ざっくり計算で1つの都道府県に20以上はあるということか。なかなか多いなぁ、多い?あれ、実態把握調査によると6000施設近くあるらしいのだから、登録しているのは2割程度? そしてもう一つ興味深いのは、登録の種類が「登録博物館」と「指定施設(かつての呼称は博物館相当施設)」の2種類あること。ちなみに登録していない約8割の施設を便宜上「博物館類似施設」と言うらしい。調べてみて、少し驚いた。日本における博物館の中の博物館としてぱっと思い浮かぶのは、個人的には東京国立博物館(東博)なのだが、東博はなんと指定施設。博物館法が一部改正されたのは割と最近のことなので、それまで東博は博物館相当施設と呼ばれていたということか!博物館オブ博物館の東博が「相当」って(制度設計上そうなってしまうことは理解できたが、言葉の印象ってあるよなぁ、と)。 ちなみに、東京ステーションギャラリーや東京オペラシティ アートギャラリーは「登録博物館」に分類されていた。ギャラリーという名称だけど博物館。言葉は多様だ。 博物館たる美術館(ミュージアム)もまた有形・無形の資産を収集・保管している、つまりコレクションを保有しているということになる、はず。しかし、日本で屈指の集客力がある国立新美術館はコレクションを保有していない。学芸員や教育普及担当、司書など、職員はきちんといる。しかしコレクションは、ない。そういうコンセプトに則し、国立新美術館の英語名称は、「The National...

当たり前を超えていく。エキナカ商業施設「エキュート秋葉原」とは?

10 days ago

成功しているビジネスだからこそ変えられないジレンマをどう乗り越えるか? 今までにないエキナカ商業施設を目指した「エキュート秋葉原」が2025年4月7日にオープンしました。新たなエキュートにすべく、何度も共創ワークショップを重ねる中で出てきたアイデアは、なんと70個以上。その中から、さまざまな挑戦が行われました。 本記事では、同プロジェクトを推進したJR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニー(以下、JR-Cross)新事業戦略部長の播田行博氏、「エキュート秋葉原」店長の西田宏氏と、プロジェクトに伴走した電通の高辺圭介氏、プランナーの菊池創造氏にインタビュー。これまでの当たり前を超えるために、どんな壁があり、それをどう乗り越えたのか、話を聞きました。 エキュート(ecute)とは JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニーが運営するエキナカ商業施設。デリ、スイーツ、イートイン(レストラン)、ベーカリーなどをメインに販売している。「エキュート秋葉原」には、24ショップがオープンした。 (左から)電通 菊池氏、JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニー 播田氏、西田氏、電通 高辺氏...

1300人で大合唱!?エフピコ、社歌コンテスト優勝の裏側

12 days ago

「社歌は企業のパーパスアクションを駆動させる」ということを可視化し続け、毎年多くの感動を生み出してきた「社歌コンテスト」。 NIKKEI社歌コンテスト公式サイト エフピコは、2025大会で社歌大賞ならびに弓狩匡純氏による審査員賞を受賞。2019年に「心に残る音楽賞」を受賞して以来、5年ぶりの挑戦で頂点に輝きました。2016年に社歌コンテストを立ち上げた電通のコンテンツプランナー森本紘平が、エフピコ代表取締役会長の佐藤守正氏とプロジェクト事務局の倉本英人氏に、今回の取り組みについて聞きました。 (右から)エフピコ 倉本英人氏、佐藤守正代表、電通 森本紘平氏 【NIKKEI社歌コンテスト】 日本経済新聞社主催、JOYSOUNDが特別協力する、企業・団体のパーパスを、歌と動画を通して体感できる社歌動画No.1決定戦。ウェブの一般投票や審査員審査を経て、決勝進出12社を決定。決勝はリアルイベントのプレゼンテーションと動画上映で順位を決める。単体企業の正式な社歌はもちろん、企業の非公式ソング、商店街や連合企業の応援歌、学校や自治体のテーマソング等あらゆる経済活動に関わる方々の思いが詰まった楽曲を「社歌」と捉えている。   2025決勝‼️🏆日経 #社歌コンテスト LIVE配信アーカイブ BARでの一言から誕生した社歌と、2019年の社歌コンテスト初挑戦...

「OVER THE SUN」プロデューサーに聞く、Podcast番組の作り方

12 days ago

2025年3月22日、日本のラジオは誕生から100年を迎えました。この節目にウェブ電通報では、ラジオの第一線で活躍されている方にお話を伺います。今回のゲストは、TBSラジオの人気Podcast番組「ジェーン・スーと堀井美香の『OVER THE SUN』(以下、OVER THE SUN)」のプロデューサー・吉田周平氏。 音声メディアが注目を集めるいま、Podcast(※)でさまざまなコンテンツが配信されています。本記事では、「OVER THE SUN」の制作秘話を交えながら、地上波ラジオとは異なるPodcastならではの番組作りや、リスナーとの信頼関係の築き方、ファンコミュニティの育て方について、電通メディアイノベーションラボの森下真理子氏がお話を伺いました。 ※Podcast:インターネットを通じて配信される音声や動画コンテンツサービス。自分の好きな番組を好きなタイミングで聴取できる。   ジェーン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」...

“みんな”に届くが当たり前。事業成長につながる、コミュニケーションデザインの新常識

15 days ago

写真左から、みんコミュ事務局の林孝裕氏、野村朗子氏、丸橋佳寿子氏 電通は国内電通グループ8社と共同で、“誰一人取り残されない”コミュニケーションの実現を目指す「みんなのコミュニケーションデザインガイド」を制作し、2025年1月28日より一般公開をしています。 本記事では、みんコミュ事務局のメンバーである野村朗子氏、林孝裕氏、丸橋佳寿子氏にインタビュー。ガイドの開発に至ったきっかけを深掘りしながら、みんなのコミュニケーションデザイン(以下、みんコミュデザイン)が、誰もが持つべきビジネスリテラシーの一つである理由やdentsu Japanが取り組む意義を語っていただきました。3人が考える、みんコミュガイドを賢く活用するヒントにも注目です。   ◎みんなのコミュニケーションデザインとは? コミュニケーションの対象には、年齢、障害の有無、ジェンダー、国籍など多様な特性やニーズのある受け手がいることを前提に、“誰一人取り残されない”みんなにとって理想的なコミュニケーションの実現を目指す考え方です。「みんコミュガイド」では、多様な「みんな」を知ることと、送り手と受け手の間に介在する多岐にわたるコミュニケーションメディアを取り上げ、必要な配慮や参考となる事例などを紹介しています。 「みんコミュデザイン」が、ビジネスパーソンの必須科目である理由とは? ──まずは、国内電通グループ各社が集結し、「みんコミュガイド」の制作に至ったきっかけを教えてください。 野村:2024年4月に「改正障害者差別解消法」が施行され、企業による障害のある方への合理的配慮が努力義務から「法的義務」になりました。こうした社会的な背景もあり、近年では事業を通じた顧客の多様性課題への対応を推進する企業も増えています。これまでは企業がDEI※というテーマを議論する際、どうしても人事や雇用、社内領域に関する取り組み、リスク対応などに終始しがちで、なかなか広がっていかないという課題がありました。 私自身、組織内のDEI推進に携わる業務を担当しており、この状況は非常にもったいないと感じていました。 林:DEIというと、人事などの専門部署の領域だと思われ、それ以外の人たちが意識する機会があまりないんですよね、自分には関係ないことと捉えがちというか……。 野村:そうなんです。あとは、2022年に誰一人取り残されないイベントの実現を目指す「みんなのイベント・ガイドライン」を制作して一般公開をしました。しかし、作って終わりというか、ガイドを活用して企業や業界の実装事例が次々と生まれるような広がりや浸透といった部分では、いまだ物足りなさを残す結果となっています。...

アイデアを100個出して満足しているあなたが次に考えるべきこと

16 days ago

  「まずはアイデアをたくさん出して発想を広げてみよう!」 新商品や新規事業を考えるビジネスパーソンが、一度は聞いたことのあるフレーズだと思います。 では、アイデアを出した後はどうするのか? ブレインストーミングでポストイットをたくさん貼ったのは良いけど、そこから何を生み出せばいいのか迷子になってしまう方も多いのではないでしょうか。 本稿では、これまで多くの企業で未来志向の戦略立案や新規事業開発を支援してきた電通コンサルティングの山本創と、電通コンサルティングOBにして現在はデザインファームのkenmaでヒット商品を連発する今井裕平氏が、アイデア出しをいかにして価値あるプロセスに昇華させるかについて考えます。 思いつきの羅列でもなく、型にはまった整理でもない、個人の自由な発想をビジネスの現場で生かすにあたって真に必要な心構えとは? <目次> ▼「フレームワークで整理する」の限界 ▼アイデアを「発想」するだけでは不十分!?  ▼情報のインプットは「イシューから“はじめるな”」 ▼「ウォント」と「主観」でコンサルティングは進化する 「フレームワークで整理する」の限界...

フィジカル×デジタルで挑む“未来のファッション教育”とは?Robloxと文化服装学院の共創

17 days ago

左からGeekOut SushiPa氏、電通グループ 森岡秀輔氏、文化服装学院 徳岡慧氏。同学院の「バーチャルファッションコース」専任講師兼クラス担任の徳岡先生を中心に、Robloxと共同開発した「デジタルファッションプログラム」の講師を務めた3人だ。SushiPa氏はアバターの姿で参加! 世界規模で急成長している「デジタルファッション」市場をご存知でしょうか? 2030年には約16兆円という市場規模に到達すると言われる、密かな巨大産業です。 世界的なファッションデザイナーを数多く輩出する文化服装学院では、デジタルファッションに対応できる次世代人材を育成するべく、2024年度から、新たに「バーチャルファッションコース」を新設しました。 3年次で編入できる選択学科となる同コースでは、後期にあたる2024年10月から5カ月間、没入型ソーシャルプラットフォームであるRoblox、GeekOutおよび電通グループと共同で、「デジタルファッションプログラム」の授業を行いました。 今回は、文化服装学院の徳岡慧先生と、共に講師を務めたGeekOutの3D CGアーティスト・SushiPa氏、電通グループの森岡秀輔氏の3人が、日本でも初めての試みとなったデジタルファッションプログラムについて振り返ります。 <目次> ▼21人の学生たちが、「フィジカル」と「デジタル」の二刀流を身に付けた...

これから始まる本当のDX!カギとなるのは「ゲーミフィケーション」

17 days ago

誰もが一度は「ゲーム」の魔法にかけられた経験があるのではないでしょうか? ゲームは、私たちを別の世界に誘(いざな)ってくれます。ゲームは、自分を超える挑戦の場にあふれています。そんな、ゲームが持つ人を夢中にさせる力をゲーム以外の分野で活用していくアプローチを、「ゲーミフィケーション」と呼びます。正攻法で解決できない課題があふれる現代社会だからこそ、課題解決の手段として“ゲームの力”が注目されています。 本記事では、ゲーミフィケーションの考え方や、その技術がDX領域にもたらす新たな価値やメリットをご紹介します。さらには内発的な動機づけをベースにセガ エックスディーが開発した、“つい、したくなる”体験の設計手法「ゲームフルデザイン」について、セガ エックスディー 取締役 執行役員 COOの伊藤真人がお伝えします。 なぜ“本当のDX”はツールの導入だけでは進まないのか? DX(デジタルトランス???ォーメーション)は、2020年頃から各産業において加速度的に拡大しました。一方で、デジタルソリューションやツールの導入は進んだものの、うまく活用されていないという企業の声をよく耳にします。 たとえば、「営業ツール」を導入するケースの事例をご説明します。ある企業で営業データを分析し、業績改善を目的に営業メンバーが活用できるツールを導入したものの、日々の営業進捗を入力するのが「面倒」といった人的(心理的)理由により、入力漏れや入力はされているが情報が少ないといった事象が発生しました。 こうなると一次情報が集まらないため、営業分析を推進するという目的を果たすことはできません。...